フラワーパークと言えば「あしかがフラワーパーク」が有名ですが、茨城県にも「茨城県フラワーパーク」が石岡市にあって「あしかがフラワーパーク」よりも広い面積で、2021年4月29日にリニューアルオープンしました。
藤棚のトンネルは決して「あしかがフラワーパーク」に負けているとは思いませんでしたが、訪れやすさに関しては、完全に負けている「茨城県フラワーパーク」ですが、マイカーで訪れれば十分楽しめますので訪れてみてはいかがですか?
ただし残念なのが、最寄り駅のJR石岡駅から茨城県フラワーパークまでのバスの本数が少なく、平日3本・土日祝でも5本しかないので時刻表の確認が必要です。
名前で負けても藤棚はいい勝負の茨城県フラワーパーク
藤棚のトンネル
茨城県フラワーパークと検索してもあしかがフラワーパークが検索結果に出てきてしまうほど、残念な結果になってします茨城県フラワーパーク。
ただそのおかげか、藤の花が見頃となれば混雑はするのですが、あしかがフラワーパークのように駐車場待ち1時間や入園しても人が多すぎてオーバーツーリズム状態ではないので、ゆっくり花を見ることができますよね。
実はバラを見るために調べていたら、茨城県フラワーパークが出てきたので訪れました。
すると入り口を入ってすぐの左側に藤棚があるじゃないですか。

5月16日じゃ見頃は過ぎているので、こんな感じになってしまいましたが、100mぐらいの長さがありそうな藤棚で、この時期でここまで藤の花が綺麗に咲いているので、見頃の頃は長さと言いあしかがフラワーパークといい勝負じゃないですか。

料金も藤の花が見頃のGWではあしかがフラワーパークは入園料1800円まで高くなるので、茨城県フラワーパークは740円だから、いいかもしれませんね。
ただ、藤の花だけではなく5月中旬になるとバラまつりが開催されていて、こちらの方がメインになっています。
茨城県フラワーパーク入場時にカタログスタンドにあったパンフレットを見ると、園内の23か所の案内のうち、1/3はバラ園になっているので、バラが有名で力を入れているのが分かりますよね。
バラまつり

ただ、バラで有名なのは館林の「東武トレジャーガーデン」が有名?というか、東武線に乗ると駅構内や電車内にバラが綺麗な時期になるとポスターが貼ってあるから、そう感じるだけなのかも知れませんね。

茨城県フラワーパークのバラまつりは5/15から始まったばかりなので、まだ品種によっては全く咲いていない花壇もありますが、6/23まで開催されているのでこのあとアジサイも咲いて時期的に花が綺麗に見られるようになりますね。

藤の花と反対のバラ園に進むとまだ間場Fらに咲いているのですが、最初に現れる淡いオレンジのバラ、真っ赤なバラ、白いバラと品種も書いてあったのですが確認不足。

カメラの設定いじっていたら、こんな感じになっちゃった。

品種は定かでないのですが、3センチぐらいの大きさのモコモコした薄い黄色い花は、モッコウバラっていう名前だったような気がします。

バラのトンネルらしいのですが、ひとつも咲いていませんので早すぎるようですね。

バラまつりはまだ始まったばかりなのにたくさんの種類がすでに咲いているのに、まだ半分以下って感じです。
800品種3万株もあると書いてあったので、今日見たのはほんの僅かなんですね。
バラ以外のみどころ
バラ園の奥にはビニールハウスがあり、温室でハイビスカスが展示されているエリアやインスタ映えを意識したのか撮影スポットも手作り感満載で用意されていました。

園内には、ビニールハウス内で開花時期をずらすようにする為か多くの花とハウスがあります。

狭い通路いっぱいに展示されているので豪華ですよ!
もちろん広大な敷地のあちこちに花を見ることができ、品種名見るの忘れたなあ?これダリアかな?キクかな?

そしてさらに、売店では販売用のバラもしっかりとあり、思ったほど高くはなく手ごろな価格だと思います。

こんな花の名前って大丈夫でしょうか?
赤くて立派なのですが・・・

フォトスポット!

背景になるような花が全くないにもかかわらず、ハートの形をしたオブジェがあり、写真を撮る場所になっています。
よく見ると電線がつながっているので、ライトアップされるとインスタ映えフォトスポットになりそうですね。

同じエリアには、鐘を鳴らせる場所もありますが・・・
という具合にいろいろな花とちょっと強引なフォトスポットまである、いばらきフラワーパークへ訪れてみてはいかがですか?
茨城県フラワーパーク滞在時間
訪れたのはリニューアル前で名称も現在の「いばらきフラワーパーク」ではなく、「茨城県フラワーパーク」の時代で、ちょうどバラシーズンが始まった時でシーズン料金もなく740円でした。
広い園内をぐるっと回って写真を撮ったりしただけなのですが茨城県フラワーパーク滞在時間2時間30分かかりましたので、レストランやお土産屋さんに立ち寄っていると、もっとかかると思います。

アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】JR水戸線・笠間駅
東京駅から上野東京ライン常磐線で石岡駅へ約1時間40分・1,520円で行くことができます。
または、JR石岡駅まで常磐線特急「ときわ」を利用すれば、約1時間・2,540円ですが、「ひたち」は基本的に停車しません。
石岡駅からバスを使わず歩くと12㎞もあるので実質ムリです。
【路線バス】関鉄グリーンバス・いばらきフラワーパークバス停
JR石岡駅の改札を出て右に曲がり突き当りを左に行くと「石岡ステーションパーク」1階にバスターミナルがあり、2番乗り場からいばらきフラワーパーク行きのバスが運行されています。
乗車時間は40分で料金は680円(Suica利用可)で、4月~6月と9月~11月の土日祝日限定で「石岡ぐるりんバス」が運行されるので、運行されている時期は利用すると便利です。
笠間駅や友部駅をフリーエリアとする通年販売のフリーきっぷはありませんが、期間限定で茨城県内のJRや私鉄が乗り放題になる「ときわ路パス」がお得です。

また関鉄グリーンバスは710円で販売している関東鉄道のバス1日乗車券対応なので、土日祝日の常陸風土記の丘経由便以外ならば利用できます。

アクセス(マイカー・レンタカー)
東京から常磐自動車道を通り土浦北IC下車して20分ぐらいでいばらきフラワーパークに行くことができ、トータル約80㎞・1時間20分程で高速代2,500円ぐらいです。
また、年間通して販売されているわけではないのですが、NEXCOではETC専用の高速道路版フリーパスを期間限定で販売していますので、お出かけ前には要チェックです。

駐車場
いばらきフラワーパークの駐車場が無料で利用できます
住所 | 茨城県石岡市下青柳200 |
営業時間 | 9:00~17:00 (4/13~6/23の土日祝は8:30~18:00) |
入場料 | 900円(子供300円) |
公式サイト | いばらきフラワーパーク |
駅からバス | 石岡駅からバス利用可 |
※バラシーズン(5月中旬~6月下旬と10月~11月中旬)は、大人1,200円・子供400円です。
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