紅葉の名所で茨城県を真っ先に探す人は少ないと思いますし、見つけたとしても花貫渓谷や袋田の滝、そして次に水戸偕楽園のもみじ谷や筑波山が茨城県内の紅葉スポットとして、訪れる人が多いです。
土日は当然ながら平日でも駐車場やバスは混雑していますので、少しでも混雑や密集を避けて紅葉を楽しみたい、人の映り込みの少ない写真を撮りたいと思いますよね。
そこで、ネットで調べて大手サイトではおススメスポット・人気スポットなどの記載が無い、または全く掲載されていないローカルサイトのみで記載されていた「佐白山麓公園」という紅葉スポットへ出かけてみました。
笠間城下屋敷跡に穴場絶景へ紅葉といちょうを見られる
佐白山麓公園の笠間城跡は、ごくごく普通の公園なので紅葉まつりやライトアップなどイベントはありませんが、紅葉が見頃となる11月中旬~下旬には「笠間の菊まつり」が開催しているのでとても賑わっていますよ。
佐白山麓公園の笠間城跡滞在時間・料金
訪れたのは2020年11月19日の朝10時過ぎで、友部駅からかさま観光周遊バスの始発9:55に乗って10:10に日動美術館バス停に到着しました。
バス停を降りると、さすが美術館!もみじも敷地内にあり綺麗に赤く染まっていましたが、それよりも気になったのが大きな銅像。
近づいてみると忠臣蔵の大石内蔵助の象が佇んでいましたが、何で笠間なんだろうって思いますよね。
どうやら大石内蔵助のおじいちゃんが笠間藩主だったようで、そのつながりで笠間に忠臣蔵の大石内蔵助の象があったんですね。
そう感心している場合ではなく、紅葉の名所の佐白山麓公園の笠間城跡へ移動しますが、バスが行った方向に坂を登っていくのですが、道路わきのもみじが真っ赤になっていたので、期待大です。
笠間市の観光サイトでは日動美術館バス停下車1分となっていましたが、急こう配の登り坂で3分かかって到着しました。
先客が数人いた程度で真っ赤な紅葉が佐白山麓公園内にあちこちありましたが、右側は普通の公園で滑り台や雲梯などの遊具があり、砂場みたいなものもあり想像と異なりました。
でも上手く遊具の映り込みを無くして写真を撮れば真っ赤な紅葉が色鮮やかに見ることができます。
そして左奥には櫓みたいなものが見え、大きないちょうの木が佇んで黄金色の景色も見ることができます。
佐白山麓公園の笠間城跡をぐるっと1周まわり、奥には鳥居がありお寺が奥にあるようですがそれよりもバスの中から見えた笠間稲荷神社付近の「日本最古の菊まつり」100年以上の歴史!が気になっているので、戻ることにしました。
その為に佐白山麓公園の笠間城跡滞在時間は40分で、ごく普通の公園なので無料で利用できました。
さて、次は佐白山麓公園の笠間城跡から歩いて「笠間の菊まつり」会場まで5分ですぐに到着できて、こちらの方が数倍の観光客が訪れていました。
ここ「笠間の菊まつり」も入園無料だったので、笠間駅行のバスまで10分ほどあったのでちょっと立ち寄りましたが、ここでは省略します。
そして、次に5㎞離れた同じ笠間市の北山公園の紅葉を見に笠間駅から水戸線で隣の宍戸駅から歩いて訪れましたが、徒歩20分と書いてあったのですが実際には2倍の40分もかかりました。
関東エリアで紅葉有名スポットと言えば日光エリアですが、コロナ前でもマイカーによる大渋滞でいろは坂に1時間~2時間ぐらいかかってやっと中禅寺湖に着く混雑です。
それに輪をかけてコロナ禍なので電車やバスを避けてマイカー需要が高まっているので、訪れるならば早朝か夕方しかないので、茨城県内の紅葉スポットならばそこまで混雑は例年起こりませんので、蜜を避けて紅葉が楽しめますよ。
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】 JR常磐線・笠間駅または友部駅
東京駅から上野東京ライン・常磐線で友部駅でJR水戸線に乗り換えて、笠間駅まで約2時間20分(1,980円)で行くことができます。
特急列車「ときわ」利用すれば約1時間20分で行くことができ、料金は特急券込みで3,560円となります。
友部駅で水戸線に乗り換えて笠間駅に8分到着できますが、乗り換えがスムーズでないとJR水戸線の運行本数が少ないので30分ぐらい待つ時間帯もあります。
【路線バス】 友部駅から「かさま観光周遊バス」
改札を出て右に曲がり1階に降りたら友部駅北口バスロータリーがあり、階段目の前のバス停が「かさま観光周遊バス」の発着所です。
佐白山麓公園の笠間城跡への最寄りのバス停は「日動美術館」で下車して、坂を登ること数分で到着します。(15分・100円)※現金のみ
但し、友部駅発は午前3本・夕方2本しかありませんので、スケジュールを立てえる時はバスの時刻に合わせて計画しましょう。
【路線バス】 笠間駅から茨城交通バス
改札を出て目の前のロータリーから茨城交通の路線バス「芸術の森公園」行きバスに乗り、「稲荷神社前」で下車します。
料金は170円で4分程です。(Suicaなどの全国ICカードは利用できませんので、現金または茨城交通専用のICカードです)
しかしながらこの路線バスは午前中のみ6本だけ運行されていないので、笠間駅から稲荷神社までの距離も1.5㎞、稲荷神社から「日動美術館」バス停までも300mしかないので歩いても20分ほどで行くことができます。
また、かさま観光周遊バスも笠間稲荷神社から笠間駅経由友部駅行きになるので、笠間駅から稲荷神社へ行く逆ルートバスはありません。
- JR常磐線/水戸線・友部駅
- JR水戸線・笠間駅
- 茨城交通バス・(笠間駅・日動美術館)
- かさま観光周遊バス
アクセス(マイカー・レンタカー)
東京から常磐自動車道・友部JCTから北関東自動車道へ入り、友部ICまで約1時間40分(110㎞・約3,400円)で行くことができ、友部IC下車してから国道355号線を通るルートで約10分・6㎞ほどで佐白山麓公園の笠間城跡に到着します。
駐車場
佐白山麓公園の笠間城跡の駐車場が無料で利用できます。
お得なフリーきっぷ
電車・バス利用ならば、北山公園が最寄りの宍戸駅もフリーエリア内になっている「ときわ路パス」があり、土日祝限定ですが東京から茨城県内の最初の駅「取手」までは別途料金になります。
この取手駅から先の茨城県内のJRなどがフリーエリア内なので、使わなきゃ損ですよ。
そして笠間周辺観光へは友部駅からも利用できる「かさま観光周遊バス1日フリー乗車券」を利用すれば、バスも乗り放題になります。
マイカーやレンタカーの場合で高速道路を利用するならば、最寄りの友部スマートICもフリーエリア内になっている「北関東周遊フリーパス」がお得ですよ。
佐白山麓公園基本情報
紅葉見頃 | 11月中旬~11月下旬 |
住所 | 茨城県笠間市笠間1015 |
営業時間 | いつでも可 |
入場料 | 無料 |
公式サイト | 笠間市 |
駅からバス | 友部駅からバス利用可 |
コインロッカー | なし |
水戸・笠間周辺の人気ホテルやお得なクーポン
茨城県内の紅葉スポット
-
花貫渓谷滞在時間60分!汐見滝吊り橋は茨城県北部の人気紅葉スポット
花貫川沿いに遊歩道が整備されていて、途中に汐見滝吊り橋があり紅葉と一緒ミニられる事で撮影スポットになっていて、茨城県の人気紅葉スポットとして有名です。 紅葉の… -
竜神大吊橋滞在時間60分!約400mの歩行者専用の橋から見る紅葉景色
竜神大吊橋バンジーや5月の1000匹の鯉のぼりでテレビで取り上げられることが多い竜神大吊橋ですが、実はこの周辺は竜神峡にはもみじなども多く紅葉も年々認知されてきて… -
佐白山麓公園の笠間城跡滞在時間40分!徒歩で茨城穴場紅葉スポットへ
紅葉の名所で茨城県を真っ先に探す人は少ないと思いますし、見つけたとしても花貫渓谷や袋田の滝、そして次に水戸偕楽園のもみじ谷や筑波山が茨城県内の紅葉スポットと… -
茨城県立歴史館いちょう並木道滞在時間20分!無料で黄金色の世界へ
梅で有名な水戸偕楽園には毎年多くの観光客が2月中旬~3月上旬にかけて訪れますが、紅葉の11月上旬~11月下旬までも偕楽園のもみじ谷と茨城県立歴史館のいちょう並木を… -
水戸偕楽園もみじ谷ライトアップ滞在時間60分!無料エリアの紅葉名所
水戸の偕楽園と言えば梅林が有名なので、訪れたことが1度はあるかもしれませんが、以外と言ったら失礼なのですが、もみじ谷と呼ばれる場所があり、約170本のもみじやか… -
北山公園滞在時間40分!茨城県笠間市の紅葉穴場スポットもバス停遠い
茨城県の観光情報が掲載されているサイトで見つけた「北山公園」へのアクセスが、JR水戸線の宍戸駅から徒歩20分と書いてあったので、訪れてみたら広い北山公園の端っこ…