こんにちは、とりっぷぼうるです。
元々エクセルとは全く縁のない生活をしていましたが、人員不足などで少しでもデータ入力作業や集計作業を効率化するしか方法が無く、仕方がなくエクセルに取り組み始まました。

作業効率化にはユーザーフォームを使いますが、様々な計算などはエクセル関数が必須です。
エクセル関数を使うことができないと、VBAどころじゃありませんし、成績表も作る事ができないのです。
当然ながらエクセルの専門知識もなく、学校に通うこともできずにただ単にエクセルの書籍とにらめっこしながら取り組んでいます。

でも書籍のままだと実用的でないことが多く、エクセル関数を組み合わせてみたら動いた!という実用例・体験談を書いています。
エクセル(Excel)数式の結果が「#VALUE!」とエラー表示
ボウリングリーグ戦の成績表をエクセルで作っていて、参加者成績一覧表で「#VALUE!」になる事があります。
それが全ての参加者の成績ではなくて一部だから不思議です。
でも、エクセルがエラー(数式の参照する値が正しくない)だっていうのだから何か原因があるはずで、「#VALUE!」表示のあるまま印刷して参加者の方へ成績表として配布することはできません。
エラー表示のセルにある「」マークをクリックしてみると、
「数式で使用されるデータの形式が正しくありません」と表示され、ヘルプを見るとこのように表示されます。
エラー値 #VALUE! を修正する
入力した数式に問題があるか、参照先のセルに問題があります” と Excel が伝えていることを意味します。このエラーはあまりにも一般的で、正確な原因を見つけるのは困難なことがあります。このページの情報には、よくある問題とエラーの解決策が表示されています。特定のエラーを修正するには、1 つ以上の解決策を試す必要があります。
これだけ見てもよくわかりませ~ん
例えが一般的ではないですが、ボウリングのリーグ成績表では3ゲームのスコアーを参加者別に入力します。
スコアー入力時に150点とか200点なんて「点」までは入力はしません。
150や200と半角数字で入力します。
「点」まで入力してしまうと、入力したセルを【文字列】と判別されてしまいエクセル数式では「#VALUE!」が表示されます。
ボウリングのリーグ戦での成績表で一番多いケースはお休みによるスコアー無し!です。
ボウリングのリーグ戦のルールはさて置き、お休みによるスコアー無し=個人成績表の当日成績が空欄となってしまうのです。
この為に、参加者全員の成績一覧表では空欄のセルからエクセル数式によりデータを見つけてくるので「#VALUE!」エラーが表示されてしまします。
「#VALUE!」エラー表示セルを空欄にする方法
最初にも書きましたが、参加者全員の成績一覧表なので「#VALUE!」エラー表示のままボウリングリーグ参加者に配布できません。
だからといって、お休みの参加者のスコアーに「0」を入れてしまうと、投げたスコアー0点が3ゲームと判別されてアベレージやゲーム数が誤った数字になってしまうので、この方法はダメです。
簡単な解決法としては、成績一覧表の「#VALUE!」エラー表示のセルにエクセル数式を加えて空欄にしてしまいましょう。
エクセル(Excel)のIFERROR関数は、数式の結果がエラーとなる場合には任意の指定した値を表示させることができて、それ以外(エラーではない)の場合には計算された数式の結果を表示させることができます。
関数 | 説明 |
IFERROR関数の使い方 | IFERROR(数式の値,エラー表示時の任意の値) |
数式の値 | 元々のエラー表示がでてしまう数式の値 |
エラー表示時の任意の値 | 空欄「””」ゼロ「0」休み「”休み”」など |
ここでは、お休みの時のエクセル数式対象のセルが空欄の時に「#VALUE!」エラー表示が出てしまうので、この場合は空欄にしてスコアーが入力されている時は、入力済みスコアーを表示って事です。
IFERRORで対応できるエラーの種類は7つあります。
- #VALUE!
- #N/A
- #REF!
- #NAME?
- #DIV/0!
- #NUM!
- #NULL!

Excel-VBAを使えば数分かかる作業がたったの1秒で終了しますよ!