函館から西へ約80㎞に位置し日本海側に面する上ノ国町は「北海道発祥の地上ノ国」と言われています。
そんな由緒ある上ノ国町のイチオシ観光スポットが日本海を望む「道の駅もんじゅ」で、地元物産販売所では水産加工物や同那根リアの農産物などを購入でき、2階にあるレストランでは地元名産のヒラメやゴジラ海老、いちごを使ってスイーツなどを日本海の絶景を見ながら味わえますので、訪れてみてはいかがですか?
道の駅上ノ国もんじゅ
江差方面から国道228号線を10㎞ほど南下して進むと、道の駅「上ノ国もんじゅ」に到着しますが、上ノ国町内は海沿いの平地でしたが、ここは高台に建設されているので眺望が最高です。
道の駅「上ノ国もんじゅ」へ来た目的は、日本海沿いの景色を一望できるテーブルが並ぶ2階のレストランでの海鮮丼が目当てでしたが、なんと15:00で営業終了という早すぎる時間でしたので、間に合わなくて景色だけ楽しむことになりました。
中世の岬公園
道の駅「上ノ国もんじゅ」に到着したのは15:45で、レストランは終了していましたが1階のお土産屋さんなどはまだ空いていました。
そしてここには高台から日本海の絶景が楽しめる「中世の岬公園」が併設されていて、「神の道」という案内板に従って道の駅とトイレの間を進むと、何やら不思議なモニュメントが立っています。
この道の駅「上ノ国もんじゅ」にあるモニュメントは「風の門」という名前でしたが、イカのおばけ化と一瞬思ってしまいました。
そして海へ続く道なりに歩いて行くと、ベンチがあり座って日本海の絶景を楽しむことができるようになっていますが、風がものすごく強くて身の危険を感じるぐらいの強風でしたので、ここから続く海へ続く遊歩道を進むことはできませんでした。
上ノ国もんじゅから遠くには、さっきまで訪れていた江差のかもめ島も見ることができ、さらに遠くの山々は雪化粧をしているのが見られ、最高に気持ちが良かったです(強風過ぎましたが・・・)
そして断念した海へと続く遊歩道から水平線に目線を上げると、なんとなく水平線が地球が丸いことを示すように、弧を描いているように見えた気がしました。
時間があれば、このまま夕日の時間までいることができれば最高でしたが、レンタカーの返却時間に間に合わなくなってしまうので、また次回のお楽しみになりますね。
道の駅上ノ国もんじゅ滞在時間
道の駅が17:00まで営業しか調べていなかったのが失敗で、予定では食事をして遊歩道を歩いて帰るつもりでしたが、どちらもできなかったので、道の駅上ノ国もんじゅ滞在時間は30分でした。
実際に訪れてみた満足度は、道の駅からの景色には大満足でしたが、食事も遊歩道も断念なので、リベンジしたいと思う観光スポットですよ。
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】北海道新幹線・木古内駅
江差線・木古内~江差間に「上ノ国駅」がありましたが、北海道新幹線開業の2年前2014年に廃線と共に廃駅となり、もう存在しないので最寄り駅は北海道新幹線と道南いさりび鉄道の木古内駅になります。
函館駅からだと道南いさりび鉄道が函館駅まで乗り入れているので、乗り換えなしで約1時間・1,170円です。
【路線バス】函館バス・原歌バス停
函館駅から乗り換えなしで上ノ国町へ行くバスはありませんので、木古内駅から函館バス631・632系統で江差方面へ行くバスで、上ノ国駅跡にある「大留」バス停で松前行きに乗り換えて「原歌」バス停で下車して行くことができ、バス乗車時間は乗り換え時間含めて約1時間30分・1,300円です。
原歌バス停から歩いて200m・3分程で行くことができます。
また、乗り継ぎができない場合は「大留」バス停から歩くと約3㎞・40分程かかり、バス乗車時間は約1時間10分・1,000円です。
松前町の松前出張所バス停からは「原口漁港前」バス停で接続する江差バスターミナル方面のバスに乗り継ぎを行い、「原歌」バス停までも行くことができ、バス乗車時間は約1時間40分・1,300円です。
「江差・松前周遊フリーパス」利用ならば、フリーエリア内なので追加費用無しで行くことができますので、行かなきゃ損ですよ!
アクセス(マイカー・レンタカー)
函館空港から国道227号線を通り約90㎞・約2時間程で道の駅上ノ国もんじゅへ行くことができます。
上ノ国もんじゅ基本情報
住所 | 北海道檜山郡上ノ国町原歌3 |
営業時間 | いつでも可 売店・レストラン9:00~17:00 |
料金 | 無料 |
公式サイト | 道の駅上ノ国もんじゅ |
駅からバス | 木古内駅からバス利用可 |
駐車場
道の駅上ノ国もんじゅの駐車場が無料で利用できます。
上ノ国町周辺の人気ホテルやお得なクーポン
江差や乙部周辺にも数は少ないですがビジネスホテルや旅館がありますが、函館市内のホテルよりも割高になり、朝食サービス競争も無いのでマイカーやレンタカー利用ならば、函館市内から日帰り圏内なので朝食競争が激しい函館駅前周辺のホテルをおススメします。
部屋には電子レンジ・全自動乾燥洗濯機・加湿付空気清浄機・部屋着まで完備されていますが、駐車場は隣接のコインパーキングが別途1日1,000円必要です。
道南西部・檜山地方のおススメ観光スポット
上ノ国もんじゅへ行くならば、同じ檜山エリアの江差・上ノ国・乙部・せたなにある観光スポット訪れてみませんか?
-
乙部町・館の岬へ白亜の断崖絶壁は東洋のグランドキャニオン
江差町からも木古内駅からも函館駅からもバスで行くことができる道南・桧山地方の乙部町の海岸線には、海底の砂が堆積してできた地層が隆起したので、白亜の断崖とも呼… -
江差・松前周遊フリーパスエリア内の最西北「元和台海浜公園」
冬季休業で例年4月~11月までしか営業していない「元和台海浜公園」にあるレストラン元和台では、高台にあるので目の前に日本海の広大な絶景を見ながら、地元乙部町の海… -
乙部町観光スポットへ滝瀬海岸の白い断崖絶壁のくぐり岩とシラフラ
砂浜から海に突き出た白い地層が重なってできている岸壁に、不自然にポッカリと穴が開いている不思議な岩。 これは自然にできたものではなく、ニシン漁が盛んだった江戸… -
江差のシンボルかもめ島を散策して北前船交易の拠点を感じる
江戸時代から続くニシン漁など貿易の拠点だった江差のシンボルで、周囲約2.6㎞の小さな小島で日本海に翼を広げたかもめの姿になぞられて、かもめ島と呼ばれています。 … -
道の駅上ノ国もんじゅで日本海の絶景展望景色と中世の岬公園へ
函館から西へ約80㎞に位置し日本海側に面する上ノ国町は「北海道発祥の地上ノ国」と言われています。 そんな由緒ある上ノ国町のイチオシ観光スポットが日本海を望む「道… -
江差町いにしえ街道へ函館駅からバスで江戸時代の町並み保存地区へ
今は無きJR江差線の終着駅でもある江差町は、江戸時代に日本海の貿易拠点として栄えていたので、ニシン取引などの問屋・蔵などの歴史的建造物が多く保存されて「いにし…
道南エリアのおススメ観光スポット
-
函館・日吉神社(湯倉神社末社)へ箱館戦争の土方歳三行軍の地へ
函館湯の川温泉郷の守り神として湯倉神社は親しまれていていることに加え、土方歳三率いる行軍の場所として「みなみ北海道・最後の武士達の物語」のモニュメントが設置… -
土方歳三函館記念館(土方・啄木浪漫館)へ函館駅からバスで15分
函館に深い縁のある土方歳三と石川啄木に関する資料館で、1階が土方歳三記念館で2階が石川啄木記念館となっています。 土方歳三函館記念館には、土方本人が寵愛したリボ… -
函館市電の谷地頭駅から津軽海峡に面した立待岬へ徒歩で15分
函館山の南端に突き出た断崖絶壁の岬「立待岬」からは、湯の川方面へ延びる海岸線と津軽海峡を眺めることができる絶景ビュースポットになっています。 天気が良ければ対… -
大沼公園の湖畔の木道から目の前に広がる大沼と駒ケ岳の絶景へ
大沼公園駅から道道338号線を4㎞程進むと駐輪場が左側にあり、木道を50mほど歩いて進むと、目の前に広がる大沼越しに駒ケ岳を真正面に見ることができすビュースポットが… -
桜並木トンネルの名所・史跡松前藩戸切地陣屋跡へ清川口駅からバス
新函館北斗駅と道南いさりび鉄道の清川口駅を結ぶ、函館バスが通る道道96号線から跡松前藩戸切地陣屋跡へ続く桜並木のトンネルで有名ですが、江戸末期の箱館戦争の舞台… -
もうひとつの函館夜景ビュースポット城岱牧場展望台へバスは無し
函館山からの夜景は函館市電やバス、そしてロープウェイで気軽に行くことができるので、有名夜景観光スポットですが、同じ函館夜景をちょっと距離はありますが反対側か…