日光と言えばいろは坂を登って中禅寺湖や華厳の滝を思い浮かべますが、霧降の滝や天空回廊へ訪れた事はありますか?
奥日光方面とは逆方向にある日光の霧降エリアへ行けば比較的空いていて天空回廊から見下ろすと、日光市街地が眼下に広がる景色を見ることができますよ。
今回は「まるごと日光・東武フリーパス」を利用して霧降エリアを電車とバスで訪れました。
東武日光駅から日光三名瀑・霧降の滝へ
浅草駅から区間急行や急行を乗り継いで東武日光駅へ8:17に到着します。
または、6:30浅草駅始発の東武特急を利用すれば8:22に到着するので、霧降高原行の始発バス8:45には余裕で間に合います。
東武日光駅を出た目の前にバス停が並んでいるのですが、奥日光エリアへ行くバス停なので、霧降高原方面のバス停は右側斜め前にある(2Ð)バス停になります。
霧降エリア始発のバスは霧降高原行きで、渋滞も無く時刻表通り10分で霧降の滝バス停に到着しました。
霧降の滝バス停を下車すると、右奥に霧降の滝入口と書いたポールが建っていますので、迷う事はないと思います。
入口を入り少し進むと案内板があり霧降の滝までの距離は340mと書いてあります。
遊歩道が整備されているので、歩きやすく木々が生い茂っている中を歩くので直射日光もほぼ当たらず涼しく、非常に歩きやすい。
霧降の滝入口からはほぼ下り坂を進むのですが、写真を撮りながら歩いても10分程で展望台に到着しました。
ただちょっと残念なのは、霧降の滝の展望台からは遠くてあまりよく見えませんでした。滝つぼ近くまで行けそうな道がありましたが、通行止めになっていました。
例年10月中旬から11月上旬頃が木々が紅葉してとても混雑しますが、絶景を見ることができると霧降の滝バス停奥にある売店の方が教えてくれましたので、紅葉に時期に訪れていですね。
霧降の滝バス停に到着してから戻ってくるまでに約30分かかっていましたので、時刻は9:30で次の霧降高原方面行きバスまで待ち時間約40分とたっぷりあるので、売店でトイレ休憩する時間充分ありますよ。
霧降高原方面のバスは1時間に1本(霧降高原まで)なので、のんびりと歩いたつもりでしたがちょっと時間が余ってしまいましたが、時刻表通りバスが到着したので霧降高原に向けて出発しましょう。
霧降高原天空回廊
霧降の滝から霧降高原までバス乗車時間は17分で到着します。
ここにはマイカーで訪れても無料駐車場を利用できますし、トイレ休憩もできるようにレストハウスもありました。
天空回廊に行く前に準備が必要で、この先には何もないので水分補給の為の飲み物を購入しておくことと、トイレは済ませておきましょう。
準備が終わったら天空回廊に向けて出発です!
日光市街を一望できる絶景スポットの小丸山展望台まで、1445段の階段を昇りましょう!
100m(5分)ぐらい進むとC地点のニッコウキスゲ付近を通り展望台が見えましたが、ずいぶん登らないとたどり着けなそうですね。
天空回廊を登る事20分で「I地点」付近からの眺めが登ってきた疲れを癒してくれます。
N地点到着で残り250mですが、天空回廊の1本道ならぬ長い階段でラストスパートです。
正直既に足はパンパンですがスムーズにここまでは来られたのですが、ここからは休み休み行かないと無理です!
階段上り始めて足が~っと思っていたら残り階段数を知らせてくれるパネルが貼ってあり、疲れが数倍に膨れ上がりました。
1445段登り終わって小丸山展望台が頂上だと思ったら、ここから先に登山道があったんですね。
見上げると山頂は雲の中ですね。これ以上登れません、疲れ果てています。
45分かけて展望台到着し景色は最高の絶景です。
ただ、その他には何にもない、誰も来ない貸切状態の小丸山展望台で、足がパンパンになっているので15分程景色を眺めながら休んで今度は下りましょう。
時刻は11:50、大笹牧場行き12:00発のバスまで10分待ちなのでちょうどいい感じで、トイレ休憩やレストハウス内をうろうろしなければ、10分は短縮できると思ます。
さて次は、日光霧降エリアの3大スポットの大笹牧場へ行ってみましょう。
霧降高原滞在時間
訪れたのは2017年10月2日で秋晴れの快晴の平日で、霧降高原滞在時間は1時間45分でした。
中禅寺湖など奥日光へ向かうバスは30分~60分間隔で運行されていますが、霧降高原までのバスは1日7往復で、終点の大笹牧場まで行くバスは3本しかありませんので、「霧降の滝」「天空回廊」「大笹牧場」の霧降高原エリア3大スポットを訪れるには、滞在時間とバスの時間がとても大事になります。
事前にバスの時刻表で確認すると、この時間からスタートしないと霧降の滝・霧降高原・天空回廊・大笹牧場の霧降エリアを1日で回る事は難しいです。
霧降の滝と霧降高原・天空回廊の2か所の滞在時間は約180分となりますが、これはバスの時刻に合わせるとこの滞在時間になりますが、天空回廊で時間がかかるのでギリギリですよ。
個人的なおススメ度は、風が心地よくカラっとして空気なので過ごしやすいのですが、天空回廊を登ると汗だくになりますよ!
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】 JR・東武 日光駅
東京駅から上野東京ライン・宇都宮線で宇都宮駅へ行き、JR日光線に乗り換えて終点日光まで約3時間(2,640円)で行くことができます。
宇都宮駅まで東北新幹線利用すれば約1時間20分で日光駅へ行くことができ、料金は特急券込みで5,150円となります。
【路線バス】 JR日光駅・東武日光駅から東武バス
霧降の滝へ
東武日光駅バス乗り場(2D)から「大笹牧場」行き、または「霧降高原」行きバスへ乗り「霧降の滝」バス停(約10分・340円)で下車して、整備された遊歩道を歩いて10分程で霧降の滝展望台へ行くことができます。
霧降高原へ
東武日光駅バス乗り場(2D)から「大笹牧場」行き、または「霧降高原」行きバスへ乗り「霧降の滝」バス停を過ぎて約17分、日光駅から約30分・730円で「霧降高原」バス停い到着します。
JR日光駅と東武日光駅は300mほど離れていて、東武日光駅のバスロータリーの方が整備され、ほとんどのバスがJR日光駅を始発・終点で東武日光駅を経由して運行されていますので、どちらから乗車しても料金も同じです。
- JR日光線・宇都宮駅
- JR日光線・日光駅
- 東武日光線・東武日光駅
- 東武バス・日光エリア(2022年11月30日まで)
日本人はもちろん訪日外国人観光客にも人気があり、平日でも日中はバスが満員になってしまい乗れないこともしばしば起き、オーバーツーリズム状態だった日光も、コロナ禍で訪れやすい観光客数になっていますので、今年はねらい目です。
そして日光へ電車とバスで訪れるならば、JRの「秋の乗り放題パス」でもいいのですが、東武鉄道の「まるごと日光・東武フリーパス」が断然お得です。
浅草から日光までの往復乗車券と日光エリアの東武線と路線バスが4日間も乗り放題なので、湯滝・湯ノ湖へ日帰りで単純往復して5,880円なので、フリーパスが4,610円で購入できるので1,270円お得になりますので、東武線を最初に乗る駅窓口で購入しましょう。
アクセス(マイカー・レンタカー)
東京から東北自動車道・宇都宮ICより日光道へ入り日光ICまで約2時間(160㎞・約4,500円)で行くことができ、日光IC下車してから県道169号線(霧降高原道路)を通るルートで約10分・5㎞ほどで霧降の滝に到着します。
霧降の滝から霧降高原までは約10分・8㎞です。
奥日光へ向かういろは坂などは紅葉シーズンは大渋滞しますが、霧降エリアは空いています。
また、年間通して販売されているわけではないのですが、NEXCO東日本ではETC専用の高速道路版フリーパスを期間限定で販売していますので、お出かけ前には要チェックです。
駐車場
霧降の滝の専用駐車場は無いのですが、付近に止めることができる駐車スペースが複数あり無料で利用できました。
また霧降高原には広い専用駐車場が無料で利用できます。
住所 | 栃木県日光市所野 |
営業時間 | いつでも可 |
料金 | 無料 |
公式サイト | 日光市霧降高原 |
駅からバス | 日光駅からバス利用可 |
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