函館周辺観光へ道南西部の檜山地方へ江差・松前周遊フリーパスを利用すれば函館駅から江差・上ノ国・乙部へバスが乗り放題になり、レンタカーでも1時間ちょっとで行くことができますので訪れてみてはいかがですか?
函館空港からレンタカーで江差観光スポットを巡って函館市街へ1日あれば、たっぷり楽しむことができますよ。
道南西部の檜山地方の観光スポット
江差町の江戸の町並み「いにしえ街道」
今は無きJR江差線の終着駅でもある江差町は、江戸時代に日本海の貿易拠点として栄えていたので、ニシン取引などの問屋・蔵などの歴史的建造物が多く保存されて「いにしえ街道」として2004年に再整備されました。
同じ道南エリアで歴史的建造物が見られる函館は洋風建造物が多く立ち並び、ここ江差町の「いにしえ街道」には江戸時代の町並みと建造物を歴史探検旅行として両方楽しみに訪れてみませんか?
住所 | 北海道檜山郡江差町姥神町 |
営業時間 | いつでも可 |
料金 | 無料 |
駅からバス | 函館駅からバス利用可 |
北海道内唯一現存の旧檜山爾志郡役所
2021年8月中旬頃には、廃線になった江差線に関する展示を追加する予定の「江差町郷土資料館」で、いにしえ街道の近くの高台に建てられた洋風建築です。
建てられたのは1887年で当時の檜山郡と爾志郡を管轄する郡役所として建設され、その後江刺警察署や江差町役場分庁舎などに使われ、現在では北海道内に唯一残る郡役所建物となりました。
現在は修復工事も終わり、江差町の郷土資料館として一般公開されていますので、訪れてみてはいかがですか?
住所 | 北海道檜山郡江差町中歌町112 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
料金 | 大人300円 高校以下150円 |
駅からバス | 函館駅からバス利用可 |
開陽丸記念館へ新選組・土方歳三ゆかりの地
新選組や土方歳三ゆかりの地を巡る為に函館を観光に訪れたならば、ちょっと離れていますが土方歳三が箱館戦争時に沈みゆく開陽丸を見て嘆いたというのは有名な話で、嘆きの松を訪れる人も多いです。
箱館戦争から100年程経過した昭和50年頃から海底調査を行い引き揚げられた品々が、平成になり開陽丸の復元を行い開陽丸記念館として一般公開されていますので、ぜひ訪れてみてはいかがですか?
住所 | 北海道檜山郡江差町姥神町1-10 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
料金 | 大人500円 高校以下250円 (開陽丸記念館) |
駅からバス | 函館駅からバス利用可 |
北前船交易の拠点・江差のシンボルかもめ島
江戸時代から続くニシン漁など貿易の拠点だった江差のシンボルで、周囲約2.6㎞の小さな小島で日本海に翼を広げたかもめの姿になぞられて、かもめ島と呼ばれています。
このかもめ島は江差観光の拠点でもあり、開陽丸記念館やいにしえ街道なども近くにあるので江差に訪れる際にはここから観光をスタートしてみてはいかがですか?
住所 | 北海道檜山郡江差町姥神町1-10 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
料金 | 大人500円 高校以下250円 (開陽丸記念館) |
駅からバス | 函館駅からバス利用可 |
旧JR江差線・江差駅遺構のモニュメント
JR江差線は1936年11月10日に五稜郭~江差間が全通し、高度成長期の1968年からは普通列車以外に函館駅・上磯駅・木古内駅・上ノ国駅・江差駅にしか停車しない、急行「えさし」が運行されるまで利用客が増えていました。
しかしながら利用客は徐々に減り、2014年5月12日にJR江差線の五稜郭~木古内間を除く江差~木古内間が部分廃線となり、終着駅のJR江差駅も廃駅となりました。
住所 | 檜山郡江差町字陣屋町165 |
営業時間 | いつでも可 |
料金 | 無料 |
駅からバス | 函館駅からバス利用可 |
乙部町・館の岬ビュースポット
江差町からも木古内駅からも函館駅からもバスで行くことができる道南・桧山地方の乙部町の海岸線には、海底の砂が堆積してできた地層が隆起したので、白亜の断崖とも呼ばれていますので訪れてみてはいかがですか?
青い空と海に中にミルフィーユのように何層にも重なった地層がむき出しで見られる景色は神秘的ですよ。
住所 | 北海道爾志郡乙部町館浦135 |
営業時間 | いつでも可 |
料金 | 無料 |
駅からバス | 江差からバス利用可 |
乙部町・箱館戦争官軍上陸の地碑
明治2年(1869年)に新選組などの榎本武揚率いる旧幕府軍が、函館・松前など蝦夷地を占領しているのを奪還するために、新政府軍の大艦隊が乙部に上陸した場所です。
その後乙部に上陸した新政府軍が箱館戦争に勝利して蝦夷地を北海道として、本格的な北海道開拓が始まった事で「北海道夜明けの地」としています。
ここ乙部は、官軍が上陸して蝦夷地を奪還したことにより、蝦夷地が北海道となり、本格的な開拓が始まる起点を訪れてみてはいかがですか?
白い断崖・滝瀬海岸のくぐり岩とシラフラ
1189年に北海道文化発祥の地と呼ばれて和人が住み始めたと言われれいるほど、歴史的な道南の地江差町から、北へ10㎞程のところに乙部町があり、函館バスで江差と結ばれています。
砂浜から海に突き出た白い地層が重なってできている岸壁に、不自然にポッカリと穴が開いている不思議な岩。そしてくぐり岩から南へ高さ30m・長さ4㎞にも連なるシラフラと言われる断崖絶壁を見ることができますので訪れてみてはいかがですか?
住所 | 北海道爾志郡乙部町滝瀬292 |
営業時間 | いつでも可 |
料金 | 無料 |
駅からバス | 函館駅からバス利用可 |
日本海沿いにある絶景道の駅上ノ国もんじゅ
函館から西へ約80㎞に位置し日本海側に面する上ノ国町は「北海道発祥の地上ノ国」と言われています。
そんな由緒ある上ノ国町のイチオシ観光スポットが日本海を望む「道の駅もんじゅ」で、地元物産販売所では水産加工物や同那根リアの農産物などを購入でき、2階にあるレストランでは地元名産のヒラメやゴジラ海老、いちごを使ってスイーツなどを日本海の絶景を見ながら味わえますので、訪れてみてはいかがですか?
住所 | 北海道檜山郡上ノ国町原歌3 |
営業時間 | いつでも可 売店9:00~17:00 |
料金 | 無料 |
駅からバス | 木古内駅からバス利用可 |
上ノ国町北海道夜明けの塔からの絶景
松前藩が置かれる前の15世紀頃から16世紀までの中世の時代には、ここ上ノ国が北海道の政治・経済の中心都市で外国や本州との貿易の拠点でしたので、発掘調査により数々の出土品が見つかっていて復元作業や貴重な出土品を展示しています。
そんな由緒ある上ノ国町には、函館駅から江差線の線路が繋がっていて「上ノ国駅」が存在したのですが、北海道新幹線開通の2年前2014年に廃線になり、現在は代替えバスで行くことができますので、北海道の成り立ちや歴史を知りに訪れてみませんか?
住所 | 北海道檜山郡上ノ国町 |
営業時間 | いつでも可 |
料金 | 無料 |
駅からバス | 木古内駅からバス利用可 |
幻の駅「天の川駅」モニュメント
観光スポットとして近くに天の川という名前の川が流れていることから、江差線の線路沿いに1995年に建てられましたが、当然駅ではないので列車は全て通過して停まる事はありませんでした。
当然ながら線路脇に天の川駅のモニュメントがあったために、近づくことができませんでしたが、2014年に江差線が廃線になり自由に立ち入ることができるようになりましたので、訪れてみてはいかがですか?
住所 | 北海道檜山郡上ノ国町早瀬 |
営業時間 | いつでも可 |
料金 | 無料 |
公式サイト | なし |
駅からバス | 木古内駅からバス利用可 |
江差・松前周遊フリーパスエリア内の最北西「元和台海浜公園」
冬季休業で例年4月~11月までしか営業していない「元和台海浜公園」にあるレストラン元和台では、高台にあるので目の前に日本海の広大な絶景を見ながら、地元乙部町の海鮮丼や生うにを使ったラーメンなどを味わうことができる地元では有名な公園です。
また螺旋状の展望台からも眺めも楽しむことができるので、江差・松前周遊フリーパスのギリギリエリアに入っているので、江差の古い町並みエリアから直通バスで30分程なので、訪れてみてはいかがですか?
住所 | 北海道爾志郡乙部町字元和51 |
営業時間 | いつでも可 レストラン11:00~15:00 |
料金 | 無料 |
公式サイト | 乙部町 |
駅からバス | 函館駅からバス利用可 |