北海道の福島町の中心部に近づくと左側に青函トンネル記念館の看板があり、入り口も目立つようになっています。
青函トンネル記念館では、工事で使用した工具や資料が展示されていて、北海道新幹線開通前には吉岡海底トンネル駅で見学ができた様子などもあり、15分程度の青函トンネル工事に関する映像資料も放映されています。
鉄道ファンならばぜひ見ておきたい鉄道資料館になっていて、駐車場は無料で目の前には函館バスのバス停もあるので、訪れてみてはいかがですか?
![](https://image.asoview-media.com/image/production/base/159572/28166c65-ad01-4ef0-a920-2efc09d7be83.jpeg)
北海道福島町青函トンネル記念館
青函トンネル建設工事を北海道側からの工事着手点で前線基地もあったことから、北海道の福島町に記念館が作られて、かつて日本一低い位置にある鉄道駅「吉岡海底駅」も福島町にありました。
ただし、福島町青函トンネル記念館は「吉岡海底駅」の真上ではなく、福島町の中心部に作られていているので本来の真上の位置は「トンネルメモリアルパーク」がある場所になります。
![](https://tripbowl.net/wp-content/uploads/2021/07/ffcdaf41baa2cddf3283c010bf772683-300x169.jpg)
無料で見ることができるエリア
北海道福島町青函トンネル記念館の建物の形を見ると円筒を並べている不思議な形に見えませんか?
この形は青函トンネル自体の海底トンネルをそのまま地上に模写して作っているそうなので、このような不思議な形をしています。
入り口を入ると、青函トンネルの未来を願い北海道新幹線と貨物列車が共用使用している現在のままでは、北海道新幹線を時速360㎞運転はできず、東京~札幌間を4時間で結ぶ構想が事実上不可能になっています。
そこで北海道新幹線と貨物列車を分離する為の将来の構想案の議論が始まっているパネルでした。
次に存在感を示して展示されているのが実際に青函トンネルの工事で使われた、オレンジ色で回転ドリルが複数ある掘削機で巨大で、ここまでは入場口の手前なのでトイレ休憩を含めて無料で利用できます。
有料エリア
![北海道福島町青函トンネル記念館内部](https://tripbowl.net/wp-content/uploads/2021/07/20c81c177796c3a2d53193c7a1cd52e9-1024x682.jpg)
現金のみの取り扱いでしたが入場料400円支払って青函トンネル記念館の中に入ると、2つの円筒の建物を横断する不思議な感覚でした。
最初に展示してある資料は青函トンネルではなく津軽海峡の資料が飾られていて、縄文時代の本州との往来などの掲示物があり、次に青函トンネルを作るきっかけになった海難事故など必要性を訴える掲示物になっています。
![北海道福島町青函トンネル記念館内部2](https://tripbowl.net/wp-content/uploads/2021/07/8ae3e3f4b94dffd6aed6ed6d79ea5aea-1024x682.jpg)
実際に青函トンネルの工事で使われた測量機器や作業員が使用していたヘルメットなどが展示され、青函トンネルに関する資料やパネルが展示されています。
そして今は無き日本一低い駅でもある「吉岡海底駅」の駅名標や津軽海峡線などの写真や、北海道新幹線に関するパネルも展示されているコーナーがあり、JRツアーイベントで訪れた事があったのでちょっと懐かしかったです。
![吉岡海底駅の駅標](https://tripbowl.net/wp-content/uploads/2021/07/dfe9eba8c108c018da5f70ffb879ab51-1024x682.jpg)
もうひとつの建物に移動するとシアタールームになっていて、15分ほどの青函トンネル工事のドキュメント映像が繰り返し放映されていたので、終わるまで見ていましたが100席ほどありましたが誰もいなかったので1人で独占していました。
北海道福島町青函トンネル記念館滞在時間
函館から松前に行く途中に「北海道福島町青函トンネル記念館」がある事を調べていたので、近くに行くことがあったら行ってみたいと思っていた場所でしたので、展示物やパネルを見て20分程とドキュメント映像15分程でしたので、北海道福島町青函トンネル記念館滞在時間は40分でした。
![](https://tripbowl.net/wp-content/uploads/2018/07/cropped-512x512.jpg)
個人的なおススメ度は、青函トンネルに関する資料館なので何度も見に行きたいとは思いませんが、1度は見ておきたい場所でした。
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】道南いさりび鉄道・木古内駅
北海道新幹線と道南いさりび鉄道の木古内駅になり、函館駅から道南いさりび鉄道に乗り木古内駅まで約1時間10分・1,170円で行くことができます。
木古内駅からはバスに乗り換えて青函トンネル記念館へ向かいます。
【路線バス】函館バス・青函トンネル記念館前バス停
函館駅前6番のりばから510系統「快速松前号」松前出張所行きに乗車して、「青函トンネル記念館前」バス停まで約2時間40分・1,700円で行くことができます。
また木古内駅前からは、函館駅からの510系統に加えて521・522・523系統「松前出張所」行きも利用でき、木古内駅から約50分・880円で行くことができます。
バス停は青函トンネル記念館の目の前です。
「江差・松前周遊フリーパス」利用すれば、木古内も知内もフリーエリア内なので追加費用無しで行くことができますので、電車とバスを利用するならばお得なのでおススメです。
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アクセス(マイカー・レンタカー)
函館空港から函館新外環状道路・函館江差自動車道を通り、木古内からは国道228号線を通るルートで約85㎞・1時間40分程で北海道福島町青函トンネル記念館へ行くことができます。
北海道福島町青函トンネル記念館基本情報
住所 | 北海道松前郡福島町字三岳32-2 |
営業時間 開館期間 | 9:00~17:00 3月17日~11月30日 |
料金 | 大人400円 高校生以下200円 |
公式サイト | 福島町観光協会 |
駅からバス | 木古内駅からバス利用可 |
駐車場
北海道福島町青函トンネル記念館の駐車場が無料で利用できます。
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部屋には電子レンジ・全自動乾燥洗濯機・加湿付空気清浄機・部屋着まで完備されていますが、駐車場は隣接のコインパーキングが別途1日1,000円必要です。
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