千葉県でも下の方にある南房総市に、6月頃になるとお寺の入口からの参道は、あじさいが出迎えてくれる南房総のあじさい寺・日運寺があります。
電車とバスで行くことができ、晴れている日ならば、あじさいと田園と太平洋が見渡せる珍しい観光スポットになっていて、約20,000株のあじさいを無料で見ることができるので訪れてみてはいかがですか?
南房総市にあるあじさい名所・日運寺
あじさいが見られる名所は数多くありますが、その多くが10,000株に満たない事が多いのですが、ここ南房総市にある日運寺には入口から本堂までの参道の両脇にあじさいが植えられているので、あじさいの中を歩いくことができます。

日運寺を訪れたのは2022年6月24日のお昼ごろで、観光バスまで来ているほど千葉県内の有名あじさいスポットとして多くの人が訪れていました。
もちろん、鎌倉などと比べれば空いているのでゆっくりと、そして少しタイミングを待っていれば人の映り込みの少ない写真を撮ったりすることもできました。

日運寺の入口から歩いて本堂まで左右にあじさいが綺麗に咲いていて、ゆっくりと自分のペースであじさいを見たり写真を撮ったりすることができることが分かる混雑状況というより、空いています。
もちろん空いている理由は、東京からアクアラインを使って渋滞に巻き込まれなくても1時間40分ほどはかかりますし、電車とバスを使ったら約3時間もかかってしまうからです。
さらに駐車場も20台ぐらいしか止められなそうなスペースしかなく、駐車場待ちの車が並んでいましたので、空いていたのだと思います。

日運寺の入口から100mほど歩くと赤い仁王門があり、あじさい寺・日運寺を紹介する時に掲載されることが多い写真なので、目にしたこともあるかと思います。
その為だと思いますが、仁王門周辺に人が立ち止まって撮影する人も多かったので、撮影タイミングを待つのに5分ほど待っていました。

仁王門を通りあじさいを見ながら進むと、水場に龍とあじさいが見られてここの周りにも人が多く集まっていました。

本堂から左へ進んで坂を登って、さらに銅像とあじさいを横目に進んで登って行くことができます。

坂を登りきると眼下に日運寺の本堂とあじさいを見ながら、田園と晴れていればその奥に太平洋の海を見ることができるそうなのです。

しかしながら、訪れた日は雨交じりの空模様で、梅雨時期の晴天はなかなか巡り合うことができないので、また機会があったら訪れてみたいと思うビュースポットです。
そして途中の分かれ道まで戻り、あじさいに囲まれた歩道を歩いて行くとができます。

この歩道を歩いて行くと、釈迦堂という建物があり獅子が鎮座していました。

日運寺の入口から、境内のあちこちにあじさいが植えられているので、どこを歩いてもあじさいを見ることができて、境内は大きな木々の中にあるので、若干涼しく感じられました。
また、小雨が降っていたのですがこれらの木々が大きな傘代わりになってくれていて、傘を持っていなくてもあまり濡れる事も無く、あじさいを見ることができました。
日運寺滞在時間
20,000株のあじさいが境内を埋め尽くすあじさい寺・日運寺という有名スポットを、写真を撮りながら歩いただけでしたが、あっという間の日運寺滞在時間は60分でした。

個人的おススメ度は、梅雨時期とあじさい開花と晴天と休日が合致したら、また訪れたいと思うおススメあじさいスポットです。
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】JR内房線・館山駅
東京駅からJR総武快速線で千葉駅まで行き、JR内房線に乗り換えて館山駅まで約2時間30分・2,310円で行くことができ、特急「さざなみ」を利用すれば約2時間・3,670円です。
数年前までは、特急わかしおが東京-館山間を定期運行されていましたが、ほぼ廃止されて土日祝などの臨時列車のみ運行となっています。
【路線バス】日東交通・加茂坂下バス停
館山駅東口で日東交通バスの館山鴨川線「亀田病院行」に乗車して約20分・470円で「加茂坂下」バス停を下車し、徒歩5分程です。
このバスはJR安房鴨川駅も経由するので、時間帯によってはJR外房線から行くこともできます。
電車は1時間に1本、バスは平日6本・休日4本しか運行されていないので、乗り遅れないように計画を立ててください。
アクセス(マイカー・レンタカー)
東京駅から首都高・アクアラインを通り、館山道・冨浦IC下車するルートで、東京から約110㎞・1時間45分程・高速代3,500円程で、日運寺へ行くことができます。
駐車場
日運寺の駐車場が無料で利用できます。
住所 | 千葉県南房総市加茂2124 |
営業時間 | 自由 |
入場料金 | 無料 |
公式サイト | なし |
駅からバス | JR館山駅からバス利用可 |
館山周辺の人気ホテルやお得なクーポン
Yahoo!トラベル
楽天トラベル
千葉県内のあじさいスポット
-
50,000株のあじさいと五重塔で有名な千葉松戸の本土寺へ
あじさい見頃の5月下旬~7月上旬は入場料が必要となります 鎌倉のあじさいは有名ですが、50,000本ものあじさいが密集していて五重塔まであるお寺となると滅多に出会う事… -
麻綿原高原のあじさい寺へのバスは安房天津駅から7月末まで楽しめる
あじさい見頃は7月上旬~7月下旬です 日本一平野が多く標高が低い千葉県のなかで、標高350mの高地になっている大多喜町の麻綿原高原あじさい寺へ行くと、あたり一面のあ… -
野見金山展望台へ1,500株のあじさいと房総を一望できるビュースポットへ
あじさい見頃は6月中旬~7月上旬です。 千葉県の長南町民の方々が2004年から毎年少しづつ、苗木を植樹して1500株まで増えたあじさいを野見金山の丘陵地からスカイツリー… -
日運寺は千葉南房総20,000株のあじさいを無料で楽しめる名所
【あじさい見頃】6月中旬~7月上旬にあじさい祭り開催 千葉県でも下の方にある南房総市に、6月頃になるとお寺の入口からの参道は、あじさいが出迎えてくれる南房総のあ… -
斜面一面に広がる1万株の服部農園あじさい屋敷へ茂原駅からバス
あじさい見頃は6月1日~7月上旬です 山の斜面一面を埋め尽くす10,000を超えるあじさいを家族とパートさん10人以上で春と夏に手入れをして、有料のあじさい農園として育… -
流山あじさい苑へ南柏駅からバスで住宅街のあじさい苑へ
あじさい見頃は6月中旬~7月上旬 無造作だった竹林を地元・南柏本州団地自治会住民と県立流山高等学園の高校生が、協力して育てたあじさいが、ここ数年ひそかなあじさ…
日運寺周辺のおススメ観光スポット
-
南房総市イチオシ!畳1200枚分の広さもある温泉組合の菜の花畑へ
2月上旬~2月下旬までの期間に見頃となる時期には、千葉県南房総市の観光協会のトップページに菜の花畑をおススメしている場所をご存知ですか? 車が無くても電車とバス… -
マザー牧場の広大な斜面に広がる350万本の菜の花絶景スポットへ
2月中旬~4月中旬までのまきばゲートをくぐると、左右2か所に広がる一面黄色の世界が目に飛び込んでくる絶景を見られる場所が東京から2時間ほどで見られるのをご存知で… -
和田浦の花畑へ観賞用植物栽培発祥の地で映画『花物語』の舞台へ
12月下旬~5月上旬までの長い期間菜の花などの様々な花々が見られる温暖な場所が、太平洋に面した南房総にあるのをご存知ですか? 車が無くても電車とバスで行くことが… -
東京ドイツ村の菜の花畑は360万本と広大な黄色い絨毯が一面に広がる光景
12月下旬~2月下旬まで広大な敷地に四季折々の季節の花々が見られ、イルミネーションのスケールもビックなことでも有名な東京でもなく、もちろんドイツでもなく千葉県に… -
石神菜の花畑の中を昭和レトロ車両が走るノスタルジックな景色へ
例年3月上旬~4月中旬まで千葉の地元ローカル線「小湊鉄道」を愛する地元住民の方々が、ボランティアで丹精込めて育てられた菜の花畑をご存知ですか? 昭和レトロな車両… -
道の駅とみうら枇杷倶楽部の菜の花畑へ甘いビワソフトと黄色の絨毯
例年2月上旬~3月中旬まで毎日無料で菜の花が東京ドームほどの広さで辺り一面咲き誇る景色を見られる「道の駅」をご存知ですか? 道の駅なので駐車場も無料で利用でき、…
千葉県内のおススメ観光スポット
-
佐原駅からバスで20分の水郷佐原あやめパークへ滞在時間60分
桜、藤の花と春訪れを楽しんでGWが終わると次はあじさいを楽しみに待っていませんか? 東京から約2時間で東洋一と言われ400品種150万本のバラや菖蒲を訪れてみませんか… -
千葉県内で電車やバスで黄色の絶景へなのはな祭りや菜の花畑名所8選
【千葉県内の菜の花畑名所】 新しい年が始まり寒い冬の日が続きますが、千葉県内で春の訪れをひと足早く感じることができる菜の花が辺り一面咲き誇る絶景を車が無くても… -
石神菜の花畑の中を昭和レトロ車両が走るノスタルジックな景色へ
例年3月上旬~4月中旬まで千葉の地元ローカル線「小湊鉄道」を愛する地元住民の方々が、ボランティアで丹精込めて育てられた菜の花畑をご存知ですか? 昭和レトロな車両… -
日本の都市公園100選千葉市昭和の森あじさいへ土気駅からバス
あじさい見頃は6月中旬~6月下旬です。 東京ドーム23個分もの広大な千葉市民公園で6月中旬~6月下旬とわずかな期間に3,000株のあじさいと18,000株のハナショウブが一緒… -
フリーきっぷで行く千葉県内の紅葉名所や穴場スポット7選
10月中旬頃から始まる関東地方の紅葉も11月中旬過ぎると、千葉県内の紅葉名所ももみじが真っ赤に色づいて見頃になってきます。 千葉県内の紅葉は12月上旬まで楽しめるの… -
流山あじさい苑へ南柏駅からバスで住宅街のあじさい苑へ
あじさい見頃は6月中旬~7月上旬 無造作だった竹林を地元・南柏本州団地自治会住民と県立流山高等学園の高校生が、協力して育てたあじさいが、ここ数年ひそかなあじさ…