JR沼田駅からバスで行くことができる、関東で貴重な広大なラベンダー畑がスキー場に広がる絶景が見られる場所なので、涼しく美しい場所へ訪れてみてはいかがですか?
紫色のラベンダーの光景と言えばふらのや美瑛の北海道が有名ですが、東京から青春18きっぷと路線バスや臨時直通バスを組み合わせて使って行くことができる避暑地がある事をご存知でしょうか?
その涼しい場所は東京から高崎線通り、上越線の沼田駅からバスで1時間のたんばらラベンダーパークです。
標高1350mあり、冬はスキー場として開設されオフシーズンの夏場はラベンダーやひまわりなどが綺麗に咲いています。
特にラベンダーは約5万本ありますが、一度に咲くわけではなく品種により満開のタイミングをずらして咲くので、夏休みシーズンにいつでも楽しむことができますよ。
たんばらラベンダーパーク
訪れた2020年8月13日の都内は37℃の猛暑で、途中熊谷付近では39℃でしたが、たんばらラベンダーパークに到着して車を降りるとカラッとして涼しい。
それもそのはずで標高1300mの高原という事もあり、気温はなんと26℃で避暑地という名にふさわしい場所ですね。
たんばらラベンダーパーク園内に入ると目の前に、北海道の美瑛にある富田ファームを思い出させる花のカラフルな絨毯が迎えてくれました。
そして、左に上へ行くリフトがありますが、その奥にラベンダーとひまわり畑が見事に咲いているひまわりガーデンがあります。
ひまわり畑の手前にラベンダーが綺麗に咲いているので、ラベンダー越しのひまわりなんてめったに見ることはありませんので、貴重な感じがします。
ここのゾーンのラベンダーは満開で奥のひまわりも満開、ひまわり自体はやや小粒のような気がしましたが、みんなこちらを向いていてよそ見をしているひまわりがほぼ無かったですね。
本来はお盆期間なので相当混雑するのでしょうけど、コロナ禍で空いていますが、マスクをしながら散策するのは息苦しいですが、周りに人がいない時はマスクずらして花のにおいを嗅いで癒されましょう。
のんびり自由に撮影しながらひまわりガーデン滞在時間は15分ほどすごして、リフトで上を目指しましょう。
入園料などは現金以外にも電子マネーやスマホ決済が利用できたのですが、リフトは自動券売機が乗り場の前にあるだけなので、現金のみの取り扱いとなります。
リフトは全長700mで乗車時間は約10分、ゆったりと動くリフトに乗るとカラッとした心地よい風がとっても気持ちいい。
リフトの右側にはたんばらラベンダーパークに入園して最初に見たカラフルな花の絨毯を眺めながら進みます。
こんなに日差しが出ていてもカラッとしているのでとても涼しいのですが、山の天気は変わりやすくリフトに乗っている10分のうちにどんどん雲が迫ってきて、レストハウスに着いた頃には雨が降ってきてしまいました。
奥に見える標高1350mの大展望台を目指して、パラパラ雨が降る中をレストハウスにある無料レンタル傘を差しながら進んで行きます。
紫色の絨毯が延々と続いて、北海道の美瑛まで行かなくてもラベンダーを堪能していたら、雨が急に強く降ってきたので、慌てて下に降りる事にしました。
てくてく歩いて山を下りること〇○分、やっと降りてきたころには再び薄日が差してきましたので、また少し花の絨毯を楽しみながらのんびり過ごしていました。
時間はあっという間の16:00、ラベンダーソフトクリームを味わっていかないとね。
1つ400円で自動券売機で引換券を購入してカウンターで引き換えますが、現金のみの取り扱いはちょっと残念。
ラベンダーミックスの味は、ごくごく普通のソフトクリームで特別濃厚とかは感じませんでしたが、ラベンダーのいい香りがしますので、他では味わえないですよね。
北海道以外でラベンダーを見ることができる場所は限られいるので、6月末~8月上旬までの短い期間はラベンダーを楽しんでみませんか?
たんばらラベンダーパーク滞在時間
マイカーで14:00頃に到着し時間を気にせずに、のんびり写真を撮りながら園内1周して入口でもあるリゾートセンターに戻ってきたら、最終の入場が終わっていたのでたんばらラベンダーパーク滞在時間120分でした。
食事をしていたらもう少し滞在時間が延びていたと思います。
実際に訪れた満足度は、東京と10℃以上気温が低いので暑い夏に涼しい場所へ出かけるのには最高の場所なので、ここ数年毎年訪れていますので、おススメです!
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】JR上越線・沼田駅
東京駅から上野東京ライン高崎線で高崎駅へ行き、JR上越線に乗り換えて沼田駅まで約2時間40分・2,640円で行くことができ、上越新幹線の上毛高原駅を利用すれば約1時間・5,490円です。
【路線バス】関越交通・たんばらバス停(土日祝のみ運行)
沼田駅は改札が1か所なので駅を出たら目の前のバスロータリーを時計回りに回って正面の4番バス停から、関越交通バスの迦葉山線に乗車して約1時間・1,050円で「たんばら」バス停を下車してすぐ目の前です。
または、昨年までは運行していた「たんばらラベンダーパークシャトルバス」が毎日3往復運行されていましたが、2022年度は7月16日(土)~8月15日(月)の運行で、事前予約制の先着20名限定の無料送迎バスに変更になり、沼田駅11:00発のみになり、帰路はたんばら発14:45のみに変更になりました。
この為に平日はシャトルバスでたんばらラベンダーパークへ行くことができましたが、2022年は無料送迎バスしかありません!
また、土日祝も2021年までは路線バス3往復+シャトルバス3往復の合計6往復ありましたが、予約がとれなかったら路線バスのみになるのでご注意を!
アクセス(マイカー・レンタカー)
東京駅から首都高・外環道を通り、関越自動車道・沼田IC下車するルートで、東京から約180㎞・2時間45分程・高速代5,000円程で、たんばらラベンダーパークへ行くことができます。
駐車場
たんばらラベンダーパークの駐車場が無料で利用できます。
お得なフリーきっぷ
2024年3月31日までの期間限定販売のETC専用の高速道路フリーパス「北関東周遊フリーパス」を利用すれば、7,500円で2日間利用できるのでお得ですよ!
たんばらラベンダーパーク最寄り駅の沼田駅へ行くならば、「青春18きっぷ」や「ぐんまワンデーパス」がお得で便利ですよ!
たんばらラベンダーパーク基本情報
住所 | 群馬県沼田市玉原高原 |
営業時間 | 8:30~17:00 |
料金 | 中学以上1,200円 小学生500円 |
公式サイト | たんばらラベンダーパーク |
駅からバス | JR沼田駅から無料送迎バス |
ラベンダー開花状況
たんばらラベンダーパークのラベンダー開花状況は公式サイトに掲載されてます。
沼田周辺の人気ホテルやお得なクーポン
ラベンダーが見られる貴重な場所
-
村上市の風かおる丘ラベンダー畑は新潟県内で見られる貴重な場所
【ラベンダー見頃】6月中旬~6月下旬 北海道以外の新潟県内でラベンダーが見られる場所があるのをご存じですか? 高温多湿に弱いラベンダーを育てるのは大変なので新潟… -
河口湖畔大石公園のラベンダー畑は山梨県内で見られる貴重な場所
【ラベンダー見頃】2023年6月24日~7月17日 高温多湿に弱いラベンダーですが、勝手なイメージで富士山麓の河口湖ならば涼しそうに思ってしまうので、ラベンダーも似合い… -
らんざん千年の苑ラベンダー園へ埼玉県内で見られる貴重な場所へ
【ラベンダー見頃】6月中旬~6月下旬 北海道以外の埼玉県内でラベンダーが見られる場所があるのをご存じですか? 高温多湿に弱いラベンダーを埼玉県で育てるのは大変な… -
夢ハーベスト農場ラベンダー園は軽井沢周辺で見られる穴場スポット
【ラベンダー見頃】7月上旬~7月下旬 2023年7月1日~7月31日にラベンダーシーズンを迎える北海道以外の長野県内ではラベンダーが見られる場所をご存じですか? 高温多湿… -
信州安曇野ラベンダーガーデン夢農場へ長野県内で見られる貴重な場所
【ラベンダー見頃】6月中旬~7月中旬 2023年6月2日~7月17日の期間中にラベンダーまつりが開催される北海道以外の長野県内ではラベンダーが見られる場所をご存じですか… -
国営ひたち海浜公園へ茨城県内でラベンダーが見られる貴重な場所へ
【ラベンダー見頃】6月下旬~7月上旬 北海道以外の茨城県内でラベンダーが見られる場所があるのをご存じですか? 高温多湿に弱いラベンダーを茨城県で育てるのは大変な…
群馬県内のおススメ観光スポット
-
赤城公園でハイジのブランコと赤城神社へ赤城山の紅葉絶景へ
日本百名山の1つでもある赤城山は標高1,800mほどに位置し、群馬県を代表する名山です。 特に山頂部の火山の爆発でできたカルデラ湖の大沼周辺は、県立赤城公園として観… -
榛名山からの景色や榛名湖の湖面に反射する紅葉したもみじへ
榛名山の麓の榛名湖は火山の噴火でできたカルデラ湖で周囲の榛名公園には、もみじが植えられていて秋になると真っ赤に染まります。 そして榛名山も夏の緑から紅葉の時期… -
9月中旬から始まる尾瀬ヶ原の草紅葉へ日光駅や沼田駅からバスで行く
まだまだ残暑厳しい夏日が続く東京ですが、ひと足早く奥日光の更に山奥の尾瀬ヶ原では、9月中旬ごろから湿原の草がオレンジ色・黄金色・赤色と移り変わる姿を見ることが… -
伊香保温泉365段の石段の先に紅葉ライトアップされた河鹿橋絶景へ
石段と温泉街で古くから観光客が多く訪れる伊香保温泉には、群馬県の紅葉スポット人気1位・全国でもトップクラスの紅葉スポットがあります。 石段をゆっくりと登ってい… -
桜山公園へバスで群馬藤岡駅や本庄駅から冬桜と紅葉のコラボへ
なんと春と秋の年2回花見ができるので冬桜の名所として知られ、紅葉の見頃には冬桜と真っ赤な紅葉の紅葉が同時に見られることでも知られています。 また桜山公園ハイキ… -
吹割の滝では目の前まで水しぶきを浴びられる涼しさ求め避暑地へ
吹割の滝を調べると必ず「東洋のナイアガラの滝」と書いてある観光ガイドが多く、どんな巨大な滝なのかと思いませんか? もちろん吹割の滝のスケールも気になるのですが…