碧血碑(へっけつひ)へ箱館戦争で戦死した土方歳三らの霊を祀る

函館碧血碑

新選組に興味を持つと江戸時代末期から明治時代まで戦われた「箱館戦争」で、新選組最後の地でもある函館に訪れたら、新選組ゆかりの地を巡る旅をしたいと思いませんか?

箱館戦争の舞台でもある「五稜郭」を訪れるのは当然で、さらに土方歳三を含め約800名もの旧幕府軍の兵士を祀る慰霊碑でもある「碧血碑」は見逃すことができない観光スポットです。

「碧血碑」はあくまでの慰霊碑なので、静かに手を合わせる気持ちで訪れてみませんか?

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北海道松前・知内江差・乙部
目次

函館山の麓の碧血碑(へっけつひ)

谷地頭電停から碧血碑までの道のり

函館市電を降りて右に曲がり緩やかな上り坂を函館山方面へ400mほど歩くと大きな鳥居が見えてきて、その奥に函館八幡宮にたどり着いたら左折します。

碧血碑付近の函館八幡宮大鳥居
碧血碑付近の函館八幡宮大鳥居

住宅街ですが坂がだいぶ急になってここまで特に目印がありません。

碧血碑までの道のり

少々不安になりましたが、300mほど進むと「碧血碑」と書かれた小さな案内板がありますので、右に曲がります。

碧血碑と函館八幡宮案内板

道はさらに登り坂でまだまだ続きそうで、遠くに階段が見え、まさかあんなとこ行くのかな?と不安になりますが・・・

碧血碑までの道のり2

さらに進むと、やっぱり道なりに進めば函館八幡宮へ行くことができますが、碧血碑への方角は階段の方で矢印だけの看板が設置されています。

碧血碑までの道のり3

矢印に近づいて見ると、碧血碑へは壊れた看板の通りに左側の階段を昇っていきます。

壊れた碧血碑案内板
「碑」だけ見えたので間違いないですね

階段を昇り終えるとまた道路になり、今度は分かりやすい「碧血碑」への案内板が設置されているので案内通り左へ曲がります。

碧血碑と函館八幡宮案内板2
案内板は左が碧血碑、右が函館八幡宮です

ずいぶん登ったのでちょっと一息、ここから振り返ると谷地頭電停からずいぶんと登ってきていることが分かります。

碧血碑までの道のり4
谷地頭電停から徒歩10分経過

車1台分しか通れないような細い道なのですが、歩いて行くと右に妙心寺が見えるのでそのまま通り過ぎます。

碧血碑途中の妙心寺
碧血碑途中の妙心寺

そして左を見ると函館市街が綺麗に見えます。

碧血碑途中の妙心寺付近から函館市街方面
碧血碑途中の妙心寺付近から函館市街方面

舗装された道が終わってしまいますがそのまま進むと「碧血碑」の案内板が現れます。

碧血碑までの道のり5

右の階段を昇れば到着します。

碧血碑まで最後の階段
碧血碑まで最後の階段

ここまでは、舗装された道路だったので気になりませんでしたが、この階段から先は土なので雨が降った後や冬場の雪のシーズンは泥だらけになるかもしれませんのでご注意を。

階段を昇りきって谷地頭電停からから徒歩15分、やっと碧血碑へたどり着きました。

碧血碑広場

他の観光客が誰もいなかったのでとても静かな場所で、鳥の鳴き声しか聞こえませんでした。

階段を昇り終えると小さな広場に屋根付きの休憩スペースとベンチがあり、そして高さ6mほどの大きな「碧血碑」と書かれた慰霊碑が見えます。

碧血碑広場と小屋
碧血碑広場と小屋

そして、碧血碑建立に関する案内板、左には柳川熊吉翁の碑もありました。

碧血碑の柳川熊吉翁碑
碧血碑の柳川熊吉翁碑

11月中旬に訪れたので気温も10℃に届かない状況で寒いのは当然なのですが、碧血碑広場について大きな慰霊碑を見ると更に身の引き締まる思いがしますので、手を合わせて静かにお祈りしました。

函館碧血碑
函館碧血碑

また、箱館戦争の慰霊碑という事で土方歳三も祀られているので新選組ファンが訪れる人気スポットにもなっていますし、「戊辰戦争終結150年記念プロジェクト」も行われていて全32カ所のモニュメントの1つが設置されたので、訪れる人が増えていますので、函館観光スポットとして注目を集めています。

みなみ北海道最後の武士達の物語

函館市を中心に道南エリア11市町村が共同で行っているキャンペーン「戊辰戦争終結150年記念プロジェクト」で、戊辰戦争(箱館戦争)に関わった歴史上の人物として、碧血碑広場にも「旧幕府軍戦死者への鎮魂ー碧血碑」としてモニュメントが設置されています。

碧血碑とみなみ北海道最後の武士達の物語
碧血碑とみなみ北海道最後の武士達の物語

碧血碑にあるモニュメントは16番目で榎本武揚の写真が表されていますので、函館観光の際は忘れずに訪れてみてはいかがですか?

碧血碑 滞在時間

碧血碑全体
碧血碑全体

碧血碑までの道のりが登り坂と階段で少し休んで手を合わせていただけなので、 碧血碑滞在時間15分です。

そして、函館市電の谷地頭電停を下車して碧血碑まで行き、再び谷地頭電停に戻ってくるまでが45分かかりましたので、訪れる際のスケジュールを立てる参考にして下さい。

アクセス(電車・バス)

【最寄り駅】JR函館本線・函館駅

北海道新幹線の新函館北斗駅から普通列車で26分、快速はこだてライナーで最短19分で行くことができ、料金は440円です。

特急北斗を利用しても快速函館ライナーと時間は変わらず、特急料金320円が加算されて760円となります。

JR函館駅ワイド
JR函館駅

【路面電車】函館市電・谷地頭電停

函館駅から真っすぐ200mほど離れた函館市電の函館駅前電停から谷地頭行きで14分・230円です。

電停から碧血碑まで800mほどですが、函館山の麓にあるので上り坂と階段なので徒歩16分かかりました。

函館市電谷地頭電停
函館市電谷地頭電停

【路線バス】函館バス・谷地頭温泉バス停

函館駅目の前にある函館駅前バスロータリー3番のりばから53系統の谷地頭温泉行きバスで、27分・210円です。

谷地頭電停から300mほど碧血碑寄りに谷地頭温泉バス停がありますので多少近くはなりますが、12分~15分間隔で運行されている函館市電と比べると、1時間~2時間に1本しかないバスなので、函館市電で訪れることをおススメします。

時刻表

碧血碑がフリーエリア内になっているお得なきっぷは「はこだて旅するパスポート」「はこだて縄文めぐりパスポート」「かんぱす」「共通乗車券」「市電1日乗車券」など複数ありまます。

アクセス(マイカー・レンタカー)

函館空港から国道278号線を通り約11㎞・25分程で谷地頭へ行くことができます。

碧血碑基本情報

住所北海道函館市谷地頭町1
営業時間いつでも可
料金無料
公式サイト函館市観光部
駅からバスJR函館駅からバス利用可

駐車場

碧血碑には駐車場はありませんので、函館市電で訪れることをおススメします。

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