花の名所や紅葉の名所が多い両毛エリア
近鉄についで日本で2番目に路線距離が長い東武鉄道なので、もちろん関東で一番距離が長く浅草から日光・鬼怒川エリアや両毛エリアへも行け、更に池袋からは川越や越生や寄居まで行くことができます。
そして東武フリーパスといえば、代表的なのがなんといっても日光・鬼怒川フリーパスで6種類もあり、目的観光地に合わせて選べるのでお得感倍増です。
そして今回ご紹介するのが群馬県東部の両毛エリアの東武フリーパスで、主要な駅で言うと、舘林・佐野・足利・太田・赤城・伊勢崎などの東武鉄道が乗り放題だけではなく、バスも乗り放題だからとっても観光に便利でお得です。
館林と言えばつつじが岡公園
約400年前の江戸時代から整備が始まった「館林つつじが岡公園」には、約100種類1万本以上のつつじがGW頃に一斉に咲き誇ります。
中には樹齢800年もの山つつじがあったり、宇宙つつじと言われている謎のつつじがありますが、これは館林市出身の宇宙飛行士・向井千秋さんが種を宇宙に持って行ったことから、そういわれています。
つつじの見頃になる4月10日~5月10日頃には「館林つつじまつり」が開催され、毎年10万人ほどの観光客が密度の高いつつじを見に訪れますが、近くにあしかがフラワーパークがあるので、比較してしまうとずいぶん穴場スポットになり空いています。
最寄り駅の館林市からつつじが岡公園までの、館林市コミュニティーバス(つつじ観光バス)もフリーエリアに含まれているので、バスの往復運賃400円も実質無料です。
隣駅ですがつつじが岡公園と一緒にバラとはいかない
館林駅よりもひと駅浅草寄りの「茂林寺前」駅から歩いて15分程で、東武トレジャーガーデンへ行くことができ、館林つつじが岡公園でつつじまつりが始まった4月上旬~GW前まで、ネモフィラや芝桜を見ることができます。
ただ残念なのは、東武トレジャーガーデンいち押しのバラは5月下旬ごろから見頃となるので、つつじと一緒とはいきません。
ただ、ここはつつじが岡公園よりもさらにマイナーな為か、人はいるのですがずいぶんと空いていますので、自分のペースで写真を撮ったり自由気ままに園内散策できます。
しかも最寄り駅の「茂林寺前」駅はふらっと両毛・東武フリーパスのフリーエリア最初の駅なので、春に観光するならば、まずはここからスタートというのをおススメします。
関東では貴重な床に反射した逆さもみじが見られる宝徳寺
京都でたくさんのお寺で見られる本堂の床に映り込んで真っ赤な紅葉が見られる床もみじが、関東では貴重で群馬県桐生市にある宝徳寺で見ることができます。
ここ数年SNSなど話題沸騰の紅葉名所になり期間中かなり混雑しますが、床もみじを見られる期間も長く、ライトアップも行われるので貴重な床もみじが電車とバスで行くことができるのでぜひ見に訪れてみませんか?
桐生市のコミュニティーバス「おりひめバス」もフリーエリア内なので乗り降り自由です。