今は無きJR江差線の終着駅でもある江差町は、江戸時代に日本海の貿易拠点として栄えていたので、ニシン取引などの問屋・蔵などの歴史的建造物が多く保存されて「いにしえ街道」として2004年に再整備されました。
同じ道南エリアで歴史的建造物が見られる函館は洋風建造物が多く立ち並び、ここ江差町の「いにしえ街道」には江戸時代の町並みと建造物を歴史探検旅行として両方楽しみに訪れてみませんか?
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江差町の江戸の町並み「いにしえ街道」
![江差いにしえ街道](https://tripbowl.net/wp-content/uploads/2021/07/8414153ce89e44ba2776c934a7d0f13f-1024x682.jpg)
再整備され電柱の地中化されていたので江戸末期からの町並みが見られる約1㎞続く「いにしえ街道」は、函館中心部と比べれば、観光客も少なかったのでのんびり、ゆったり、自由気ままに歩くことができます。
アネロイド気圧計塔
![江差いにしえ街道アネロイド式気圧計](https://tripbowl.net/wp-content/uploads/2021/07/89e8d2810b944e595c6db6c76653c5f1-1024x682.jpg)
いにしえ街道の入口でもある姥神交差点からすぐのところに「アネロイド気圧計塔」があり、時計台の小さいものかと思って覗いてみると気圧計でした。
昭和3年に設置されて、漁師たちが出港前に見て気圧によって天気を表していて、当時の天気予報として使われていたようです。
旧中村家住宅
![江差いにしえ街道旧中村家住宅](https://tripbowl.net/wp-content/uploads/2021/07/abc2af1d38010804513718a4ac8515b8-1024x682.jpg)
いにしえ街道の中心部付近にあり、国の重要文化財に指定されていて江戸末期から明治中期にかけて建てられました。
当時の繁栄ぶりを表した立派で大きな建物で、住宅と店舗を兼ねていたそうで、毎日9時~17時まで一般開放されていて、大人300円・子供100円で内部を見学することができます。
旧檜山爾志郡役所
![江差線駅パネル](https://tripbowl.net/wp-content/uploads/2021/07/IMG_9772-2-1024x573.jpg)
旧中村家住宅を背に急勾配の坂を登ると、土方歳三ゆかりの「嘆きの松」で有名な旧檜山爾志郡役所があり、現在は江差町の郷土資料館となっていて、ニシン漁や旧JR江差線の資料館もあり、大人300円・子供100円で内部を見学することができます。
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江差追分会館
![江差追分会館](https://tripbowl.net/wp-content/uploads/2021/07/20f8d289dd7ecd987c80e736c170b8e9-1024x682.jpg)
旧中村家住宅から国道方面に少し歩くと、江差町役場の隣に顔パネルと何やら音楽が流れている場所があります。
ここ「江差追分会館」には山車が収められていて、江差追分と北海道民謡が実演されていたので、音が聞こえてきたのでした。
入場料は大人500円・子供250円で見学でき、江差地方の文化継承について学ぶことができます。
真宗大谷派江差別院
![江差別院入口](https://tripbowl.net/wp-content/uploads/2021/07/a86e72b8095bdd0b8a53462d93d01c5d-1024x682.jpg)
約1㎞歩いたいにしえ街道終着点の中歌町付近に1700年頃に建てられた本願寺江差別院があります。
階段を登って振り返ると江差の街並みと海が一望でき、松前や五稜郭公園ではソメイヨシノの開花宣言が出ましたが、目の前にある桜の木はまだつぼみが固く閉ざされていました。
![江差別院からの眺望](https://tripbowl.net/wp-content/uploads/2021/07/ae5b5545603bc1e11befa5671c177050-1024x682.jpg)
そして、江差別院には大きな瓦屋根の本堂があり、威厳を感じました。
![江差別院本堂](https://tripbowl.net/wp-content/uploads/2021/07/74f5a4bf38ed94f832499f1c290357fa-1024x682.jpg)
ここまでおよそ1㎞の昔懐かしの街並み「いにしえ街道」もここでおしまいで、約20分ほどで歩きました。
![江差いにしえ街道中歌標柱](https://tripbowl.net/wp-content/uploads/2021/07/bedb55bb256ac74214e077e6eb299369-1024x682.jpg)
江差名物ニシンそば
![江差にしんそば](https://tripbowl.net/wp-content/uploads/2021/07/7c1f7a69ce29677aa0ce06119915a5b5-1024x682.jpg)
江差いにしえ街道を歩いて気づいたのですが、お昼時にもかかわらず名物のニシンそばを食べることができるお店が見当たらず、旧江差駅があった場所へ向かう事にしました。
![](https://tripbowl.net/wp-content/uploads/2021/07/8743198f519a92f6ce643f5b1e6d7610-300x200.jpg)
すると、いにしえ街道の入り口から坂を登ったところにすぐにニシンそばののぼりを見つけることができました。
![江差ニシンそばつるみ食堂](https://tripbowl.net/wp-content/uploads/2021/07/6d7ed4c99afa6b4104e605a9906ba86b-1024x682.jpg)
ニシンは甘く煮てあり、出汁がきいた蕎麦つゆが、とても美味しくてあっという間に食べ終わってしまいました!
時刻は13:00過ぎなので、次は江差のシンボル「かもめ島」を一周散策しに行きました。
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いにしえ街道滞在時間
江差町のいにしえ街道の入り口にもなっている姥神町交差点から、約1㎞続くいにしえ街道の町並みを見ながら歩いて江差別院がある交差点まで往復して約40分、高台にあるつるみ食堂でにしんそばを食べたら、江差町いにしえ街道滞在時間は1時間10分でした。
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個人的おススメ度は、営業中の飲食店が「いにしえ街道」内に無かったので、ちょっと残念でしたが町並みは最高に良かったでした。
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】北海道新幹線・木古内駅
JR江差線の終着駅「江差駅」でしたが、北海道新幹線開業の2年前2014年に廃線と共に廃駅となり、もう存在しないので最寄り駅は北海道新幹線と道南いさりび鉄道の木古内駅になります。
函館駅からだと道南いさりび鉄道が函館駅まで乗り入れているので、乗り換えなしで約1時間・1,170円です。
【路線バス】函館バス・姥神町フェリー前バス停
函館駅から函館駅前バス停1番のりばから函館バス610系統で江差バスターミナル行きは発着し、「姥神町フェリー前」(うばがみちょう)バス停下車してすぐです。
バス乗車時間は約2時間15分・1,900円です。
または、木古内駅から函館バス631・632系統で江差方面へ行くバスで「姥神町フェリー前」まで、バス乗車時間は約1時間35分・1,250円でも行くことができます。
「江差・松前周遊フリーパス」利用ならば、フリーエリア内なので追加費用無しで行くことができますので、行かなきゃ損ですよ!
アクセス(マイカー・レンタカー)
函館空港から国道227号線を通り約80㎞・約1時間10分程でいにしえ街道へ行くことができます。
江差町いにしえ街道基本情報
住所 | 北海道檜山郡江差町姥神町 |
営業時間 | いつでも可 |
料金 | 無料 |
公式サイト | 江差町観光協会 |
駅からバス | 函館駅からバス利用可 |
駐車場
江差町役場の駐車場が無料で利用できます。
江差町周辺の人気ホテルやお得なクーポン
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部屋には電子レンジ・全自動乾燥洗濯機・加湿付空気清浄機・部屋着まで完備されていますが、駐車場は隣接のコインパーキングが別途1日1,000円必要です。
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