エクセルで乱数表を簡単に作れるRAND関数とRANDBETWEEN関数

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EXCELのセルにランダムな数字を自分で考えて入力するのはとても大変なので簡単に作れないかと思ったことありませんか?

エクセル関数を使えば範囲指定して乱数を作ったり、乱数を固定したり毎回変化させたりすることもできるようになりますので使い方をご紹介します。

エクセル関数で乱数表

エクセルで乱数を発生させてセルに入力できる関数はRAND関数とRANDBETWEEN関数とRANDARRAY関数の3種類あります。

RAND関数

RAND関数を使うと0以上で1未満の小数点以下の数字での乱数を作り出してくれ、再計算されるたびに新しい乱数に入れ替わります。

RAND関数
RAND()とするだけ
RAND関数

=RAND()

小数点以下の乱数を発生させたいセルにRAND関数を使えば、簡単に乱数を作ることができます。

RAND関数
RAND関数コピーすれば好きな範囲に乱数発生

ちなみに再計算させる簡単な方法は、どこでも構わないので使っていないセルをダブルクリックしてエンターキー押せば数字が変わります。

RANDBETWEEN関数

RANDBETWEEN関数を使うと指定した範囲内の値から整数で乱数を作り出してくれ、再計算されるたびに新しい乱数に入れ替わります。

RANDBETWEEN関数
RANDBETWEEN(最小値,最大値)
RANDBETWEEN関数

=RANDBETWEEN(50,100)

整数で最小値と最大値を入れてセルにRANDBETWEEN関数を使えば、上記の場合50~100の範囲で簡単に乱数を作ることができます。

RANDBETWEEN関数2
RANDBETWEEN関数コピーすれば好きな範囲に乱数発生

こちらも未使用セルをクリックしてエンターキー押せば再計算されて、新しい乱数が表示されます。

RANDARRAY関数

RANDARRAY関数は、RAND関数とRANDBETWEEN関数を合わせたような関数で、乱数を発生させる範囲を指定(行・列)と乱数字(最小・最大)と整数か少数点以下を全て指定することができます。

Office2021で動作確認ができましたが、2016や2019ではエラーになります。

RANDARRAY関数
RANDARRAY関数(行,列,最小,最大,形式)
RANDARRAY関数

=RANDARRAY(10,5,50,100)

セルA1に、10行・5列・最小50・最大100と入力すると下記のようにセルA1~E10まで乱数が発生しました。

ただし最後の引数の数字の形式を省略すると小数点以下の数字になります。

RANDARRAY関数2
形式の引数省略

整数を指定する引数「TRUE」を記載するとこのようになります。

RANDARRAY関数
整数指定の引数「TRUE」

こちらも未使用セルをクリックしてエンターキー押せば再計算されて、新しい乱数が表示されます。

波乗りアヒル

Office2021には標準装備されているRANDARRAY関数ですが、古いバージョンでは使えない可能性がありますのでご注意を!

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