函館駅から海沿いの国道228号線を40分程車で走ると、左側に駐車場に船が飾られているのが見えてきたら「サラキ岬」です。
サラキ岬は江戸幕府がオランダに発注した軍艦「咸臨丸」が座礁・沈没した場所で、北海道への物資運搬にも使われていた貴重な船だったので、ニュメントや終焉記念碑、史跡看板などが設置されています。
そして、オランダとの縁もある事からサラキ岬にチューリップ花壇を整備して、毎年5月上旬~中旬までの約2週間、チューリップフェアが開催され60種5万本のチューリップが辺り一面に広がる絶景を無料で楽しむことができますので、訪れてみてはいかがですか?
木古内町の郷土歴史遺産を整備
咸臨丸の活躍は史跡記念碑に「咸臨丸にささげる詩」が示されていて、勝海舟や福沢諭吉などの有名偉人を乗船させて太平洋を航行し、木古内町の郷土歴史遺産の咸臨丸座礁した「サラキ岬」を整備していることが書かれています。

サラキ岬には座礁した「咸臨丸」の姿を模した約1/5のモニュメントが常時置かれていていますので、江戸時代に活躍していた姿を見ることができます。

咸臨丸モニュメントの周辺は公園として整備され、津軽海峡が一望できるので訪れた日は晴れてはいたのですがもやがかかっていて函館山も津軽半島も見ることができませんでしたが、快晴ならば見られる絶景スポットとなっています。

そして毎年5月になれば5万本のチューリップが咲き誇る「サラキ岬チューリップフェア」も開催されますが、訪れた時はシーズン外でしたので見ることができなかったので、次回訪れる機会があれば時期を合わせたいと思える絶景スポットでした。
サラキ岬滞在時間
国道228号線を車で走っていて大きな看板が現れたので、吸い込まれるようにサラキ岬に立ち寄りました。
残念ながらチューリップは咲いている時期ではなかったので、飾られている咸臨丸・案内板などで木古内町の郷土遺産を活用している場所と知り、津軽海峡を一望しただけでしたのでサラキ岬滞在時間は15分でした。
もしチューリップが咲いていたら写真を撮ったりするので、30分~45分は最低必要だと思います。

個人的おススメ度は、チューリップが咲いている時期に訪れたいと思ったし、運転の休憩には最高の景色が見られる場所でしたので、おススメできる観光スポットです。
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】道南いさりび鉄道・泉沢駅
函館駅から道南いさりび鉄道に乗り泉沢駅まで約50分・1,040円で、泉沢駅を下車して約1,5㎞・徒歩20分でサラキ岬へ行くことができます。
【路線バス】函館バス・泉沢駅前バス停または大泉寺前バス停
函館駅前6番のりばから510系統「快速松前号」松前出張所行きに乗車し、泉沢駅前バス停まで乗り換えなしで約1時間20分・790円で行くことができます。
また、時間・料金も変わらない別系統の410・411系統の小谷石行きならば、510系統で通過した「大泉寺前」バス停(泉沢駅前バス停の2つ手前のバス停)に停車するので、ここからならば歩いて800m・10分で行くことができます。
さらに、木古内駅前のバス路ロータリーから410・411系統の函館駅行きに乗車すれば、「大泉寺前」バス停まで約15分・300円で行くことができます。
「はこだて旅するパスポート」または「江差・松前周遊フリーパス」利用すれば、函館から木古内までフリーエリア内なので追加費用無しで行くことができますので、電車とバスを利用するならばお得なのでおススメです。




アクセス(マイカー・レンタカー)
函館空港から函館新外環状道路・函館江差自動車道を通り北斗富川IC下車して国道228号線を通るルートで40約㎞・60分程でサラキ岬へ行くことができます。
駐車場


サラキ岬の駐車場が無料で利用できます。
住所 | 北海道上磯郡木古内町字亀川 |
営業時間 | いつでも可 |
料金 | 無料 |
公式サイト | 木古内町観光協会 |
駅からバス | 函館駅からバス利用可 |
函館宿泊ホテルのおススメは、函館駅から300mで函館朝市にある「東急ステイ函館朝市 灯の湯(あかりのゆ)
部屋には電子レンジ・全自動乾燥洗濯機・加湿付空気清浄機・部屋着まで完備されていますが、駐車場は隣接のコインパーキングが別途1日1,000円必要です。
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