紅葉を見に日光を訪れて中禅寺湖周辺を目指して、大渋滞や混雑に巻き込まれて大変な思いをした方多いと思いますが、関東エリアの紅葉人気スポットなので混雑や渋滞は覚悟しましょう。
そこで、日光をちょっとだけ避けるだけで紅葉穴場スポットに出会えますので、電車とバスで訪れることができる鬼怒川の上流の川俣ダム周辺の瀬戸合峡や渡らっしゃい吊橋を訪れてみてはいかがですか?
鬼怒川の上流で大自然の中の紅葉を楽しむ
川治温泉から瀬戸合峡渡らっしゃい吊橋のある川俣ダムまでの県道23号線の道は所々、車ですれ違う事が困難な狭い山道になっているのでゆっくり慎重に運転が必要な道ですが、1本道なので迷う事も無く川俣ダムに行くことができ、駐車場も無料で利用可能です。
駐車場からは瀬戸合峡遊歩道入口が繋がっていて川俣ダム、瀬戸合峡渡らっしゃい吊橋を渡って駐車場に戻ってくるまでちょうど60分の紅葉散策なのですが、足はパンパンになり、ひざはガクガクで、更に汗だくになり15分ぐらい車のシートに座って休んでから出発するという予想外の紅葉スポットを楽しむことになってしまいました。
ここから瀬戸合峡渡らっしゃい吊橋へ向かい、400mほど坂を下って行くと川俣ダムに到着し真っ赤な紅葉ではありませんが、木々が黄緑や黄色に色づいたグラデーションと色鮮やかな川俣ダム湖を見ることができます。
川俣ダム管理事務所では、ダムカードというものが無料でもらうことができ様々なダムで無料配布しているので集めてみてはいかがですか?
川俣ダムの上を歩いくと向かいに瀬戸合峡渡らっしゃい吊橋を見ることができますので、遊歩道を散策しながら吊り橋を渡ろうと川俣ダムを渡り切ったのですが、行き止まりですが木々の色づきが綺麗に見ることができます。
瀬戸合峡渡らっしゃい吊橋に行くには管理事務所の右後ろにある階段下の入口からしか行くことができず、川俣ダムを渡って行くことはできませんでした。
という事で、瀬戸合峡遊歩道入口から渡らっしゃい吊橋を目指しますが、ここも最終入場は15:30なのでのんびりしている時間は無いので急いで向かいましょう。
瀬戸合峡遊歩道という名前ですが、実際は整備された階段が延々と続いていて渡らっしゃい吊橋まで約460段。
しかも1段1段の高さがあるので、ほぼ同じ階段数でもある日本一のもぐら駅で有名な土合駅の階段よりもはるかに大変で、瀬戸合峡渡らっしゃい吊橋遊歩道は行きと帰りなので940段。
そしてとどめは400mの駐車場までのぼ上り坂が辛くて、すでに足がパンパンになっていてひざもガクガク状態のところに高低差50mは本当に大変でしたよ。
一生懸命急階段を昇ったらダムカードにもあるような風景を見ることもでき、ちょっとだけ休憩するにはちょうどいい絶景ですよ。
ここには天使の鐘という撮影スポットもありましたが誰も人がいませんでしたので、マスクを外して深呼吸するのはとても久しぶりに感じました。
時刻は15:30過ぎという事もあり日陰になってしまってちょっと色鮮やかさが足りないのが残念でした。
瀬戸合峡渡らっしゃい吊橋を渡った先は行き止まりなので、今来た階段をまた戻らなくてはいけないのですが、残り時間も30分を切ってしまったので、急いで戻ることにしました。
体力に不安を感じる方は行かない方がいいと思いますので、川俣ダムから渡らっしゃい吊橋を見るだけでも十分だと感じました。
瀬戸合峡渡らっしゃい吊橋滞在時間
訪れたのは2021年10月21日の14:50頃で、マイカーで訪れて最終入場15:00のギリギリにたどり着きましたが、閉門時間が16:00でしたので、瀬戸合峡渡らっしゃい吊橋滞在時間は60分でした。
訪れた満足度としては、鬼怒川や霧降高原からかなり距離があり、道幅も車がすれ違うのが難しいほど狭い箇所があるので、訪れにくいですが、人が少ない分ゆっくり見ることができるのでおススメですよ。
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】東武鉄道・怒川温泉駅
浅草から東武スカイツリーラインで南栗橋駅へ行き、接続する東武日光線に乗り換えて鬼怒川温泉駅へ約3時間・1,580円のルートです。
さらに東武特急リバティーを利用すれば、乗り換えなしで約2時間・3,050円で行くこともできます。
【路線バス】日光市営バス・川俣平家塚バス停
最寄りのバス停「川俣平家塚」には、日光市営バスの鬼怒川温泉女夫渕線で行くことができバス停下車して約700m・徒歩10分ほどで瀬戸合峡吊り橋に到着します。
バスは鬼怒川温泉駅始発で、新藤原駅を経由するので、浅草から鬼怒川温泉駅も新藤原駅も料金は同じです。
バス代100円安くして新藤原駅まで行くか、始発で確実に座る事を選ぶかちょっと迷いますが、紅葉シーズンは確実に座れる鬼怒川温泉駅をおススメします。
運行本数が1日4往復しかありませんので帰りのバスまで約2時間です
アクセス(マイカー・レンタカー)
東京から東北自動車道・宇都宮ICより日光道へ入り日光ICまで約2時間(150㎞・約4,500円)で行くことができ、日光IC下車してから県道169号線を通るルートで約60分・40㎞ほどで瀬戸合峡吊り橋へに到着します。
駐車場
川俣ダム駐車場が無料で利用でき、瀬戸合峡吊り橋まで400mの場所にあります。
お得なフリーきっぷ
鉄道の日前後2週間だけ発売されるJR全線乗り放題の「秋の乗り放題パス」発売時期と重なるので、のんびり鉄道旅を楽しむことができますが、東武鉄道の「まるごと日光・東武フリーパス」が断然お得です。
マイカーやレンタカーの場合で高速道路を利用するならば、東北道の宇都宮ICもフリーエリア内になっている「北関東周遊フリーパス」がお得ですよ。
瀬戸合峡渡らっしゃい吊橋基本情報
住所 | 栃木県日光市川俣 |
営業時間 | 9:00~16:00(最終入場15:00) |
入場料 | 無料 |
公式サイト | 日光旅ナビ |
駅からバス | 鬼怒川温泉駅 |
コインロッカー | 鬼怒川温泉駅 |
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