埼玉県春日部市には樹齢1200年超の藤があり、あしかがフラワーパークの大藤を超えるかもしれないと言われる藤の花の名所をご存知ですか?
山藤なのですが変種のようで国の天然記念物にも指定されて、花房の長さは2mまで伸びることもあり、さらに藤棚はテニスコート2面分合わせたぐらいの広さを誇っている木が3か所もある「藤花園」をご紹介しますので、電車で行くことができるので訪れてみてはいかがですか?
2023年の藤の花まつりは4月15日~5月5日の期間中で開催されますが、今年は開花が早く4月19日ごろに満開を迎え4月24日頃には花が落ち始めているので、訪れる際にはお早めに訪れてくださいね。
藤花園の藤棚
東武アーバンパークライン藤の牛島駅から案内板が道なりに何か所か設置されているので迷わず行くことができ、ホームページや案内板などでは約10分と書いてありましたが、実際歩いたら12分ほどで行くことができます。
入口で現金のみですが入園料1,000円を支払い中に入るとすぐに大きな藤棚を見ることができます。

これが、あしかがフラワーパークの大藤を超えるといわれている、国の特別天然記念物に指定されている樹齢1200年の野田藤のようです。
そしてこの野田藤の横には上から藤棚を見られるように、小高い丘に展望台が作られていて上から眺められるようになっています。

訪れている人がそこそこいたのですが、藤棚の中を歩くことができるので5分ほど待っていたら人の映り込みのない写真を撮ることができました。
この展望台は入口からすぐのところにあったので、あしかがフラワーパークを超える???どこが?

藤棚の中に入ってみると太い幹からいくつも分かれていて穂先も1m以上長く伸びているのが見られ、すごく甘い匂いが強かった気がします。

そのためかハチが多く、ブンブン音を立てて飛び回っていましたが、藤の花にはつきものですね。

開花状況の案内では5分~8分咲きと掲載されていましたが、ほぼ満開に見えて藤の花の穂先まできれいに花が開いていました。

藤棚は残り2か所あり、1か所は休憩するためのスペースに公園の砂場ぐらいの大きさで、もう1か所は大藤の隣にあり、そこまで大きくは感じませんでしたが、こちらのほうが穂先がちょっと長かったかな・

そうそう、最初の疑問のあしかがを超えるとは、藤棚が2段になっていることかな?

どうやら、樹齢が1200年というのが奈良時代や平安時代なのでとてつもなくすごい樹齢なので、あしかがフラワーパークの大藤よりもはるかに超える樹齢ということのようでしたので、古木の大藤を見に訪れてみてはいかがですか?
藤花園滞在時間

2023年4月20日に埼玉県で有名な藤の花を見に訪れ、ちょうど満開に咲いている藤棚を見ることができ3か所ある藤棚をぐるっと見て回ったら藤の牛島「藤花園」滞在時間は30分でした。

実際に訪れた満足度は、1,000円の入園料は正直かなり高額に感じましたが、藤棚は広く立派で入園料を無視すれば満足です。
1度は見たほうがいい藤棚ですが、入園料を考えるとまた来年と思わなかったです。
アクセスが良くないですが有料の藤棚名所ならば入園料500円で広さが倍以上ある「長泉寺骨波田の藤」がおススメです。


アクセス(電車・バス)


【最寄り駅】東武アーバンパークライン・藤の牛島駅
東京駅から上野東京ラインで大宮駅まで行き、東武アーバンーアクライン(野田線)に乗り換えて、藤の牛島駅へ55分・910円で行くことができます。
または、浅草駅から東武スカイツリーラインで春日部駅まで行き、東武アーバンパークラインに乗り換えていくこともでき、約40分・540円です。
藤の牛島駅からは徒歩12分程で行くことができますのでバスを使う必要はありません。
- 東武鉄道・藤の牛島駅
アクセス(マイカー・レンタカー)
東京駅から首都高川口線を通り、東北自動車道・岩槻IC下車するルートで、東京から約55㎞・1時間20分程・高速代1,500円程で、藤花園へ行くことができます。
駐車場
藤花園の臨時駐車場が無料で利用できますが、台数が少なく満車になることが予想されるので公共交通機関利用をおススメします。


お得なフリーきっぷ
東武鉄道で藤の牛島駅へのお得なフリーパスは無いので、JR大宮駅へJR利用ならば「休日おでかけパス」のエリア内なので、片道1,340円以上かかるならば利用すればお得になります。


藤花園基本情報
住所 | 埼玉県春日部市牛島786 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
入場料金 | 大人 1,000円 子供500円 |
公式サイト | 藤花園 |
駅からバス | 藤の牛島駅から徒歩10分 |
藤の花開花状況
藤花園の藤の花の開花状況は公式サイトに掲載され、満開は2023年4月19日頃となっています。
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