日本三名瀑でもある袋田の滝は、高さ120m幅70mの大きさを誇りトンネル横の展望台からは、目の前に迫った滝を見ることができます。
そしてエレベーターで昇った展望台からは上から滝を見ることができ、夏の新緑、秋の紅葉、冬の氷瀑と様々な光景を見ることができ、紅葉シーズンのライトアップにより幻想的な光景を見ることができる紅葉スポットなので訪れてみてはいかがですか?
紅葉に染まった日本三名瀑の袋田の滝へ
関東の紅葉人気スポットTOP10に常に入っている「袋田の滝」、欲を言えば観光客が殺到する紅葉の時期だけでも水戸駅からの電車とバスのアクセスを向上してくれると、観光地としてもっと便利に訪れることができるのですが、残念ながら水戸駅から水郡線に乗って袋田駅からバスを利用すると1日4本しかありません。
その為にマイカーを利用する観光客が多すぎて駐車場も、国道118号線も混雑と渋滞がひどくなって、袋田の滝の紅葉シーズンは朝9:00から見ることができるので、なるべく早い時間帯に訪れることをおススメします。
ところが、人気紅葉スポットの時期でもある2020年11月16日の平日12:00頃は大混雑していたので、袋田の滝まで1.5㎞ほど離れた大子町の町営無料駐車場を利用して、袋田の滝近くまで車で行くのを諦めました。
歩いて袋田の滝を目指すと、案の定有料駐車場(1回500円)入場待ち渋滞がところどころ発生していたので、訪れる際はちょっと歩きますが紅葉景色を見ながらのんびり散歩もいいものですよ。
袋田の滝まで徒歩20分かかりましたが、途中これぞ“おばあちゃんの家の景色”を思い出させる田舎の原風景って個人的には思ってしまいました。
15分歩くとお土産屋さんや飲食店街になり、観光客も増え川沿いのもみじがとても鮮やかなグラデーションになっていて、写真を撮る人々が群がっています。
お店の前では塩焼のアユやこんにゃく団子?があちこちの店で販売していて、空腹を刺激するいい匂いが漂っています。
歩くこと約20分、ようやく袋田の滝に到着して窓口で300円をPayPayで支払い中に入りました。
前回袋田の滝を訪れた時は当然ながらコロナ禍ではないのに季節外れという事もあり、ガラガラで展示物までのんびり見ていましたが、今回は紅葉と袋田の滝を見たかったので目的スポットへ一目散に歩いて行きました。
最初の袋田の滝の紅葉スポットは記念撮影もできる、恋人の聖地モニュメントがある場所でトンネルから一歩踏み出していくと、袋田の滝を下から見上げることができます。
このように広ーく下から見上げ角もいいですが、やっぱり袋田の滝と紅葉を見に来たので、もみじを映り込ませて撮ってみました。
人が多くてなかなか場所が空かなくて待つこと数分でやっと写真が撮れましたので、次は紅葉というよりは、袋田の滝が目の前に見られる展望台へ移動します。
人も多いのですが、この展望台は広いのでほぼ正面から撮影できたのですが、12時過ぎは逆光になってしまい、紅葉に合わせると滝が暗くなってしまい映らなくなってしまうので、左右前後に移動しながら極力明るい空を入れないようにしていたら、ようやく紅葉と袋田の滝が綺麗に映ってくれました。
次はエレベーターに乗って袋田の滝を一望できる展望台へ移動しますが、エレベーター前は大混雑なのですが、それもそのはず一度に乗れる人数が制限されていて10名ぐらいでスカスカで係員に制止されて乗車です。
目で見ると青空・紅葉・袋田の滝とすごく広く絶景なのですが、写真に撮ると袋田の滝が真っ暗になってしまい、写真の腕も知識も無いなあって思いました。
青空を無くすと綺麗に撮れた気がしますけどね。
展望台の一番左端から手すりの隙間にカメラを近づけて最後に1枚。
写真も撮り終えたのでしばらくゆったり袋田の滝を眺めていたですが、急に人がさらに増えてきたので早々に退散しました。
前回の日光や塩原温泉の紅葉の吊橋と、有名紅葉スポットはコロナ禍関係ないのかな?って思うぐらい人が多いのですが、もしかしたらコロナ禍でなかったらもっと大混雑しているのかもしれませんね。
袋田の滝へはマイカーでも電車とバスを乗り継いでも行ける茨城県の人気紅葉スポットなので、ぜひ訪れてみてはいかがですか?
袋田の滝滞在時間
2019年の5月に訪れた時は、鯉のぼりが飾られていましたがGW明けという事もあり、ほとんど人がいなくて貸切状態で、袋田の滝のお土産屋が立ち並ぶところまで車でスイスイ行けて観光60分、食事含めて袋田の滝滞在時間1時間50分とすごくのんびり観光できました。
訪れた満足度としては、ちょっと水量が少ない時期だったので滝としての迫力不足でしたが、色鮮やかな紅葉が見られたので満足でした。
また次回は雨の後に行くことで水量の多い袋田の滝を見たいと思います。
2019年5月のガラガラで新緑が鮮やかな袋田の滝体験談はこちらをご覧くださいませ。
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】JR水郡線・袋田駅
東京駅から上野東京ライン・常磐線で水戸駅でJR水郡線に乗り換えて袋田駅まで約3時間40分・3,080円で行くことができます。
途中の水戸駅まで特急列車「ひたち」利用すれば約2時間30分で行くことができ、料金は特急券込みで4,660円となります。
【路線バス】茨城交通バス・滝本バス停
袋田駅からは茨城交通バスで約7分で「滝本」バス停で下車して、徒歩10分で袋田の滝に到着します。
定期便4本と期間限定1本しか運行されていないので要注意です。
アクセス(マイカー・レンタカー)
東京から常磐自動車道・那珂ICまで約1時間40分(115㎞・約3,800円)で行くことができ、那珂IC下車して約45分・50㎞ほどで袋田の滝に到着します。
駐車場
袋田の滝周辺には駐車場があちこちにあり、1回300円~500円程ですが食事をすると駐車場代が無料にしてくれるお店が多いです。
または袋田駅と滝本バス停の間にあり、袋田の滝まで1.5㎞のところにトイレも完備されている大子町の町営駐車場が紅葉シーズンでも無料で利用できます。
お得なフリーきっぷ
電車・バス利用ならば、袋田の滝が最寄りの袋田駅もフリーエリア内になっている「ときわ路パス」があり、土日祝限定ですが東京から茨城県内の最初の駅「取手」までは別途料金になります。
この取手駅から先の茨城県内のJRなどがフリーエリア内なので、使わなきゃ損ですよ。
マイカーやレンタカーの場合で高速道路を利用するならば、最寄りの那珂ICもフリーエリア内になっている「北関東周遊フリーパス」がお得ですよ。
袋田の滝基本情報
紅葉見頃 | 11月上旬~11月中旬 |
ライトアップ | 2024年10月1日~2025年1月31日 日没~20時(12月・1月は19時まで) |
住所 | 茨城県久慈郡大子町袋田3-19 |
営業時間 | 8:00~18:00 (11月~4月は9:00~17:00) |
入場料 | 300円(子供150円)PayPay利用可 |
公式サイト | 袋田の滝 |
駅からバス | 袋田駅からバス利用可 |
コインロッカー | なし |
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