キッコーマン醤油の本社や工場があることで有名な千葉県野田市には、明治期に醤油で財を成した人々が遊園地や公園を作り一般開放した公園「清水公園」をご存知ですか?
現在の清水公園には、陸上・水上アスレティック、キャンプ場、バーベキュー場、牧場などもあり、藤の花や藤棚があちこちにある有料エリアの「花ファンタジア」には約500種の花々が年間を通じて見ることができ、実際に訪れた感想など含めてご紹介しますので、駅から歩いて6分ほどで行くことができるので訪れてみてはいかがですか?
清水公園の藤棚
東武アーバンパークライン(野田線)の清水公園駅から歩いて6分程で清水公園入口に到着し、時間に関係なく無料で公園内に入ることができます。
無料エリアの藤棚
入口からは赤や白・ピンク色のつつじが綺麗に咲いているのを見ながら進み、秋には紅葉が綺麗に見ることができることで有名な清水公園の「もみじ谷」を歩いて進みます。
紅葉に時期には赤く色づいた景色が広がっていましたが、藤の花が見られるこの時期は緑色が鮮やかな新緑のトンネルとつつじのピンク色の景色を見ることができます。
もみじ谷を過ぎて水上アスレティックへ向かう遊歩道を下っていくと白い藤棚がありますが、まだちょっと早かったみたいでほぼ咲いていませんでした。
見るからにもみじ谷の下にあるので、日当たりが悪いように感じたので生育が遅いようですね。
しかしながら、池の向かいにあるちょっとした休憩所を兼ねて椅子が置いてある場所の頭上に、藤の花が綺麗に咲いている藤棚があります。
見ての通り、近所の公園の砂場の上などにある藤棚の3倍ぐらいの広さぐらいしかないので、迫力も見栄えも「普通」です。
清水公園の無料エリアにある藤棚といえば、ここぐらいなので清水公園の無料エリアの藤棚は全くおすすめスポットではありません。
当然ですが見ごたえのある藤の花は有料エリアにありますのでご紹介します。
有料エリア「花ファンタジア」の野田藤
藤の花のおすすめスポットとして紹介されているのは有料エリアの「花ファンタジア」にある藤の花の事なので、ここに行けば、数か所の藤棚と池のほとりにある「野田藤」を見ることができます。
訪れたのは2023年4月21日で「花ファンタジア」開園同時の1番乗りで、すぐに綺麗に飾られた花々を見ることができます。
そしてすぐ右側に小さな藤棚を見ることができますが、「あっ咲いている!」と思う程度です。
そして有名なひたち海浜公園のスケールをコンパクトにまとめた感じでネモフィラの広さは正直狭いですが、薄い青色の絨毯が広がっています。
さらに奥に進むとローズガーデンやイングリッシュガーデンがありますが、バラの見頃はGW明けた5月中旬頃からなので見ての通り時期が異なりますのでほぼ見られません。
ここにも薄い黄色い花のトンネルの奥に藤の花がわずかに見ることができました。
さらに歩いて、ようやく池のほとりに咲く野田藤を見ることができ、湖面に反射してすごく綺麗に藤の花が見えていたのですが、カモが2羽飛び込んできて反射が消えてしまいました。
藤の花の奥には赤や白やピンクのつつじが咲いていて紫色の藤の花がより引き立って見えた気がしますね。
この小さな池には3か所の藤の花を見ることができ、ここがフォトスポットなのかな?
奥に藤棚、中央に野田藤と湖面に反射する藤、手前に藤の花と3種類見られるのは結構珍しいですね。
藤棚のあるカフェの横を通り過ぎると大きな池をぐるりと回る遊歩道に出ることができ、曲がりながらですが50mぐらい続く藤棚のトンネルがあり、ここが一番長いのでメインの藤棚になります。
が、やはりちょっとまだ早いようで綺麗に咲いているエリアと、まだの場所がありました。
こちらは白い藤の花ですが、やはり早いのかな?ちょっとまばらに咲いているし、短いですよね。
池の周りには3か所ほど藤の花が咲いている場所があり、品種も異なるようでまん丸の花で甘い香りが強い藤の花も見ることができます。
例年ならば蓮の花が咲いているところに藤棚が見られるそうなのですが、時期が合わなかったようでした。
清水公園の花ファンタジアでは、いろいろな花と一緒に藤も見られるのと空いていたのでおススメで、機会があったらぜひ訪れてみてはいかがですか?
清水公園滞在時間
2023年4月21日の開園同時に訪れ、あちこちに点在している藤の花なので見頃になっている藤や、まだ早い藤などまちまちでしたが人も少なく自由に写真を撮ることができたので清水公園花ファンタジア滞在時間は60分でした。
実際に訪れた満足度は、500円の入園料(5・6月は800円)と有料ですが、人の映り込みを気にせずに自由に60分花の写真を撮ることができたので、大満足です。
また時間を見つけて訪れたいと思うおススメスポットですよ。
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】東武アーバンパークライン(野田線)・清水公園駅
東京駅から上野東京ライン・常磐線でJR柏駅まで行き、東武アーバンパークライン(野田線)に乗り換えて清水公園駅まで約1時間・910円(急行・普通)で行くことができます。
柏駅まで常磐線特急「ときわ」利用しても柏駅まで10分短縮できますが、特急券込みで1,670円と料金が約2倍になるのでおススメはしません。
清水公園までのルートは代表的な3つ以外にもありますが時間はあまり変わらずで、東武ルートがいちばん安くなります。
清水公園駅西口からまっすぐ6分程歩くと公園入口に到着し、さらに4分程公園内を進むと花ファンタジアに行くことができます。
【路線バス】まめバス・野田貝塚バス停
清水公園駅から野田市のコミュニティーバス「まめバス」北ルート清水が利用できますが、2時間に1本しか運行が無く、乗車時間も1分程で100円です。
清水公園入口まで500m、花ファンタジアまでも900mなので歩いた方が早く到着できますよ。
ちなみに北ルート清水は、愛宕駅・川間駅を経由しますので時間が合えば清水公園駅を使わずに行くこともできます。
アクセス(マイカー・レンタカー)
東京から常磐自動車道・流山ICまで約35分(28㎞・約1,240円)で行くことができ、流山IC下車して県道5号線を通るルートで約25分・12㎞ほどで清水公園に到着します。
駐車場
駐車場料金は1時間当たり200円で、3時間以上は800円です。
お得なフリーきっぷ
JR柏駅はJR東日本の「休日おでかけパス」フリーエリア内にあるので、利用するとお得にJRが利用できますが、東武野田線のフリーパスはありません。
清水公園基本情報
住所 | 千葉県野田市清水906 |
営業時間 | 9:00~16:15 |
入場料 | 無料(施設利用は有料) |
公式サイト | 清水公園 |
駅からバス | 徒歩圏内 |
コインロッカー | 清水公園駅 |
花ファンタジアは4月500円、5月6月は800円です。
藤の花開花状況
我孫子市水生植物園の藤の花の開花状況は清水公園公式サイトに掲載されています。
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