1633年に創建され函館最古の寺で伝統的な木造建築と歴史的価値から、国の登録有形文化財になっている「高龍寺」は、それだけでも訪れる価値があることに加え、箱館戦争の頃には旧幕府軍の野戦病院として使われて、供養するために建てた「傷心惨目の碑」が新選組ゆかりの地なので訪れてみてはいかがですか?
傷心惨目の碑と新選組ゆかりの地「高龍寺」
函館最古の高龍寺
函館市電・函館どつく前電停から魚見坂を登って行くこと10分で左側に趣のある立派な門が見えてきたら、高龍寺に到着です。
参拝や本堂の中に入れるのは9:00から16:00ですが、境内には訪れた7:35頃でも入ることができ朝6:00から入れるそうで、門をくぐると山門といわれる門があり、この立派な門にもやはい細かい手作りの彫刻で掘られた模様を見ることができます。
そして正面に本堂と慰霊塔、右側に傷心惨目の碑があります。
ちなみに高龍寺の外壁にはお寺には珍しいと感じたのですが、レンガ造りの高い壁がありました。
このレンガ造りの壁は、火事からお寺を守るために作られたそうです、
傷心惨目の碑
傷心惨目の碑は、箱館戦争の時に高龍寺は旧幕府軍の病院として使われていましたが、新政府軍が乱入して治療中の兵士たちを斬殺する事件が起き、犠牲者を供養するために建てられたそうです。
そして高龍寺には「みなみ北海道最後の武士達の物語」の髙松凌雲の標柱があります。
函館どつく周辺には新選組ゆかりの地「国華山高龍寺」以外にも「弁天岬台場跡」「称名寺」も徒歩圏内なので一緒に訪れてみてはいかがですか?
高龍寺滞在時間
高龍寺を訪れたのは箱館戦争の慰霊碑のひとつでもある「傷心惨目の碑」を見に行く為でしたので、高龍寺滞在時間10分でした。
実際に訪れた満足度は、新選組ゆかりの地へ心を静めに歴史を感じられるのでおススメですよ。
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】JR函館本線・函館駅
北海道新幹線の新函館北斗駅から普通列車で26分、快速はこだてライナーで最短19分で行くことができ、料金は440円です。
特急北斗を利用しても快速函館ライナーと時間は変わらず、特急料金320円が加算されて760円となります。
【最寄り電停】函館市電・函館どつく前電停
函館駅からバスロータリーの反対側、200mほど歩いたところにある函館市電の函館駅前電停から、函館どつく前行きの函館市電に乗車して、15分・230円で行くことができます。
函館市電を降りて永井玄蕃モニュメントと「弁天岬台場跡」の説明版や新選組最後の地碑がある「入舟児童公園」を通り過ぎ、真っすぐ坂を登る事700m・10分程で「高龍寺」に着きます。
【路線バス】函館バス・高龍寺前バス停
高龍寺の目の前にバス停は1時間に1本~3本の運行本数がありますが、函館駅前のバスターミナルには乗り入れていませんので、函館駅から400m離れた「棒二森屋前」バス停から乗車し、12分・240円です。
函館駅からならば函館市電の方が12分~15分毎に運行されているのでこちらの方が便利ですよ。
高龍寺がフリーエリア内になっている通年販売のフリーきっぷは下記の4種類です。
アクセス(マイカー・レンタカー)
函館空港から国道278号線を通り約11㎞・25分程で函館最古の高龍寺にある傷心惨目の碑へ行くことができます。
高龍寺基本情報
住所 | 北海道函館市船見町21-11 |
営業時間 | 9:00~16:00 |
料金 | 無料 |
公式サイト | 宗教法人高龍寺 |
駅からバス | 函館駅 |
コインロッカー | 函館駅 |
駐車場
高龍寺には数台程度ですが駐車場がありますが、函館バスや函館市電で訪れることをおススメします。
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