こんにちは、とりっぷぼうるです。
元々エクセルとは全く縁のない生活をしていましたが、人員不足などで少しでもデータ入力作業や集計作業を効率化するしか方法が無く、仕方がなくエクセルに取り組み始まました。


作業効率化にはユーザーフォームを使いますが、様々な計算などはエクセル関数が必須です。
エクセル関数を使うことができないと、VBAどころじゃありませんし、成績表も作る事ができないのです。
当然ながらエクセルの専門知識もなく、学校に通うこともできずにただ単にエクセルの書籍とにらめっこしながら取り組んでいます。


でも書籍のままだと実用的でないことが多く、エクセル関数を組み合わせてみたら動いた!という実用例・体験談を書いています。
小数点以下を切り捨てるINT関数&TRUNC関数
ボウリングのリーグ成績表では、ハンデキャップ(HDCP)を付けていると思いますが、ボウリングハンデキャップが33.33なんて見た事かありますか?
あんまりというよりは、ほとんど見たことがありません。
エクセルを覚えたて頃は、単純に3ゲームトータル点数÷ゲーム数だけの数式だと、33.33なんて小数点以下まで出てしまい、困った事ありませんか?


エクセルの勉強不足ですね
検索で探すと、四捨五入するROUND関数や切り捨てをするROUNDDOWN、切り上げをするROUNDUP関数が出てきたので、見よう見まねで使ってましたが、時々変なハンデキャップになってしまったりで、仕方なく電卓計算。


え~!めんどくさいわ~!INT関数かTRUNC関数使えば簡単よ!
小数点以下を切り捨てるエクセルINT関数で解決
繰り返しになりますが、ボウリングのリーグ戦での成績表のハンデキャップは整数が一般的なので、小数点以下を切り捨てて整数にします。


INT関数ってどうやって使うの?


整数にしたいセル番号を()で囲めば終わりよ
例えば、A1セルの値が33.33でB1に整数で表記するならば、
とB1セルに入力すれば完了です。
これで、B1セルには33.33が33で表記されます。


ね、簡単でしょ!


計算されたHDCPにINT関数使って整数にしてみよう。条件は次の通りだよ!
- 基準アベレージ(AVE)200点
- アヒルさんのアベレージ(AVE)171点
- HDCP掛け率90%
この条件だと、(「基準AVE」-「アヒルさんのAVE」)×「HDCP掛け率」になるので、数式にすると・・・
になり、HDCPは26.1で小数点以下があります。
先ほどのINT関数でこの数式を囲ってあげれば完成ってことです。
これで、26.1だったHDCPが整数の26になりました。


よくできました!簡単でしょう!
ちなみにINTをTRUNCに代えて使っても一緒です。


それじゃあ、何が違うの??


もともとの数字がマイナスでなければ一緒です
例えば、3ゲームトータル611点の人の場合、先ほどのINT関数を使ってしまうと、611点割る3ゲームでのアベレージは203.66…となり、基準点の200から引くと-3.66…となり、ハンデキャプ-4になってしまいます。
本当は-3にしたいのに・・・
これをINT関数からTRUNC関数に置き換えるとちゃんと-3になってくれます。
作業効率化に絶対必要なエクセル関数
- 指定したセルまたはセルの範囲の合計を計算【SUM関数】
- 指定範囲セルの入力済みセルの数を数える【COUNT関数】
- 指定範囲セルの平均点(アベレージ)を計算【AVERAGE】
- もし男性なら「1」そうでなく女性ならば「2」と振り分ける【IF関数】
- 小数点以下の処理【INT関数】
- 指定範囲セルの最大値を計算【MAX関数】
- 指定範囲セルの最小値を計算【MIN関数】
- 条件に当てはまる数値の合計を抽出【SUMIF関数】
- 表の中からデータ検索して指定した値を探す【VLOOKUP関数】
- 日付を入力するとデータが差し替わる表を作る【DGET関数】


エクセルの勉強お疲れ様です。ちょっとひと休みしませんか?
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