トラピスチヌ修道院滞在時間40分!

トラピスト修道院聖堂正面

1898年からの今も活動を続ける女子修道院「トラピスチヌ修道院」

全国札幌・小樽旭川・美瑛
北海道函館・江差帯広・網走

日本初の女子観想修道院として1898(明治31)年に創立された女性だけの修道院で、なんと現在も設立当初からの規律や祈り・労働や聖なる読書などの生活を守って、トラピスチヌ修道院内で共同生活を続けています。

その為に、修道院内は立ち入り禁止となっていて中に入ることはできませんが、併設された前庭や資料室を見学することができ、院内での生活や修道院の歴史などを紹介しています。

また売店で販売されているマダレナケーキやクッキーは、おみやげとしても有名でその売り上げが修道院での生活を維持するための収益源となっています。

ラピスチヌ修道院内の洋風建築や聖母マリア様や大天使聖ミカエル像など、ここでしか見られないので訪れてみてはいかがですか?

目次

トラピスチヌ修道院

2つあるバス停

訪れた時は、この湯倉神社によってからトラピスチヌ修道院へ向かったので、バス停は「トラピスチヌ入口」で下車して、函館市民の森を見上げながら歩いて行きました。

函館市民の森
函館市民の森

トラピスチヌ入口バス停下車7分と案内されていますが、上り坂なので10分かかりようやく「五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス」専用のバス停に到着しました。

トラピスチヌ修道院前バス停
Suicaなども使えますが、フリーパスがお得ですよ

トラピスト修道院は無料見学可能

トラピスチヌ前バス停を過ぎればすぐ目の前がトラピスチヌ修道院正門で、年中無休で時間内であれば無料で誰でも訪れることができます。

トラピスチヌ修道院正門
トラピスチヌ修道院正門

トラピスト修道院正門をくぐると身が引き締まるような通路が続いていて、正面に何かの像が佇んでいます。

トラピスト修道院入口
トラピスト修道院入口

聖ミカエル像

近づいて見ると「聖ミカエル像」が現れ、日本にキリスト教を伝えた聖フランシスコ・ザビエルは聖ミカエルを日本の保護者と定められたそうです。

トラピスト修道院聖ミカエル像
トラピスト修道院聖ミカエル像

旅人の聖堂

「聖ミカエル像」を通り過ぎると左側に「旅人の聖堂」があり、観光客の人も自由に中に入ることができて祈りをささげることができるようになっています。

トラピスト修道院旅人の聖堂
旅人の聖堂

残念ながら撮影禁止エリアとなっていたので「旅人の聖堂」の内部の写真はありませんが、お祈りができるような祭壇があります。

悲しみの聖母マリア像

少し進むと両手を広げて訪れた人を迎え入れてくれているようにも見える、聖母マリア像。

トラピスト修道院悲しみの聖母マリア像
悲しみの聖母マリア像

この聖母マリア像はフランスの彫刻家マリー・ベルナルド神父が作られてトラピスト修道院に送られた貴重な聖母マリア像です。

ルルド

南フランスのピレネー山脈の山麓にある洞窟ある場所で、聖母マリアが現れて少女に祈りと犠牲をささげるようにすすめられれ、少女が言われる通りに地面を手で掘ったところ、泉が湧き出て多くの人々の病人が癒されたと言われています。

トラピスト修道院ルルド
ルルド

その為に世界中からルルドを目指して訪れる人が増え巡礼地となっているので、そのルルドを模してトラピスト修道院にも作られました。

ルルドの反対側にはレンガ造りの建物と「きのこの山」みたいに綺麗に整えられた樹木があり、ここを背景に写真を撮っているる人が多くいました。

トラピスト修道院撮影スポット
トラピスト修道院撮影スポット

レンガには細かな装飾がされていてなんか幸せな気分になりますよね。

トラピスト修道院撮影スポットのレンガ

そしていよいよトラピスト修道院の厳かな場所へ続く階段です。

トラピスト修道院階段下正面
トラピスト修道院階段下正面

この階段をのぼり、振り返るとトラピスト修道院の立派な眺めを見ることができます。

右奥の遠くには函館山が見え、天気が良ければ津軽海峡が綺麗に見える場所なんだそうですが、この日は曇り空となってしまい見ることはできませんでした。

トラピスト修道院階段上からの眺め
トラピスト修道院階段上からの眺め

そして階段を昇りきると、函館の観光ガイドで見たレンガ造りの立派な建物を見ることができました。

トラピスチヌ修道院の聖堂と司祭館

トラピスト修道院聖堂正面
トラピスト修道院聖堂正面

この立派なてて物を目の前で見ることができるのですが、芝生には立ち入り禁止の札があり高い柵と塀で区切られています。

その理由はこの建物が修道女たちの修行の場所となっていて建物自体も聖堂と司祭を行う場所になっていますので、一般の人は立ち入ることができない場所になっています。

トラピスト修道院聖堂
トラピスト修道院聖堂

その為に観光ガイド誌に掲載している写真がみなこのような角度の写真になっているのですね。

聖テレジアの像

トラピスト修道院聖テレジアの像
トラピスト修道院聖テレジアの像

そしてこの聖堂前に広場には「聖テレジアの像」が飾られて、十字架とバラを抱きかかえたトラピスト修道院を象徴する像で「幼きイエスと尊き面影のテレーズ」という修道名をもつ修道女です。

資料館と売店

「聖ミカエル像」の右側にはトラピスチヌ修道院に関する資料館とお目当てのバタークッキーを購入できる売店があります。

トラピスト修道院売店と資料館jpg
売店と資料館

建物を入って矢印通りに右に進むと、トラピスト修道院に関する様々な資料や修行内容や1日の生活スケジュールなどが展示・公開されていますが、ここも撮影禁止エリアとなっています。

そして資料エリアを通り過ぎると売店につながり、お目当て場バタークッキーを購入することができました。

トラピスト修道院バタークッキー
トラピスト修道院バタークッキー

とても懐かしいちょっと固めなバタークッキーで、あっさりとした味わいのクッキーでしたがあっという間に食べ終わってしまいました。

トラピスチヌ修道院滞在時間

湯倉神社前バス停からトラピスチヌ入口までバスで行き、坂を登ってトラピスチヌ修道院正門まで30分かかり、函館駅前行きバスを待つところまで70分でしたので、トラピスチヌ修道院滞在時間は40分でした。

「五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス」がトラピスチヌ修道院に到着して、函館駅へ行くバスまでが34分しかないのでクッキーなど売っている売店で品定めをする時間を急げば、十分バスに間に合うと思います。

「五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス」は1時間に1本で1日6往復しか運行されていませんので、時間帯によっては函館市電の湯の川で乗り継ぐ方法も選択肢に入れれば、1時間に3本~4本まで本数が増えます。

函館市電は「湯の川」で函館バスは「湯倉神社前」という名前で、ここには湯の川温泉発祥の地であり土方歳三ゆかりの地でもあります。

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