「道の駅しりうち」内に設置された新幹線展望台で、青函トンネル出入り口に近い「青函トンネル記念撮影台」とは約1㎞離れていますが、ここは少し高い位置から見ることができます。
道の駅しりうちの新幹線展望台からは、標準軌と狭軌との三線軌条が見られ北海道新幹線でしか見ることができないので、運が良ければ貨物列車が新幹線の横で通過待ちの退避をしている姿を見ることができますので、ぜひ訪れてみませんか?
道の駅しりうちの新幹線展望塔
函館から松前方面に車を走らせていたら国道228号線沿いにある道の駅で、元々は津軽海峡線の知内駅で現在は北海道新幹線と貨物線の信号所となっている場所に、道の駅しりうちとして売店の横にエレベーター付きの展望デッキがあります。

道の駅しりうち物産館では、道の駅にある一般的な店舗でドリンクやお菓子などが販売されていて、地元知内町の名産品も販売しています。
新幹線展望台は利用できる時間が決まっていて、時間外は自動ドアに鍵が掛かっていて中に入ることはできません。
利用できるのは、4月~10月は朝8:30~18:00まで毎日利用できますが、冬季の11月~3月は9:00~17:00と利用時間が短くなり、月曜日はお休みになってしまいますのでご注意くださいね。

新幹線展望台を入るとエレベーターと階段があり、エレベーター横には新幹線や貨物列車の通過予定時刻などが親切に掲示してありますので、訪れた時は参考にすると新幹線の写真を撮ることができますよ。
道の駅しりうち新幹線展望台の場所は、屋上から見て左側が青函トンネルを出たばかりなので新幹線の速度は「はやぶさ」の最高速度320㎞ではなく半分の160㎞なので、木古内にある北海道新幹線ビュースポットよりは速度が速いですが、初心者でも写真が撮りやすかったです。

また、右側が函館北斗駅方面で貨物列車用の線路と新幹線用の線路が分かれて、追越なので退避スペースになっている珍しい景色を見ることができますが、訪れた時は残念ながら貨物列車はいなくて新幹線だけ撮影できました。
それでも、初めて見ることができたJR北海道仕様のH5系新幹線、JR東日本仕様の車両数7分の1しか存在しないので見られてラッキーでした。

木古内の北海道新幹線ビュースポット展望台よりも新幹線との距離が近いので、とても見やすかったです。
道の駅しりうちの新幹線展望台滞在時間
函館から松前を目指して車を走らせ、新幹線のビュースポットと道の駅が一緒になっている事はテレビで見た事があったので立ち寄る予定でいました。
しかし、新幹線が通過する時刻までは把握していなかったのですが、20分程待てば新函館北斗行きの新幹線が通過する時刻でしたので、トイレ休憩などを入れて道の駅しりうち新幹線展望台滞在時間は35分でした。

個人的なおススメ度は、道の駅なので買い物もトイレ休憩も函館駅からのバス停も揃っていて、新幹線ビュースポット展望台まであるので、休憩ついでには最高のおススメスポットです。
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】道南いさりび鉄道・木古内駅
北海道新幹線と道南いさりび鉄道の木古内駅になり、函館駅から道南いさりび鉄道に乗り木古内駅まで約1時間10分・1,170円で行くことができます。
木古内駅からはバスに乗り換えて道の駅しりうちへ向かいます。
【路線バス】函館バス・吉岡バス停
函館駅前6番のりばから510系統「快速松前号」松前出張所行きに乗車して、「道の駅しりうち」バス停まで約2時間15分・1,350円で行くことができます。
また木古内駅前からは、函館駅からの510系統に加えて521・522・523系統「松前出張所」行きも利用でき、木古内駅から約30分・540円で行くことができます。
道の駅しりうちバス停を降りたら隣接する建物の隣に「道の駅しりうちの新幹線展望台」があります。
「江差・松前周遊フリーパス」利用すれば、木古内も知内もフリーエリア内なので追加費用無しで行くことができますので、電車とバスを利用するならばお得なのでおススメです。


アクセス(マイカー・レンタカー)
函館空港から函館新外環状道路・函館江差自動車道を通り、木古内からは国道228号線を通るルートで約65㎞・1時間30分程で道の駅しりうち新幹線展望台へ行くことができます。
道の駅しりうち基本情報
住所 | 北海道上磯郡知内町字湯ノ里48-13 |
営業時間 | 4月~10月 8:30〜18:00 11月~3月 9:00〜17:00 |
料金 | 無料 |
公式サイト | 道の駅しりうち |
駅からバス | 函館駅からバス利用可 |
駐車場
道の駅しりうちの駐車場が無料で利用できます。
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部屋には電子レンジ・全自動乾燥洗濯機・加湿付空気清浄機・部屋着まで完備されていますが、駐車場は隣接のコインパーキングが別途1日1,000円必要です。
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