今はたくさんのデジタル機器がありますが、どれもバッテリーの持ち時間ってものすごく気になりますよね。
私もミラーレスカメラデビューを果たしましたが、一眼レフカメラと比べるとバッテリーの消費が早いって書いてあるのを見ましたのでどうやったら長持ちするのかを試してみました。
EOS Kiss M 純正バッテリー「LP-E12」(充電2時間)
EOS Kiss Mを購入して充電しようと思ってカメラ本体にUSB端子が無いか探しませんでしたか?
最近のデジタル機器ならばあって当然なので購入時に気にもしなかったので、無い事に初めてビックリしました。
付属になっているのは充電器と充電池で、カメラ本体に接続して充電する機能が無かったのです。
充電は全て一旦本体から取り外して、専用充電器を使ってバッテリーに充電するしかありませんので、モバイルバッテリーから緊急時は充電なんて事ができなかったです。
と、言う事で旅先でバッテリー切れにより撮影続行不可なんて事は最悪で、避けたいことなので予備バッテリーを1つ購入しました。
純正バッテリー海外表記版の性能は?
当たり前ですが、CANON EOS Kiss Mを購入して同梱されているバッテリーは日本語表記のバッテリーで、予備として購入すると家電量販店の店頭などでは税込みで5,000円前後で販売されています。
そしてCANONのカメラと言えば世界中で多く使われているので、バッテリーも海外仕様の逆輸入版があり「純正バッテリーの海外表記版」も販売され、こちらは常時販売されていませんが運良く購入することができました。
製品そのものは純正で国内販売向けではなく、海外販売用に作られた商品という事なので、少々不安な点もありました。
まず、最初に気づいたのが箱が無い!
まあ、ごみになるだけなので無くてもいいのですが、箱の代わりにビニール袋の中に入っていましたが、付属のバッテリー同様にきちんとバッテリーキャップも付いていたので安心ですね。
次にバッテリーLP-E12の見た目は写真の通り、日本語表記が無く英語表記と異なっていたぐらいですね。
もちろん、EOS Kiss Mに付属だったバッテリー充電器で、問題なく充電もできました。
何度も使ってみましたが、EOS Kiss M購入時に付属していたバッテリーと海外表記版バッテリーの違いが全く分からないほど問題なく使用できてきます。
LP-E17互換バッテリーの性能は?
純正は高いからとネットショッピングでバッテリーLP-E22を探すと「互換バッテリー」なるものが、1,000円~2,500円ぐらいで売ってますね。
こちらも試しにと思いましたが、プリンターインクで互換インクは時々インクが擦れたり、すぐ切れたりして良い印象を持っていないので購入はしていませんが、USB充電器が欲しかったので購入しました。
本当はバッテリー無しで充電器本体のみでよかったのですが、バッテリー付きでもこの値段は安い。
USB充電器は今も順調に不具合なく利用できていますが、付属していたバッテリーは購入から半年たった頃から放電が激しく、カメラ本体に入れておくと家を出発して目的地に着く数時間後には1枚も撮影していないのに充電切れ。
それならばと満充電して使う時に本体に入れても1時間ぐらいで充電切れ。
当たり外れがあるのでしょうけど、互換バッテリーは耐久性がやはり弱いと言われるのは本当のようなのでおススメしません
バッテリー持ち時間
リチウムイオン電池のバッテリーは徐々に満充電できる容量が少なくなっていくのはスマホで経験済みですよね。
では新品の状態では、どのくらいの時間バッテーリーは持つのでしょうか?
キャノンのホームページには撮影枚数は約235枚、連続動画撮影1時間25分しか掲載されていませんもんね。
この情報から、一番過酷なバッテリー消費をする動画撮影で1時間25分って事なので、一般的な写真を撮って、スマホに自動転送する設定でどのくらいバッテリー持ち時間を延ばせるかが分かれば、予備バッテリーの必要性が分かりますよね。
- いったい何枚撮影したら電池切れ?
- 液晶使用しなければどのくらい電池が持つの?
- Wi-fiやBluetoothでスマホ自動転送止で変わるの?
EOS Kiss M使用2年半でいちばんバッテーリーが持たなかった時間は
約1時間30分!
まだ購入して間もない頃「つつじが丘公園」に訪れた時、EOS Kiss Mで出来る事を全て実行している状態だったので無駄な使い方をしていたと思っています。
- 電源入れっぱなし
- 液晶使用
- スマホ自動転送
- GPS記録(スマホからの受信設定)
- 撮影枚数103枚
EOS Kiss M使用2年半でいちばんバッテーリーが持った時間は
2日間!
これはちょっと特殊になってしまいますが、充電器を持って行くのを忘れてしまったので相当気を使って撮影していました。
また、撮影してから写真を見て確認する事すらバッテリー節約でやらなかったし、電源のON OFF も頻繁に行ったのでせわしなかったのでおススメする方法ではないです。
- 電源は撮影時ON、撮影後OFFの繰り返し
- 液晶使用しない(撮影アングルによって時々使用)
- wi-fiなどのスマホ通信系全てオフ
- 撮影枚数251枚
2年半使った経験から約6時間ぐらいが平均です。
実際に以下の使用方法でバッテリーを気にしないで撮影していますので、目安にしていただけると思います。
- 移動時以外の撮影時には電源は基本的にONにしています
- 液晶はファインダーを覗けないアングルのみ使う
- wi-fi通信オフ
- 撮影枚数は平均150枚~200枚
ただし、液晶画面を使う回数が増えると消費電力消費が多くなるようで、撮影できる枚数も時間も少なくなります。
寒さに弱い!真冬の北海道でのバッテリー
気温が一日中氷点下の真冬の北海道では、バッテリーの持ち時間が3時間程度になってしまいました。
バッテリーは寒くなってしまうと化学反応が鈍ってしまうからしょうがないのですが、予想はしていましたが想像以上に早かった感じがしました。
2020年1月にJALどこかにマイルで女満別空港が選択されたので、網走監獄や湯沸湖で白鳥を見たりと氷点下5℃~10℃の中を歩いていたので、あっという間にバッテリー交換したというイメージでした。
一旦バッテリー切れになったら内ポケットに入れてしばらく温めると復活しますよ(30分復活使用でしたけど)
- 電源は移動中以外はOFF
- 液晶はファインダーを覗けないアングルのみ使う
- wi-fi通信もオフ
- 撮影枚数は585枚(連射含む)
- バッテリーは純正2個・互換1個の合計3個
屋外で約4時間、流氷館など屋内が約1時間が実質撮影時間でしたが、バッテリーは3個目を最後に使用して余るぐらいでしたので、もし予備バッテリー1個の合計2個しかなかったら相当バッテリーを気にしながらの撮影になっていたと思います。
さらにUSB充電器も持参してレンタカー内で充電していたので、バッテリーに関する不安は全くありませんでした。
成功か?失敗か?購入して使ってみた体験談を書いてみました