スケジュールやシフト管理でエクセルで出勤時間や退勤時間などでは時刻をセルに入力しますが、24:00と入力したのに自動的に0:00と表示が変わってしまって、勤務時間の計算式がエラーになった経験ありませんか?
エクセルの数式バーを見たら「1900/1/1 0:00:00」って何だこりゃ?ってなっても、セルの書式設定で簡単に0:00を24:00に表示させる方法をご紹介しますので、ぜひ活用してみてくださいね。
セルの書式設定
エクセルでは時刻表示などで24:00を超えてしまうとどうやらシリアル値のいたずらで、0:00はエクセルの日付の初期値「1900/1/1 0:00:00」と認識してしまってエラーになっているんです。
そこでセルの書式設定で、表示形式をユーザー定義で24:00と正しく表示できるように設定しましょう。
ユーザー定義を変更
例えば、下の図のように出勤時間15:00で退勤時間24:00と入力すると、こうなってしまいますよね。

15:00の時は何でもないのに24:00の時は秒まで勝手に表示、しかも日付は1900年??なので、セルの書式設定で時刻を選んで表示したい種類を選びます。
セルの書式設定の方法は、書式変更したいセルでマウスを右クリックすれば、メニューが表示されるので、下の方にあるセルの書式設定をクリックします。

すると、書式設定ダイアログが表示されますので、左側の分類から「時刻」をクリックして右側の表示したい種類をクリックすれば出来上がりですが、24:00と表示したいのですが、サンプルの通りで0:00になってしまいます。
24:00以降の時刻を使わず0:00~23:59ならばこれで問題はないのですが、お店のシフト表ともなると、そうはいきません。
そこで本来の目的の24:00と表示させるには、このセルの書式設定の左側の分類で、一番下の「ユーザー定義」で、表示方法を指定します。
このように直接種類を打ち込んであげれば、24:00と表示ができるようになりますので、シフト表などで、労働時間も計算する場合に単純に引き算が使えるようになりますよ。
エクセルでシフト表や勤務表を作るならば、24時間表示はとても重要ですね。

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