京都の伏見稲荷、佐賀の祐徳稲荷と並ぶ1300年の歴史ある年間350万人が訪れる、仕事や金運のパワースポットでもある稲荷神社に、樹齢400年を超える八重藤は天然記念物にも指定されていて葡萄のみのように咲く珍しさを見に訪れてみてはいかがですか?
笠間稲荷神社の樹齢400年藤の花「八重の藤」へ
笠間駅から歩いて行くと立派な灯篭が現れ八重の藤が見頃になっていることを知らせる看板が立っています。

この交差点を右に曲がると門前町のような商店街があり、歩くと笠間稲荷神社の鳥居と仲見世が現れました。

鳥居をくぐって仲見世を進むと立派な建物「萬世泰平門」で、扁額は当時の神宮祭主、北白川房子様の御染筆によるものです。

萬世泰平門をくぐると、いよいよお目当ての藤の花に出会えます。
拝殿の右側にある藤の花は、樹齢400年を超え天然記念物に指定されている藤の花で、この藤の花を見ることができるのは、4月下旬から5月中旬までで写真を撮ったのは2019年5月9日です。

笠間稲荷神社には2本の藤がありますが、異なる種類のようで手前の藤はなんとなく葡萄のように見えるのは気のせいかな?そして奥の藤はなんか長ーくボリュームがありますよね。
正確に測ってはいませんが、1メートルぐらいの長さがありましたね。
藤の下に入ると花の甘ーいいい香りがするのでとても癒され、1本の木からここまで大きく広く長く紫色の穂先を見せてくれるなんで、さすが樹齢400年という感じですね。
混雑もしていないので、自由に好きなように撮影もできましたし、入場料も無料で待ち時間も無しなのでとても満足できまよ。
混雑するGWの前後に見られる藤の花をのんびり、ゆったりと見ることができ、桜とあじさいの時期の間に貴重な綺麗な花を見られるので出かけてみてはいかがですか?
笠間稲荷神社滞在時間
笠間稲荷神社へはGW明けの平日に、車を止めて5分程で笠間稲荷神社にたどり着き、場内散策して参拝してお目当ての八重藤の花の藤棚を見て写真を撮って滞在時間30分程でした。

個人的なおススメ度は、八重の藤の見頃になったら笠間稲荷神社を経由して目的の観光スポットへ出かけたいと思う見事な八重の藤です。
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】JR水戸線・笠間駅
東京駅から上野東京ライン常磐線で友部駅へ行き、JR水戸線に乗り換えて笠間駅へ約2時間30分・1,980円で行くことができます。
または、JR友部駅まで常磐線特急「ときわ」を利用すれば、約1時間10分・3,560円で行くことができます。
笠間駅からバスを使わず歩いて行くと18分ほどかかりました。
【路線バス】茨城交通・笠間稲荷神社前バス停
JR笠間駅を出た目の前にロータリーがあり茨城交通のバスが発着し、笠間稲荷神社へは「芸術の森」行きのバスに乗車しますが(4分・170円・Suica不可)、午前中の6本しか運行されていません。
のんびり歩いても18分で行くことができたのでバスを待つならば歩いた方が早く到着します。
また、かさま観光周遊バスも運行されていますが、笠間駅を出発すると笠間稲荷神社とは反対の友部駅方面にルートが設定されているのでぐるっと回ってから稲荷神社にたどり着くため約40分かかります。
【路線バス】かさま観光周遊バス・稲荷神社バス停
笠間市の観光バス「かさま観光周遊バス」が笠間市の主要観光スポットを巡れるように運行されています。
JR常磐線・友部駅の改札を出て右に曲がり1階に降りたら友部駅北口バスロータリーがあり、階段目の前のバス停が「かさま観光周遊バス」の発着所です。
笠間稲荷神社への最寄りのバス停「稲荷神社」で下車して、目の前です。(17分・100円)※現金のみ
但し、友部駅発は午前3本・夕方3本しかありませんので、スケジュールを立てえる時はバスの時刻に合わせて計画しましょう。
笠間駅や友部駅をフリーエリアとする通年販売のフリーきっぷはありませんが、期間限定で茨城県内のJRや私鉄が乗り放題になる「ときわ路パス」がお得ですが、春季は期間外です。


また、友部駅に到着する特急列車に接続できるように時刻が設定されているので便利な「かさま観光周遊バス」の1日乗車券も3回以上乗車すれば元が取れるので、お得ですよ。


アクセス(マイカー・レンタカー)
東京から常磐自動車道を通り、北関東自動車道・友部ICまたは笠間西IC下車して15分ぐらいで笠間稲荷神社に行くことができ、トータル約110㎞・1時間40分程で高速代3,400円ぐらいです。
駐車場
笠間稲荷神社の境内の駐車場と地蔵前駐車場が無料で利用できます。
住所 | 茨城県笠間市笠間1 |
営業時間 | 6:00~日没(参拝自由) |
入場料 | 無料 |
公式サイト | 笠間稲荷神社 |
駅からバス | 友部駅からバス利用可 |
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