旧檜山爾志郡役所滞在時間30分!北海道内唯一現存と土方歳三の嘆きの松

旧檜山爾志郡役所
全国札幌・小樽旭川・美瑛
北海道函館・江差帯広・網走

1887年で当時の檜山郡と爾志郡を管轄する郡役所として建設され、その後江刺警察署や江差町役場分庁舎などに使われ、現在では北海道内に唯一残る郡役所建物となってしまいました。

箱館戦争当時、新選組・土方歳三と榎本武揚が沈みゆく開陽丸をここから眺め、土方歳三が嘆きながら叩いたことにより曲がってしまったと言われている松の木も現存していますので、新選組や土方歳三ファンが訪れる場所としても有名なので、道南観光の際には訪れてみてはいかがですか?

目次

旧檜山爾志郡役所(江差町郷土資料館)

土方歳三ゆかりの嘆きの松

土方歳三嘆きの松
土方歳三嘆きの松

土方歳三と榎本武揚が沈みゆく開陽丸をここから眺め、土方歳三が嘆きながら叩いたことにより曲がってしまったと言われている松の木が現存しているので、土方歳三ファンが同じ場所から海を見る為に訪れる場所として有名です。

函館からは車で1時間30分程離れているので、新選組や土方歳三ファンは同じ江差町にあり1.6㎞程離れた場所にある「開陽丸記念館」と一緒に訪れる観光コースが定番になっています。

旧江差駅資料展示

受付で300円現金で支払って旧檜山爾志郡役所の中へ入って左側にすぐのところに江差線に関するコーナーがあります。

江差線駅名パネル
江差線駅名パネル

江差町には、1936年に全線開通した国鉄江差線がJR発足後もJR江差線として運行されていましたが、2014年5月12日に江差~木古内間が廃線となりました。

江差線駅パネル
江差線駅備品

そして廃線後に江差駅前の空き店舗に江差線があったことを後世に伝えるために、江差町ではJR北海道から寄贈された江差線の備品などが展示されていましたが、2021年8月より「旧檜山爾志郡役所」に移転されました。

道南エリア国鉄路線図
道南エリア国鉄路線図

江差線資料館には、初めて見る国鉄時代の道南エリアの路線図も展示されていて、青函トンネルと海峡線がまだ完成していないので表示がない代わりに、松前線など廃線になった数々の路線が掲載されています。

ガラスショーケースの中には江差駅で使われていた備品も大切に保管・展示されています。

よく見ると、廃線当日の新聞や記念きっぷなども飾られ、見ることができるので鉄道ファンも楽しめる施設になっています。

江差町郷土資料館

江差郷土資料館の出土品
江差郷土資料館の出土品

旧檜山爾志郡役所は現在江差町の郷土資料館として利用されていて、古い町並みを保存されている「いにしえ街道」沿いの高台にある洋風建築物で、警察署として使われていた当時の取り調べ室や留置所などが再現されています。

江差郷土資料館牢屋
江差郷土資料館牢屋

江差町はニシン漁で栄えていたので、当時の資料などもまとめて展示されています。

江差郷土資料館ニシン漁
江差郷土資料館ニシン漁

そしてニシン漁などの拠点で江差のシンボルでもあるかもめ島の絵図も展示されています。

江差郷土資料館のかもめ島絵図
江差郷土資料館のかもめ島絵図

資料は1階と2階に展示スペースがあり、江差町に関する暮らしなど様々な資料を見ることができます。

江差郷土資料館
江差郷土資料館

そして2階に上がると正面の窓からベランダに出ると江差の町並みが一望できるので、かもめ島と海も見ることができます。

江差郷土資料館眺め
江差郷土資料館眺め

旧檜山爾志郡役所滞在時間

土方歳三嘆きの松2

旧檜山爾志郡役所にある土方歳三ゆかりの嘆きの松を見てから、江差町郷土資料館を見て回ったら旧檜山爾志郡役所滞在時間は30分でした。

おススメ度
残念
1
2
3
4
5
満足
波乗りアヒル

JR江差駅から移設された鉄道関連品も展示と新選組の両方を同時に見られる貴重な場所だったので、とても満足できました。

アクセス(電車・バス)

【最寄り駅】 北海道新幹線・木古内駅

JR江差線の終着駅「江差駅」でしたが、北海道新幹線開業の2年前2014年に廃線と共に廃駅となり、もう存在しないので最寄り駅は北海道新幹線と道南いさりび鉄道の木古内駅になります。

函館駅からだと道南いさりび鉄道が函館駅まで乗り入れているので、乗り換えなしで約1時間・1,170円です。

または、江差までの路線バスが運行されている北海道新幹線・新函館北斗駅(約1時間15分・1,900円)や、JR函館本線・八雲駅(約1時間50分・1,750円)でも行くことが可能です。

路線バス

函館駅から函館駅前バス停1番のりばから函館バス610系統で江差バスターミナル行きは発着し、新函館北斗駅を経由して「中歌町」バス停下車して約200m・4分程歩けば到着します。

バス乗車時間は約2時間15分・1,900円です。

または、木古内駅から函館バス631・632系統で江差方面へ行くバスで「中歌町」まで、バス乗車時間は約1時間35分・1,250円でも行くことができます。

「江差・松前周遊フリーパス」利用ならば、フリーエリア内なので追加費用無しで行くことができますので、行かなきゃ損ですよ!

※ただし八雲駅~おとべ荘前の間はエリア外です

アクセス(マイカー・レンタカー)

函館空港から国道227号線を通り約80㎞・約2時間程で旧檜山爾志郡役所(江差町郷土資料館)へ行くことができます。

駐車場

旧檜山爾志郡役所(江差町郷土資料館)の駐車場が利用できますが数台程度しかありませんので、満車の場合は江差町役場の駐車場が無料で利用できます。

スクロールできます
住所北海道檜山郡江差町中歌町112
営業時間9:00~17:00
料金大人300円 高校以下150円
公式サイト江差町観光協会
駅からバス木古内駅・函館駅
コインロッカーなし

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