エクセルで数を数える関数を探すとCOUNT関数が真っ先に見つけることができますが、似たようなCOUNT関数がなんと他に4つもあり、どれを使っていいのか迷ったことはありませんか?
実は数えたい値やデータによって使い分けられるようになっていますので、ご紹介いたします。
COUNT関数
エクセルに標準機能として用意されている関数「COUNT関数」は、数値が入力されているセルの数を自動取得することができるので、ここではCOUNT関数の使い方についてご紹介いたします。
=COUNT(数値が入力されているセルの範囲)
COUNT関数の使い方
下の図のようにテストの結果を一覧とした表で、各科目の点数(セルC列~セルE列)を入力すると受験科目数をセル「H列」に「COUNT関数」を使用して表示させます。

=COUNT(C8:E8)
セルC8の英語の点数セルD8の数学の点数、セルE8の国語の点数が入力されている数=受験科目数を数えてセルH8に表示しているので、全て受験して点数が入力されているので「3」が表示されています。

数えられる値は数値のみで文字は数えてくれません!
文字とは「あ」「A」「記号」などです。
もちろん空欄セルも数えません。
これで、セルの値が全て数字の場合は入力済みセルの数をかぞえることができるようになりました。
でもセルの値は数字だけでななく、アルファベットや文字が入力されている場合も数えられるようになると便利ですよね。
COUNTA関数の使い方(入力済みセル全ての値)
エクセルに標準機能として用意されている関数「COUNTA関数」は、入力済みセルの数を自動取得することができるので、ここではCOUNTA関数の使い方についてご紹介いたします。
=COUNTA(値が入力されているセルの範囲)
使い方はCOUNT関数と同じでCOUNT➡COUNTAとするだけです。



これで数字も含めて、文字・アルファベット・記号も含めて、入力済みセルの数を数えられるようになります。
COUNTBLANK関数の使い方(空欄セルを数える)
個人的には一度も使ったことがないCOUNTBLANK関数、なぜなら空欄セルの数を数えなければならないという実例がないのです。
試しにCOUNTBLANK関数使ってみましたが、確かに数えることができました!


条件に一致するセルの数を数えるには
ここまでは、セルの数を数えるというCOUNT関数の基本の話をしましたが、これだけでは足りません。
そうです、点数が400点以上の人数を数えたいとか、300点以下の”不合格”の人数を数えたいとか、様々な条件に一致する人数を数えたいということが必ずあります。
そんな時は、COUNT関数のお友達COUNTIF関数やCOUNTIFS関数で解決できます。
合わせてマスターすることをおススメし、使いこなせばデータ入力での誤入力(重複入力)してしまった時に警告メッセージを表示してお知らせしてくれることもできるようになりますよ!




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