タイパを上げるにはとにかく面倒な作業は自動化してしまえば、エクセルの1クリックで集計が完了できるのをご存知ですか?
標準機能として備わっている関数と同様にVBAを使えば、時間を節約できるのでご紹介します。
マクロを使う前に
私も最初はエクセルといえばSUMなど簡単な計算式と住所録などで使うぐらいで、大企業じゃなければ専用ソフトやアプリじゃなくてエクセル使うのが一般的ですよね。
入力や集計そして印刷と作業がめんどくさくて何とか効率的にできないものかと思って、VBAとかマクロとかを取り組めば、作業効率化できることが分かったけど、何から手を付けたらいいのかネットで調べていたら、このページにたどり着いたかもしれませんね。
安心してください!私も10年前まではパソコンと言えば「メール」と「インターネット」ぐらいしか使えず、エクセルなんてめったに触ることなど無かったんですよ。
そんなレベルからエクセル関数を使った表を作ったり、住所録をまとめたり、人手不足なので少しでも作業を短縮しなくては残業だらけになるので、皆さんと同じように何か方法は無いかと調べたら、VBAやマクロが必要だと分かりました。
VBAでマクロをはじめよう
VBAやマクロというのはほぼ同じ意味でエクセルのワークシート上には「マクロ」という文字が実はあるんです。
そして「VBA」とはエクセルで使うプログラム言語の事でVBAコードをプログラム(記述)すると、作業を自動的に行ってくれるようになるので、クリック1回するだけで集計などが一瞬で終わります。
基本的な作業としては、エクセルのVBAを使ってプログラムを記述してマクロを実行すると作業が自動化されます。
私自身も取り組まなければならない状況だったので、クリック1回1秒で集計ができるVBAにも取り組むようになり、現在に至ります。
エクセルでVBAを使えるように準備しよう
基本的にエクセルのリボンツールバーにはVBAを使用できるコマンドはありません。

上記画像をクリックすると分かるのですが、このリボンツールバーにVBAのが使えるようにする「開発」コマンドはありませんので、まずは表示させましょう。
1、リボンツールバーの左にある「ファイル」をクリックします
2、左下の「オプション」をクリックします

3、Excelのオプション設定画面が表示されるので「リボンのユーザー設定」を選択

4、開発を追加します

5、リボンツールバーに「開発」が追加されました

「開発」が追加されたら、クリックしてリボンツールバーに表示された「Visual Basic」をクリックします。

VBAコードを記述する画面が表示されます。

「開発」コマンド以外にもAlt+F11でもVBA画面を開くことができますよ!
VBAを使って作業時短できること
最初に書いた通り、VBAを使う事により決まった作業を自動化できるので、データを探したりする手間が無くなります。
また下記の作業がボタン1回クリックすることで1秒ですべて作業が完了します。
- 印刷の自動化
- 条件によって処理を振り分けを自動化
- 繰り返し行う作業の自動化
- オリジナル入力画面やデータ検索画面の作成による作業時間短縮化
- 自動上書き保存などファイス操作の自動化
- データ集計の自動化
このようなことができるようになると、シートの切り替え画面スクロールによってデータを探すことが無くなるので「データを探す」「見つけたら修正する」「次を探す」などの一連の1分かかる作業が1秒で完了できました。
こんな便利で仕事効率化できるVBAを使わないなんて絶対に時間を損していますよ!
それでは私自身が一番多く使用しているオリジナル入力画面を作れる「ユーザーフォーム」を使えるように慣れておきましょう。
