- ネイチャーセンターからトドワラまで歩いた実際の所要時間と道のり
- ナラワラ・トドワラ・野付埼灯台の景色と、道中で出会った野生動物
- 歩く前に知っておきたい注意点
- 野付半島へのアクセス方法と基本情報
グーグルマップを見ても、エビの姿のような奇妙な地形をしている北海道の東の端、オホーツク海と野付湾の間に細長く伸びる野付半島。
立ち枯れの木々が残る「ナラワラ」と「トドワラ」は、ここでしか見られない独特の景色で、浸食によりいつまで見られるかもわからないと言われています。
今回は網走から釧路へ向かう途中にレンタカーで立ち寄り、野付半島ネイチャーセンターからトドワラまで歩いてきました。
まずは、野付半島観光の結論からお伝えします。
- 案内の「片道30分」はトドワラの看板までで、実際に歩いたのは看板まで32分、先端の船着場とトドワラまで回って往復1時間50分
- ネイチャーセンターの周りから角の立派なシカの群れやキツネに会え、歩き出す前から見どころが続く
- 立っているトドワラの木は5本ほど。駐車場は無料なので、飲み物を持って時間に余裕を持って歩くのがおすすめ
野付半島の見どころ・体験談
野付半島は、ネイチャーセンターからトドワラまで往復1時間50分歩き、ナラワラ・野付埼灯台・道の駅おだいとうまで回って約3時間半で楽しめる、北方領土の国後島も見える自然の宝庫です。
波乗りアヒル実際に訪れた体験談として、シカやキツネにたくさん出会えて、寂しげなトドワラの姿も心に残りました。
ただ、思ったより歩く距離が長かったので、時間と飲み物の準備はしっかりと!
| 時刻 | 行程 |
|---|---|
| 7:00 | 網走の北海ホテルを出発(網走駅に立ち寄り) |
| 10:45 | 第二しべつ展望パーキング |
| 11:05 | ナラワラ展望スペース |
| 11:16 | 野付半島ネイチャーセンター到着 |
| 11:24 | 野付半島の石碑から歩き始める |
| 11:56 | トドワラの看板(トラクターバス乗降場所) |
| 12:22 | 先端の船着場(キナチャウス) |
| 12:35 | トドワラ |
| 13:14 | レストランNOTSUKEで昼食 |
| 13:38 | 野付埼灯台 |
| 14:11 | 道の駅おだいとう |
| 17:30 | 釧路のホテルクラウンヒルズ釧路に到着 |
実際に訪れたのは2025年9月4日で、女満別空港のグルメとお土産の紹介記事でも紹介している女満別空港でレンタカーを借り、前泊した網走の北海ホテルを朝7時に出発。


網走駅に寄って写真を撮ってから、斜里・標津方面の海沿いを南下するドライブで、天気は晴れで風はそよ風程度。気温は20℃くらいで涼しく、Tシャツで歩いてちょうど良い一日でした。
第二しべつ展望パーキング|国後島と半島の一本道
10:45、野付半島の付け根にある第二しべつ展望パーキングに到着すると、海の向こうに大きく見えるのは、北方領土の国後島です。


写真映えする場所を探して12分ほど歩き回り、まっすぐな一本道の両側に海と湾が広がる、野付半島らしい地形がわかる写真が撮れました。


景色がいい場所という事で、無料の駐車場がありますので、ゆっくりと景色を眺めたり写真を撮ったりすることができました。


ナラワラ展望スペース|海風に耐える立ち枯れの森
11:05、ナラワラ展望スペースへ。望遠レンズに付け替えて、遠くに見える立ち枯れの木々を狙いました。


この日は湾の波が穏やかで、水面に木々が映り込むリフレクションがとてもきれいでした。


よく見ると、木々はどれも海と反対側に傾いて立っています。海風が吹き付ける厳しい環境であることが伝わってきます。




野付半島ネイチャーセンター|歩き出す前からシカとキツネ
11:16にネイチャーセンターに着くと、すぐそばで角の立派なシカたちが集団で座ってのんびり過ごしていました。


トイレを済ませて出発しようとすると、今度は石の日陰でキツネが寝ていました。


キツネに気を取られていると、目の前にシカが寄ってきて草を食べ始めました。
遠くには小さくキツネも写っています。さらに、そのシカの左奥でも別のシカが休んでいました。


少し遠くに目をやると、水辺でシカたちがくつろいでいる姿も見られ、こっちの様子をうかがうように見ていますが、全く逃げるそぶりなんかはありません。


11:24、野付半島の石碑を撮影して、トドワラへ向けて歩き始めます。


トドワラの看板まで32分|ススキの中の一本道
歩き始めて10分ほどで、トドワラから戻ってきたトラクターバスとすれ違いました。


道はススキのような草の中を一本道で進みます。


11:56、石碑から32分でトドワラの看板に到着。ここはトラクターバスの乗降場所です。


案内どおり約30分で着いたものの、トドワラはここからさらに木道を歩いた先にあるので、「まだ歩くの?」と思わず振り返り、ネイチャーセンターを撮りました。


アスファルトの道路を歩いていたわけではないので、疲れた感じはありませんでしたが飲み物を持ってこなかったので、ちょっと失敗でしたね。
木道の分岐から橋を渡って先端へ
木道を進むと道が二手に分かれ、右のトドワラは後回しにして、気になった左の橋へ向かいました。


野付半島を訪れている観光客は、車10~20台分ぐらいの人はいましたが、みんなトドワラの方へ行くので、反対側はほぼ貸切状態で、橋の先にも人はいません。


橋を渡り終えると、道はさらに遠くまで続いていました。振り返ると、ずいぶん歩いてきたことがわかります。


振り返った景色がこのように、国後島もはっきりと見えます。


ここまで来ると先端まで行きたくなり、さらに歩きたくなるのは何ででしょうね。
すると右奥の湾の中で何かが動いていて、よく見ると人が立っていました。


その場所まで行ってみると、ちょうど引き潮で歩けるようになっていました。


お昼ごろは引き潮なんですね、9月上旬は。


さっきの人と同じ場所に立って、万歳ポーズで記念撮影。(相方に撮ってもらいました)


特に引き潮の時を狙ってきたわけではなかったので、ラッキーでした。


いよいよ先端の橋が見えてきました。


12:22、先端に着くと金属製の設備がありました。
釣り場にも船着場にも見えて、このときは何の場所かわかりませんでしたが、ネイチャーセンターに戻ってから尾岱沼から来る観光船の船着場だとわかりました。




トドワラ|残りわずか5本の寂しげな佇まい
来た道を戻り、分岐でいったん素通りしたトドワラ方面へ。12:35、木道の先端からトドワラを眺めました。




立っている木はもう5本だけで、ほかはみんな倒れてしまっていました。すごく寂しげに佇むその姿が、今回いちばん印象に残った景色です。


レストランNOTSUKE|1時間50分歩いた後のホタテカレーと豚丼
ネイチャーセンターに戻ったのは出発から1時間50分後の13:14、館内のレストランNOTSUKEでホタテカレーと豚丼を食べました。
たくさん歩いた後だったからか、どちらもとにかく濃厚でおいしかったです。支払いには楽天ペイが使えました。




食後はネイチャーセンターの館内を見学。ここで、先端の設備が観光船の船着場だったとわかりました。


野付埼灯台|シカの大群に遭遇
13:38、ネイチャーセンターからさらに半島の先へ進み、野付埼灯台へ行こうとしましたが、この先に行くには、ネイチャーセンターで事前許可を取らなくてはいけないので、写真だけ撮影しました。


周りにはシカの大群がいました。


道の駅おだいとう|牛乳そのままの味のソフトクリーム
14:11、半島を出て道の駅おだいとうへ。お目当ては、牛乳で有名な別海町のソフトクリームです。




ソフトクリームは余計なものが入っていない、牛乳そのままの味。ひと口目で「牛乳!」と思うほどでした。このあとは釧路へ向かい、17:30ごろホテルに到着しました。


野付半島を訪れる際の注意点
野付半島の散策でいちばん注意したいのは歩く距離で、案内の「片道30分」はトドワラの看板までのため、先端やトドワラまで回ると往復1時間50分かかります。
- 「片道30分」はトドワラの看板まで
トドワラや先端の船着場は看板からさらに木道の先です。散策を含めて2時間ほど見ておきましょう。 - ペットボトルの飲み物を持って歩く
往復1時間50分歩いたので、出発前にネイチャーセンターで飲み物を用意しておくと安心です。 - トイレは出発前にネイチャーセンターで
館内のトイレはきれいでした。歩き出す前に済ませておきましょう。 - 歩くのが不安ならトラクターバスを利用
ネイチャーセンターとトドワラの看板の間は、季節運行のトラクターバスでも移動できます。 - 野生動物には近づきすぎない
シカやキツネがすぐ近くにいますが、エサをあげたり触ったりせず、離れて見守りましょう。
野付半島へのアクセス方法
野付半島ネイチャーセンターまで行く路線バスは2026年9月時点で確認できず、レンタカーかマイカーで訪れるのが現実的です。
電車でのアクセス
野付半島の近くに鉄道駅はありません。JRを使う場合は釧路駅まで行き、そこから路線バスやレンタカーに乗り継ぎます。
路線バスでのアクセス(阿寒バス・釧路標津線)
公共交通機関で近づくなら、釧路駅前から阿寒バスの釧路標津線・釧路羅臼線で標津方面へ向かいます。
ネイチャーセンターまでの路線バスは無いため、標津など最寄りのバスターミナルからはタクシーを使うことになると考えられます。
タクシー会社が限られる地域なので事前予約が必須で、料金も事前にご確認ください。道東のバスをお得に乗るなら釧路・根室・中標津・羅臼4/7Dayフリーパスポートの紹介記事も参考にしてください。
マイカー・レンタカーでのアクセス
今回は網走から斜里・標津方面の海沿いを南下し、朝7時に網走を出て10:45に第二しべつ展望パーキングに着きました(途中で網走駅に立ち寄り)。
中標津空港からトドワラ方面までは車で約40分、釧路外環状道路の釧路東ICからは約120分が目安です。ネイチャーセンターの駐車場は無料で、訪れた日は半分ほど埋まっていました。


野付半島ネイチャーセンター基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名称 | 野付半島ネイチャーセンター |
| 住所 | 北海道野付郡別海町野付63番地 |
| 営業時間 | 4月1日〜10月31日:9:00〜17:00 11月1日〜3月31日:9:00〜16:00(年末年始休館) |
| 料金 | トラクターバス:片道500円・往復1,000円(目安、季節運行) |
| 最寄駅・バス | ネイチャーセンターまでの路線バス無し |
| コインロッカー | 確認できず |
| 駐車場 | 無料(普通車約50台) |
| 公式サイト | 野付半島ネイチャーセンター公式サイト |
よくある質問(FAQ)
まとめ|シカとキツネに見送られて歩く、消えゆくトドワラへの1時間50分
野付半島は、第二しべつ展望パーキングから見る国後島、海風に耐えるナラワラ、そしてネイチャーセンターの周りで出会うシカやキツネと、トドワラに着く前から見どころが続く場所でした。
トドワラまでは往復1時間50分歩きましたが、先端の船着場や引き潮の湾など、歩いたからこそ出会えた景色もたくさんありました。
残りわずか5本になったトドワラの寂しげな姿は、今しか見られない景色かもしれません。
飲み物を持って時間に余裕を持って歩き、帰りには道の駅おだいとうで別海町の牛乳ソフトクリームを味わってみてください。
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