函館バス410系統の終点「小谷石」にはいったい何があるのだろう?
過疎化で厳しい状況なのでいつ廃線になっても不思議ではないのですが、函館周辺の観光スポットとして松前・福島・知内の3町約30kmにわたる「松前矢越(やごし)道立自然公園」があります。
小谷石の矢越海岸から「矢越クルーズ」という観光クルーズ船が運行されていて、青の洞窟と名づけられた高さ10メートル、奥行き60メートルほどの洞窟へ行くことができるので、天気や波の状態によって表情を変える「矢越ブルー」と言われる海の絶景人気スポットへ訪れてみませんか?
矢越海岸と小谷石展望台
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】 北海道新幹線・木古内駅
松前線はもう存在しないので、最寄り駅は北海道新幹線と道南いさりび鉄道の木古内駅になります。
函館駅からだと道南いさりび鉄道が函館駅まで乗り入れているので、乗り換えなしで約1時間・1,170円です。
路線バス
函館駅前6番乗り場から410系統・411系統「小谷石」行きバスに乗り、終点「小谷石」バス停を下車して徒歩3分・200mで行くことができ、バス乗車時間は約2時間20分・1,400円です。
このバスは途中、木古内駅前にも立ち寄り、木古内駅からは約40分・710円です。
また、陸から景色が楽しめる小谷石展望台へは、一つ手前のバス停「滝の澗」で下車して徒歩300m・4分程で行くことができ、小谷石展望台から小谷石バス停までは徒歩700m・10分ほどです。
「江差・松前周遊フリーパス」利用ならば、フリーエリア内なので追加費用無しで行くことができますので、行かなきゃ損ですよ!
アクセス(マイカー・レンタカー)
函館空港から国道228号線を通り約70㎞・90分程で矢越海岸へ行くことができます。
矢越海岸基本情報
住所 | 北海道上磯郡知内町小谷石 |
営業時間 | いつでも可 |
料金 | 無料 |
公式サイト | 矢越クルーズ |
駅からバス | 木古内駅・函館駅 |
コインロッカー | 不明 |
駐車場
「矢越海岸」へは小谷石展望台の前にある「イカリカイ駐車公園」の駐車場が無料で利用できます。
函館バスは1日2系統合わせても3本(函館発10:58・13:41・17:00)しかなく、逆ルートの小谷石バス停から木古内駅・函館駅方面の最終バスが13:31発なので、残念ながら函館バスを利用して日帰りで矢越クルーズを楽しんで帰る事は不可能です。
矢越海岸周辺の人気ホテルやお得なクーポン
ニウロコ 村上屋(ムラカミヤ)
小谷石に宿泊が必要なのですが矢越クルーズのチケット付きプランなどもある宿泊施設の利用がお得です。
舟でしか行くことのできない青の洞窟を巡る約1時間20分のクルーズツアーでは、陸、海、空の野生動物たちとも出会える!大自然ならではの体験ができます。
道南(松前・木古内)の観光名所
-
青函トンネルメモリアルパーク滞在時間15分!北海道側の建設工事現場跡へ
青函トンネル記念碑の不思議な形は何だろうとしばらく見ていたら、真ん中に空いている穴がトンネルの形に見えて線路が敷設されているように見えませんか? 青函トンネル… -
津軽海峡ビュースポットみそぎ浜滞在時間30分!木古内駅舎に江差線?
木古内といえば伝統神事「寒中みそぎ祭り」が1月13日から3日間行われ、極寒の海に飛び込んで豊漁・豊作を祈願する「海中みそぎ」の場「みそぎ浜」として有名です。 晴れ… -
北海道福島町の青函トンネル記念館滞在時間40分!吉岡海底駅の品々展示
北海道の福島町の中心部に近づくと左側に青函トンネル記念館の看板があり、入り口も目立つようになっています。 青函トンネル記念館では、工事で使用した工具や資料が展… -
サラキ岬滞在時間15分!津軽海峡絶景ビュースポットで咸臨丸終焉の地
函館駅から海沿いの国道228号線を40分程車で走ると、左側に駐車場に船が飾られているのが見えてきたら「サラキ岬」です。 サラキ岬は江戸幕府がオランダに発注した軍艦… -
知内ビュースポット滞在時間10分!青函トンネル北海道新幹線出入口
元々は何も無い所だったのですが、青函トンネルの北海道側の出口から北海道新幹線が顔を出す場所なので、知内観光協会がビュースポットにする為に写真撮影台を設置され… -
木古内駅からバスで江差線廃線跡の道南トロッコ鉄道の体験施設
2014年5月に廃線となった木古内駅~江差駅間のJR江差線。 この木古内駅から西へ2.5㎞程のところに渡島鶴岡駅があり、残っている線路の一部や駅舎や待合室などを活用して…