函館駅から2㎞ほど離れた元町エリアの函館元町ホテルや弥生小学校付近に、箱館戦争時にこのあたりに建っていた称名寺に土方歳三ゆかりの新選組の兵士や警察官が駐在する「屯所」があった場所とされています。
当時の箱館政府は戦費調達などで富裕層からの金品を取り上げることを土方歳三が中止させたことを、函館の商人達が土方歳三の戦死を偲んで称名寺に土方歳三供養碑」を建てられていた場所として、新選組や土方歳三ファンに訪れたい場所として有名になっていますので、函館観光の際には訪れてみてはいかがですか?
函館新撰組屯所跡(元称名寺)
場所は函館ホテルですが「史跡案内板」や跡地に建てられた蔵を外から見るだけならばいつでも訪れることができます。
新撰組屯所跡(元称名寺)
函館駅から路面電車に乗って新撰組屯所跡(元称名寺)に行ったわけではなく、函館どつく電停から土方歳三や新選組ゆかりの地でもある「弁天台場跡」「高龍寺」「称名寺」と順番に訪れた次に「新撰組屯所跡(元称名寺)」に巡りました。
それぞれ10分ほどの滞在ですが、歩いて巡ることができて50分程で 「新撰組屯所跡(元称名寺)」 も合わせて4か所訪れることができました。
この屯所跡は明治時代の火事により称名寺は現存せずに現在は800mほど離れた場所に移築されて「土方歳三供養碑」も建立されて、現在は函館元町ホテルとなっているので、新選組屯所跡を思わせてくれるものは明治時代に作られた蔵と屯所跡案内板しかありません。
その他は函館元町ホテル入口に「みなみ北海道最後の武士達の物語」の土方歳三の標柱があります。
函館どつく周辺には新選組ゆかりの地「新選組屯所跡」以外にも「弁天岬台場跡」「国華山高龍寺」「称名寺」も徒歩圏内なので一緒に訪れてみてはいかがですか?
新撰組屯所跡(元称名寺)滞在時間
新撰組屯所跡(元称名寺)を訪れたのは箱館戦争の土方歳三ゆかりの地を見に行く為でしたので、新撰組屯所跡(元称名寺)滞在時間10分でした。
実際に訪れた満足度は、新選組・土方歳三ゆかりの地巡りをするならば、絶対に外せない場所なのでおススメです。
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】JR函館本線・函館駅
北海道新幹線の新函館北斗駅から普通列車で26分、快速はこだてライナーで最短19分で行くことができ、料金は440円です。
特急北斗を利用しても快速函館ライナーと時間は変わらず、特急料金320円が加算されて760円となります。
【最寄り電停】函館市電・大町電停
函館駅からバスロータリーの反対側、200mほど歩いたところにある函館市電の函館駅前電停から、函館どつく前行きの函館市電に乗車して、10分・230円で行くことができます。
函館市電を降りて左に弥生坂を上がり100mほど歩き交差点を左に曲がると「新撰組屯所跡(元称名寺)」に着きます。
【路線バス】函館バス・弥生町バス停
弥生町バス停が新撰組屯所跡(元称名寺)から50mほど離れた場所にあり、バス停は1時間に1本~3本の運行本数がありますが、函館駅前のバスターミナルには乗り入れていませんので、函館駅から400m離れた「棒二森屋前」バス停から乗車し、10分・240円です。
函館駅からならば函館市電の方が12分~15分毎に運行されているのでこちらの方が便利ですよ。
称名寺がフリーエリア内になっている通年販売のフリーきっぷは下記の4種類です。
アクセス(マイカー・レンタカー)
函館空港から国道278号線を通り約11㎞・25分程で函館最古の称名寺にある土方歳三供養碑へ行くことができます。
新撰組屯所跡(元称名寺)基本情報
住所 | 北海道函館市大町4-6 |
営業時間 | いつでも可 |
料金 | 無料 |
公式サイト | 函館元町ホテル |
駅からバス | 路線バス利用可 |
駐車場
新撰組屯所跡(元称名寺)には数台程度の駐車場はありますが、函館バスや函館市電で訪れることをおススメします。
函館市内周辺の人気ホテルやお得なクーポン
箱館戦争や新選組・土方歳三ゆかりの地めぐり
函館市内や江差など箱館戦争や土方歳三ゆかりの地が数多く存在し、150年以上経過しているのにもかかわらず現在でも語り継がれ、花やお供え物が絶えないので函館観光の目的として「箱館戦争や土方歳三ゆかりの地めぐり」をしてみませんか?
-
現存する函館最古の高龍寺へ傷心惨目の碑と新選組ゆかりの地巡りへ
1633年に創建され函館最古の寺で伝統的な木造建築と歴史的価値から、国の登録有形文化財になっている「高龍寺」は、それだけでも訪れる価値があることに加え、箱館戦争… -
称名寺へ土方歳三供養碑と箱館戦争巡りに函館駅から市電で15分
函館戦争時には新選組の屯所があった為に、称名寺には初代箱館館主・河野政通の供養碑、新選組副長・土方歳三とその隊士の名前を刻まれた供養碑があるので、新選組ファ… -
箱館港の要塞弁天台場跡の永井玄蕃など新選組最後の地めぐりへ
江戸末期に西洋列強からの防衛の為に弁天岬台場が函館どつくに作られましたが、実際に使われたのは外国船防衛ではなく箱館戦争で旧幕府軍が立てこもり新政府軍との戦い… -
開陽丸記念館へ新選組・土方歳三ゆかりの地に函館駅からバスで江差へ
新選組や土方歳三ゆかりの地を巡る為に函館を観光に訪れたならば、ちょっと離れていますが土方歳三が箱館戦争時に沈みゆく開陽丸を見て嘆いたというのは有名な話で、嘆… -
箱館戦争官軍上陸の地碑へ乙部町役場から歩いて行ける歴史記念碑
新選組や土方歳三などの箱館戦争(戊辰戦争)に関わった歴史上の人物を紹介する「みなみ北海道最後の武士達の物語」のモニュメントも設置されて、観光スポットとして注… -
碧血碑(へっけつひ)へ箱館戦争で戦死した土方歳三らの霊を祀る
新選組に興味を持つと江戸時代末期から明治時代まで戦われた「箱館戦争」で、新選組最後の地でもある函館に訪れたら、新選組ゆかりの地を巡る旅をしたいと思いませんか…
函館中心部のおススメ観光スポット
-
新撰組屯所跡(元称名寺)へ函館駅から土方歳三ゆかりの地を巡る旅
函館駅から2㎞ほど離れた元町エリアの函館元町ホテルや弥生小学校付近に、箱館戦争時にこのあたりに建っていた称名寺に土方歳三ゆかりの新選組の兵士や警察官が駐在する… -
北海道三大温泉郷の湯の川温泉へ函館市電やバスでアクセス抜群
広~い北海道にはたくさんの温泉街があり「北海道三大温泉郷」と呼ばれるのが、登別温泉、定山渓温泉、そして函館の湯の川温泉です。 そして中でも湯の川温泉郷は函館駅… -
新選組土方歳三最期の地「一本木関門跡」へ函館駅から徒歩10分
箱館戦争で土方歳三が銃弾に撃たれて戦死したと言われている「一本木関門跡」には、土方歳三最期の地碑が建っています。 幕末のヒーローで新選組副長の土方歳三はファン… -
函館・日吉神社(湯倉神社末社)へ箱館戦争の土方歳三行軍の地へ
函館湯の川温泉郷の守り神として湯倉神社は親しまれていていることに加え、土方歳三率いる行軍の場所として「みなみ北海道・最後の武士達の物語」のモニュメントが設置… -
函館市電の谷地頭駅から津軽海峡に面した立待岬へ徒歩で15分
函館山の南端に突き出た断崖絶壁の岬「立待岬」からは、湯の川方面へ延びる海岸線と津軽海峡を眺めることができる絶景ビュースポットになっています。 天気が良ければ対… -
現存する函館最古の高龍寺へ傷心惨目の碑と新選組ゆかりの地巡りへ
1633年に創建され函館最古の寺で伝統的な木造建築と歴史的価値から、国の登録有形文化財になっている「高龍寺」は、それだけでも訪れる価値があることに加え、箱館戦争…
道南エリアのおススメ観光スポット
-
垣ノ島遺跡へバスで世界遺産の函館縄文遺跡群へ縄文文化を体感
滞在時間45分。函館空港から車で約40分、函館駅からバスならば1時間30分程で2021年7月27日に世界遺産登録されたばかりの函館縄文遺跡群の垣ノ島遺跡と隣接する函館市縄… -
松前城へ日本最後の日本式城郭で北海道唯一の城を木古内駅からバス
1606年に初代松前藩主・松前慶広が築城し、その後外国船出没により警備を強化するために1854年に松前福山城として完成しまし、面積約7万7800平方メートルで、本丸、二の… -
大沼公園「北緯42度00分」標柱(N42の看板)ビュースポットへ
大沼公園駅から道道338号線を5㎞程進むと大沼と駒ケ岳を見ることができるビュースポットがあり、天気が良ければ夕日が綺麗に見ることができますので訪れてみてはいかが… -
幻の鉄道遺構・戸井線コンクリートアーチ橋へ函館駅からバス
国鉄戸井線として五稜郭から湯の川を通り、現在の国道278号線沿いに戦時中に計画・建設が始まりましたが、資材不足の為に完成まで残り2.8㎞を残したところで建設中止と… -
函館周辺観光地へ木古内・知内・福島・松前観光スポット13選
函館市内観光に加えて函館周辺観光も一緒にいくならどこがいいかと悩んでいませんか? 北海道旅行の移動はレンタカーを利用する方が時間を節約できるので一般的ですが、… -
もうひとつの函館夜景ビュースポット城岱牧場展望台へバスは無し
函館山からの夜景は函館市電やバス、そしてロープウェイで気軽に行くことができるので、有名夜景観光スポットですが、同じ函館夜景をちょっと距離はありますが反対側か…