列車の停車しない駅で有名だった江差線の「天の川駅」は、湯ノ岱駅と宮越駅の間「上ノ国町」にあったのですが、実はJRに存在しない駅でモニュメントとして鉄道駅風に建造された構造物なんです。
観光スポットとして近くに天の川という名前の川が流れていることから、江差線の線路沿いに1995年に建てられましたが、当然駅ではないので列車は全て通過して停まる事はありませんでした。
当然ながら線路脇に天の川駅のモニュメントがあったために、近づくことができませんでしたが、2014年に江差線が廃線になり自由に立ち入ることができるようになりましたので、訪れてみてはいかがですか?
天の川駅モニュメント
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】 北海道新幹線・木古内駅
江差線・木古内~江差間に「宮越駅」がありましたが、北海道新幹線開業の2年前2014年に廃線と共に廃駅となり、もう存在しないので最寄り駅は北海道新幹線と道南いさりび鉄道の木古内駅になります。
函館駅からだと道南いさりび鉄道が函館駅まで乗り入れているので、乗り換えなしで約1時間・1,170円です。
路線バス
函館駅から乗り換えなしで上ノ国町へ行くバスはありませんので、木古内駅から函館バス631・632系統で江差方面へ行くバスで、宮越駅跡のそばにある「宮越」バス停で下車して歩いて約2㎞戻った場所で、バスでも通ってきた道道5号線(江差木古内線)沿いにあります。
バス乗車時間は約60分・850円です。
バスの本数が1日6往復しかありませんが、時間帯により1時間半後には次のバスが来るので「天の川駅」まで徒歩30分程かかり滞在時間30分確保できるので、ちょうどいいですよ。
「江差・松前周遊フリーパス」利用ならば、フリーエリア内なので追加費用無しで行くことができますので、行かなきゃ損ですよ!

アクセス(マイカー・レンタカー)
函館空港から国道228号線を通り約80㎞・約1時間40分程で天の川駅モニュメントへ行くことができます。
また、年間通して販売されているわけではないのですが、NEXCO東日本ではETC専用の高速道路版フリーパスを期間限定で販売していますので、お出かけ前には要チェックです。

駐車場
駐車場はありません
住所 | 北海道檜山郡上ノ国町早瀬 |
営業時間 | いつでも可 |
料金 | 無料 |
公式サイト | なし |
駅からバス | 木古内駅からバス利用可 |
江差線・天の川駅モニュメントに行くならば、同じ江差・上ノ国・乙部町エリアにある観光スポットへ訪れてみませんか?

江差・上ノ国・乙部エリア
函館から北西へ1時間30分、松前から北へ1時間40分ほどで行くことができ「江差・松前周遊フリーパス」のフリーエリアになっている函館観光スポットをご紹介します。
日本海側に移動できるので夕日がとても綺麗に見られる場所が多くありますので、それまでに新選組や土方歳三ゆかりの地の江差など観光を済ませてることをおススメします。
画像:⼀般社団法⼈東北観光推進機構より 画像:江差町より 開陽丸とえびす浜 えさし海の駅開陽丸 旧檜山爾志郡役所 江差線駅パネル

その他の道南エリアおススメ観光スポット

函館は北海道の道南エリアの中心ですが、道南エリアと言えば松前半島を指す事が多いのですが、ぐるっと回ろうとするとなんと300㎞もありますので、東京から新潟までの距離になるのでとても1日じゃ無理です。
函館イーストエリアだけでも2日間欲しいぐらいですが、レンタカーを使って強行スケジュールで回る事は可能ですが、鉄道やバスのフリーパスを使う事を考えて交通の利便性に合わせて、道南エリアを4つに分けて観光する事をおススメします。
函館市内エリア
初めての函館観光ならば函館駅中心に10㎞圏内に観光スポットが集まっているので、路面電車と市バスのフリーパスを使って訪れることができます。
また、新選組や土方歳三ゆかりの地も多く集まっているのでファンの方々が訪れる地へも、レンタカー不要で行くことができる基本の函館市内観光スポットをまとめています。
五稜郭タワー函館パネル トラピスト修道院聖堂 函館湯倉神社兎の石像なでうさぎと鳥居 称名寺土方歳三供養碑記念品 一本木関門跡 七財橋から函館金森赤レンガ倉庫ライトアップ

大沼公園や函館イーストエリア
函館周辺エリアとして代表的な函館イーストエリア。
大沼公園を代表として、しかべ間歇泉公園・世界遺産の大船遺跡・垣ノ島遺跡・恵山公園などへ「はこだて旅するパスポート」を利用して電車とバスでも行くことができるので、訪れてみてはいかがですか?
大沼公園湖月橋南側 しかべ間歇泉 大船遺跡竪穴式住居骨格 三味線滝と案内板 函館恵山岬灯台と石碑 新函館北斗駅停車中の北海道新幹線

木古内・知内・松前エリア
函館から西へ30分~3時間ほどで行くことができ「はこだて旅するパスポート」や「江差・松前周遊フリーパス」のフリーエリアとなっている函館周辺の観光スポットをご紹介します。
函館から木古内までならば、函館駅周辺や湯の川温泉へ宿泊でも移動時間が少なくなりますが、知内や松前までならば木古内宿泊か松前宿泊を考えないと移動時間がかかり過ぎます。
青函トンネルメモリアルパークからの竜飛岬 知内町重内神社展望台より撮影 トラピスト修道院 道南トロッコ鉄道 松前城と桜 北海道青函トンネル記念館
