上士幌町タウシュベツ展望台は予約不要で滞在約20分で見る幻の橋梁

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この記事でわかること
  • タウシュベツ展望台までの道のりと、駐車場所の様子
  • 入口から展望広場までの遊歩道の距離と歩きやすさ
  • 約750m先のタウシュベツ川橋梁がどう見えるか
  • スズメバチ・ヒグマの注意点と、公共交通機関・レンタカーでの行き方

※当ブログは公共交通機関での旅を基本としていますが、タウシュベツ展望台は国道273号沿いにあり、今回は帯広空港からレンタカーで訪れた体験談をお伝えします。

北海道・上士幌町の糠平湖に、旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋「タウシュベツ川橋梁」という、観光スポットがあり、湖の水位によって姿を変えることから「幻の橋」と呼ばれ、劣化が進んでいることでも知られています。

この橋を、予約も料金もいらずに遠くから眺められるのが「タウシュベツ展望台」で、2026年10月14日に実際に歩いて、橋を撮ってきました。

まずは、タウシュベツ展望台の結論からお伝えします。

【結論】タウシュベツ展望台のまとめ
  • 国道273号沿いの路側帯に車を停めて、遊歩道を写真を撮りながら約4分歩けば展望広場に着きます。入場は無料で、予約もいりません。
  • 橋までは約750mあります。肉眼でも橋は確認できましたが、細部は200mm以上の望遠レンズでようやくはっきり見えました。
  • 入口と展望広場にはスズメバチの注意書きが多数あり、ヒグマの注意もあります。足元はぬかるみと落ち葉で滑りやすいので、歩きやすい靴で訪れましょう。
目次

タウシュベツ展望台の見どころ・体験談

国道273号の路側帯に車を停め、遊歩道を歩いて着く展望スポットで、橋は湖の対岸約750m先に見える場所で、タウシュベツ展望台滞在時間20分でした。

実際に訪れたのは2026年10月14日の14時過ぎで、この日は帯広空港に9:20に着き、レンタカーで豚丼の「とん田」で昼食をとってから、第三音更川橋梁・三の沢橋梁を回り、タウシュベツ展望台へ向かいました。

おススメ度
残念
1
2
3
4
5
満足
波乗りアヒル

実際に訪れた体験談として、橋までの距離は想像以上に遠かったものの、望遠で見えた崩れかけのアーチは強く印象に残り、崩れる前に見られてよかったです。

時刻行程
14:05国道273号沿いの路側帯に駐車し、遊歩道の入口を確認
14:09旧士幌線の廃線跡を両方向から撮影
14:11展望広場に到着
14:26車に戻り出発
実際の写真データ

道の駅かみしほろで予約したカギを受け取ってから国道273号を走ると、タウシュベツ展望台の看板が表れ始めます。

そして入口の近くになると道路が広くなり路側帯に車を停められるスペースが用意されていて、私たちのほかに2台が停まっていました。

車を降りてふと気づいたのが、目の前に広がる紅葉と雨上がりの濡れた道路がきれいだったので、まずは1枚。

国道273号の路側帯から見た雨上がりの道路と紅葉
国道273号の路側帯から見た雨上がりの道路と紅葉

道路の奥が幌加方面で10mほど戻ったところに、タウシュベツ展望台の入口がありますが、入口そのものは見つけにくいのですが、頭上にしっかりした標識があるので迷うことはなさそうです。

タウシュベツ展望台の遊歩道入口と注意書きの看板
タウシュベツ展望台の遊歩道入口と注意書きの看板

入口の看板には、ヒグマの注意に加えて、ここ数日スズメバチの目撃が多いとして新しく貼られた注意書きがありました。

展望台までは200mと書かれて、念のため持ってきた熊鈴は出さずに、カバンに入れたままで鳴らしませんでした。

ちなみに、往路ですれ違った夫婦と、帰りにすれ違った夫婦も、鈴の音はしませんでした。

遊歩道は、2人が横に並ぶと道からはみ出しそうな幅で、1列で歩くのにちょうどいい広さで、雨上がりなので、ところどころがぬかるんで水たまりになっていて、落ち葉で滑る場所もありました。

両脇の笹はひざの高さほどで、見通しは悪くなくて聞こえるのは、風に揺れる葉のこすれる音と、ぬかるみを踏む足音だけでした。

タウシュベツ展望台へ続く笹に囲まれた遊歩道
タウシュベツ展望台へ続く笹に囲まれた遊歩道

途中で5段ほどの階段を上り下りする場所が1か所ありますが、ほぼ平らな道が続き、この日は士幌線の橋梁をたどってきたので、すぐに「ああ、廃線跡だ」と気づきました。

旧士幌線の廃線跡の築堤を幌加駅方面に向けた様子
旧士幌線の廃線跡の築堤を幌加駅方面に向けた様子

ただし、線路も枕木も残っていないので、廃線跡と知らなければ、ただのまっすぐな遊歩道だと思ってしまうはずですね。

同じ場所で振り返り、反対側の糠平駅方面の廃線跡も撮りました。

旧士幌線の廃線跡の築堤を糠平駅方面に向けた様子
旧士幌線の廃線跡の築堤を糠平駅方面に向けた様子

士幌線の廃線跡を横断してさらにまっすぐ道なりに歩くと、「展望広場まで あと70m」の看板が見えた時は、200mはあっという間だなと思いました。

まっすぐ歩いてきた遊歩道は、この看板のところから右に曲がりますが、看板がなくても道なりに歩けば右だと分かります。

ただ、周りの景色は変わらず、展望台もまだ見えません。

タウシュベツ展望広場まであと70mの案内看板
タウシュベツ展望広場まであと70mの案内看板

右に曲がって70mなのに展望台が見えないと思っていたら、最後にもう一度左に曲がった先が展望広場でした。

木々が少し視界を邪魔していましたが、目の前には糠平湖の湖面が広がっているのですが、タウシュベツ橋梁がどこにあるのか探してしまうほど遠くにあります。

タウシュベツ展望広場の柵と糠平湖の湖面
タウシュベツ展望広場の柵と糠平湖の湖面(24㎜)

入口と同じように、柵の周りにもスズメバチの看板がたくさん貼られて、タウシュベツ橋梁を探す前に、まずスズメバチがいないか周りを見回し、羽音がしないことを確かめてから、落ち着いて撮影に入りました。

天気は雨が上がり、曇り空から日が差していました。肉眼でも橋は確認できましたが、遠すぎて細部までは分かりません。

波乗りアヒル

この間、タウシュベツ展望台は誰もいなかったので貸切でした。

カメラのレンズを交換して200mmで撮影したら、ちょうどタウシュベツ川橋梁の橋全体が収まるように写真を撮ることができました。

肉眼ではよく見えなかった橋も、望遠レンズでカメラ越しならば、崩れかけている様子がはっきり分かります。

糠平湖の対岸に見える崩れかけのタウシュベツ川橋梁
糠平湖の対岸に見える崩れかけのタウシュベツ川橋梁(200㎜)

2026年4月27日朝の地震の影響で、アーチ側壁の一部が崩れたと報じられて、そのニュースを聞いていたので、まだ橋が落ちていないうちに見られてよかったと思いました。

イメージでは、手前の木々を額縁のように入れる構図を試しましたのですが、木々と橋の明るさの差が大きく、思ったようにはなりませんでした。

葉が落ちた木々の向こうに見えるタウシュベツ川橋梁と山並み
葉が落ちた木々の向こうに見えるタウシュベツ川橋梁と山並み(80㎜)

想像していたのは黄色く色づいた木々と白い橋でしたが、実際は葉が落ちてしまっていて奥には山並みが見えますだけの写真になってしまいました。

同じ場所から、両目で見たのとほぼ同じ大きさに写る50mmでも撮りましたので、実際の肉眼ではこのくらいの大きさにしか見えない、というのが実感できる1枚です。

50mmで肉眼に近い見え方を再現して撮影
50mmで肉眼に近い見え方を再現して撮影

最後に、400mmの望遠レンズで崩れそうな部分を強調して撮りました。

400mmで撮影した崩落が進むタウシュベツ川橋梁のアーチ
400mmで撮影した崩落が進むタウシュベツ川橋梁のアーチ

展望広場を離れるときは、名残惜しさよりも、スズメバチに会わなくてよかったという気持ちが強く、さらに、このあと借りていた鍵を使って橋の近くまで行けるのが楽しみでした。

タウシュベツ展望台にある案内板
タウシュベツ展望台にある案内板

タウシュベツ展望台を訪れる際の注意点

  • スズメバチに注意
    入口と展望広場の柵に、スズメバチの注意書きがたくさん貼られています。訪れたときは特に目撃が多いとの掲示があり、羽音がしないか確認しながら過ごしました。
  • ヒグマに注意
    入口の看板にヒグマの注意があります。私は熊鈴を使いませんでしたが、森の中を歩くので、鈴などの音の出るものを身につけておくと安心です。
  • 足元はぬかるみと落ち葉で滑りやすい
    雨上がりは水たまりもできます。滑りにくい靴で歩きましょう。
  • 橋までは約750m
    肉眼でも橋は確認できますが、細部は見えません。200mm以上の望遠レンズか双眼鏡があると、崩れかけた様子まで分かります。
  • 柵は越えない
    柵には、危険と自然保護のため絶対に越えないよう書かれた警告板があります。
  • 橋の見え方は水位や時期で変わる
    訪問日は湖面の下までは見えませんでしたが、橋の姿ははっきり確認できました。見え方は年や時期によって違うので、出かける前に上士幌町観光協会などで最新の情報を確認してください。

タウシュベツ展望台へのアクセス方法

タウシュベツ展望台へは、1日1往復運行される都市間バス「ノースライナー号」がありますが、帯広から乗ったバスを降りたら乗るバスがありません。

旭川駅から乗車した場合は、「五ノ沢」バス停で下車して、歩いて1.6㎞でタウシュベツ展望台入口に到着します。

次に来るバスは旭川行きで、2時間30分後に乗れますが、現実的ではありませんので、帯広空港や帯広駅からレンタカーで行くのが現実的です。

電車でのアクセス(JR根室本線・帯広駅)

札幌駅から特急「とかち」「おおぞら」を利用すれば約2時間30分で帯広駅に着き、料金は特急券込みで8,120円です。

えきねっとでの事前購入で3,640円~7,300円で購入できます。

路線バスでのアクセス(十勝バス・糠平方面)

帯広駅からぬかびら温泉郷へ十勝バスの路線がありますが、終点のはるか先にタウシュベツ展望台があるので、路線バスは利用できません。

時刻表(2026年11月現在)

マイカー・レンタカーでのアクセス

北海道横断自動車道の音更帯広ICから、車で約1時間20分です。帯広空港から向かう場合も、国道273号を糠平方面に北上します。

駐車場は、国道273号の道路の両側に整備された路側帯に無料で停められます。訪れたときは、私たちのほかに2台が停まっていました。路上駐車ではなく、路側帯に停めましょう。

お得なフリーきっぷ

電車・バスで帯広や十勝を回るなら、道東エリアのフリーきっぷが使えます。タウシュベツ展望台の近くまで使えるかは、きっぷの紹介ページで確認してください。

マイカーやレンタカーで高速道路を使うなら、北海道の高速道路が定額で乗り放題になる「HOKKAIDO LOVE! 道トクふりーぱす」もお得ですよ。

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タウシュベツ展望台基本情報

スクロールできます
項目詳細
名称タウシュベツ展望台(タウシュベツ展望広場)
住所北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷 国道273号沿い
営業時間見学自由
料金無料
最寄駅・バス五ノ沢バス停
コインロッカーなし
駐車場国道273号沿いの路側帯に無料で駐車可能
公式サイト上士幌町観光協会
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