江差町からも木古内駅からも函館駅からもバスで行くことができる道南・桧山地方の乙部町の海岸線には、海底の砂が堆積してできた地層が隆起したので、白亜の断崖とも呼ばれていますので訪れてみてはいかがですか?
青い空と海に中にミルフィーユのように何層にも重なった地層がむき出しで見られる景色は神秘的ですよ。
白亜の断崖・館の岬(たてのさき)

江差町中心部の「いにしえ街道」から北へ15㎞ほどへ行くと乙部町になり、白い断崖絶壁の地層が見られるビュースポットとして有名です。

訪れた2022年4月は、残念ながらこの先の国道が通行止めになっていたので近寄ることができなかったので、EOS Kiss Mの望遠レンズで覗いてみると、細かく何層にも地層が重なり合ってできているのが良く分かります。

館の岬は国道229号線沿いにあり、駐車場も完備されているのでレンタカーやマイカーでも訪れやすいですよ。
運良く、誰もいなかったので貸切状態と快晴で風も弱かったので、海を眺めながら波音を聞き、ちょっとのんびりと休憩して過ごしました。
よくよく考えたら、海の中にあった砂が堆積して固まり、何層にもなったものが地殻変動で隆起してできた館の岬って、自然の力はすごいですね。
乙部町館の岬滞在時間
レンタカーで訪れて館の岬駐車場に車を止めて、景色を眺めて写真を撮っただけでしたので乙部町館の岬滞在時間は15分でした。

個人的おススメ度は、道南檜山地方を訪れるならば必ず見ておきたい絶景スポットなので超おススメです。
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】北海道新幹線・木古内駅
JR江差線の終着駅「江差駅」でしたが、北海道新幹線開業の2年前2014年に廃線と共に廃駅となり、もう存在しないので最寄り駅は北海道新幹線と道南いさりび鉄道の木古内駅になります。
函館駅からだと道南いさりび鉄道が函館駅まで乗り入れているので、乗り換えなしで約1時間・1,170円です。
【路線バス】函館バス・館浦バス停
函館駅や木古内駅から乙部町の館浦バス停へ直通するバスはありませんので、一旦江差バスターミナルへ行き、624系統の熊石行きバスに乗り換えます。
江差バスターミナルまで直通バスがある函館駅からは約2時間30分・1,900円、木古内駅からは約1時間30分・1,150円です。
江差バスターミナルから館浦バス停までは約40分・790円、バス停下車してから150mほど歩けば到着します。
「江差・松前周遊フリーパス」利用ならば、函館駅から木古内・江差・館浦もフリーエリア内なので、往復利用するだけでもお得になるので使わないなんて損ですよ!


アクセス(マイカー・レンタカー)
函館空港から国道227号線を通り約80㎞・約1時間10分程で乙部町館の岬へ行くことができます。
駐車場
館の岬ビュースポットには専用駐車場が4台分あり、無料で利用できます。
住所 | 北海道爾志郡乙部町館浦135 |
営業時間 | いつでも可 |
料金 | 無料 |
公式サイト | 乙部町 |
駅からバス | 江差からバス利用可 |
江差や乙部周辺にも数は少ないですがビジネスホテルや旅館がありますが、函館市内のホテルよりも割高になり、朝食サービス競争も無いのでマイカーやレンタカー利用ならば、函館市内から日帰り圏内なので朝食競争が激しい函館駅前周辺のホテルをおススメします。
函館宿泊ホテルのおススメは、函館駅から300mで函館朝市にある「東急ステイ函館朝市 灯の湯(あかりのゆ)
部屋には電子レンジ・全自動乾燥洗濯機・加湿付空気清浄機・部屋着まで完備されていますが、駐車場は隣接のコインパーキングが別途1日1,000円必要です。
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