新選組や土方歳三などの箱館戦争(戊辰戦争)に関わった歴史上の人物を紹介する「みなみ北海道最後の武士達の物語」のモニュメントも設置されて、観光スポットとして注目されている場所です。
函館空港から約1時間10分ほどで行くことができる箱館戦争の足跡へ訪れてみてはいかがですか?
乙部町の箱館戦争歴史記念場所
箱館戦争官軍上陸の地碑
江差町中心部の「いにしえ街道」から北へ15㎞ほどへ行くと乙部町になり、乙部町役場から400mほど歩けば箱館戦争の足跡「箱館戦争官軍上陸の地碑」にたどり着きます。
訪れる前に調べた時には、「箱館戦争官軍上陸の地碑」の後ろ側には何もなかったのですが、これから工事が始まるのか柵が設置されていてちょっとガッカリ。
それでも木製の立派な地碑が建てられていて、一緒ににしん街道という地碑も建てられています。
ニシン漁と言えば隣の江差町が有名ですが、ここ乙部町も約300年程前の江戸時代中期頃からすでにニシン漁が始まっていて、乙部の海岸には大量のニシンが押し寄せていたそうです。
その後ニシンの北上と共に漁自体は衰退していったが、松前から日本海側を乙部町までを観光ルートとして、ニシンがたくさん獲れた両場としての千石場所であったことを証として建てられたそうです。
北海道の夜明けの地
明治2年(1869年)に新選組などの榎本武揚率いる旧幕府軍が、函館・松前など蝦夷地を占領しているのを奪還するために、新政府軍の大艦隊が乙部に上陸した場所です。
その後乙部に上陸した新政府軍が箱館戦争に勝利して蝦夷地を北海道として、本格的な北海道開拓が始まった事で「北海道夜明けの地」としています。
ここ乙部は、官軍が上陸して蝦夷地を奪還したことにより、蝦夷地が北海道となり、本格的な開拓が始まる起点をなりました。
みなみ北海道最後の武士達の物語
乙部町唯一のモニュメント設置場所で、箱館戦争官軍上陸の地モニュメントは、新政府軍を指揮した山田市之允(顕義)が設置されています。
地碑の奥には、海底に堆積して固まった白い砂が、隆起してできた白亜の絶壁「館の岬」も見え、約1㎞ほどしか離れていないので、フォトビュースポットとして有名なので一緒に訪れてい観てはいかがですか?
箱館戦争官軍上陸の地碑滞在時間
乙部町にある唯一の箱館戦争や新選組ゆかりの地を訪れて案内板を見て写真を撮っただけなので、箱館戦争官軍上陸の地碑滞在時間は10分でした。
訪れた満足度は、乙部町では唯一のみなみ北海道最後の武士達の物語モニュメントが設置されているので、箱館戦争や新選組ゆかりの地巡りならば、見ておきたい場所ですね。
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】北海道新幹線・木古内駅
JR江差線の終着駅「江差駅」でしたが、北海道新幹線開業の2年前2014年に廃線と共に廃駅となり、もう存在しないので最寄り駅は北海道新幹線と道南いさりび鉄道の木古内駅になります。
函館駅からだと道南いさりび鉄道が函館駅まで乗り入れているので、乗り換えなしで約1時間・1,170円です。
【路線バス】函館バス・乙部バス停
函館駅や木古内駅から乙部町役場前の乙部バス停へ直通するバスはありませんので、一旦江差バスターミナルへ行き、624系統の熊石行きバスに乗り換えます。
江差バスターミナルまで直通バスがある函館駅からは約2時間30分・1,900円、木古内駅からは約1時間30分・1,150円です。
江差バスターミナルから乙部バス停までは約40分・790円、バス停下車してから200mほど歩けば到着します。
「江差・松前周遊フリーパス」利用ならば、函館駅から木古内・江差・乙部もフリーエリア内なので、往復利用するだけでもお得になるので使わないなんて損ですよ!
アクセス(マイカー・レンタカー)
函館空港から国道227号線を通り約80㎞・約1時間10分程で箱館戦争官軍上陸の地碑へ行くことができます。
箱館戦争官軍上陸の地碑基本情報
住所 | 北海道爾志郡乙部町字緑町1070-1 |
営業時間 | いつでも可 |
料金 | 無料 |
公式サイト | 乙部町 |
駅からバス | 江差からバス利用可 |
駐車場
箱館戦争官軍上陸の地碑の専用駐車場と言う訳ではなさそうですが、広い空き地に車を止めるスペースはたくさんあります。
乙部町周辺の人気ホテルやお得なクーポン
部屋には電子レンジ・全自動乾燥洗濯機・加湿付空気清浄機・部屋着まで完備されていますが、駐車場は隣接のコインパーキングが別途1日1,000円必要です。