EOSRPで連射が止まらない速度のSDカードの選び方とおススメ

SDカード

ミラーレスカメラに必需品のSDカードが必需品ですが店頭にはたくさん並んでいてどれを買ったらいいか迷たことありませんか?

さらにSDカード・SDHCカード・SDXCカードやら、スピードやらクラスやら複雑すぎてわからないところに、価格も2,000円ぐらいから20,000円までと10倍も違ったりとどれを買ったらいいか私自身も相当悩みました。

高いSDカードを買えば読み込みや書き込みが早くストレスなく使えるのは分かりますが、できれば安いSDカードで自分のカメラに合っていれば問題ないので、販売価格3,000円で売れ筋の人気SDカードを買ったら10秒ほどで連射止まるので、7,000円ぐらいは最低必要だと感じました。

目次

SDカードの選び方

私自身が使用しているEOS RPで、RAW+ラージJPEG撮影で高速連射しても3,000円ぐらいならば10秒は止まらず撮影でき、7,000円ぐらいで30秒以上止まらず撮影できています。

ちなみにサブカメラになったEOS Kiss Mで同じRAW+ラージJPEG撮影だと、SDカードに関わらず2秒ほどで連射が止まりますので、RAW撮影では使い物になりませんがミドルJPEGならば、10秒ほど止まらず撮影できます。

SDカード・SDHCカード・SDXCカードの違い

一般的にSDカードと呼んでいるのですが正式名称が記録容量によって違うだけなので、2018年発売のEOS Kiss Mならばどれでも使用できますので、最近のミラーレスカメラならばここでの種類に悩まなくても大丈夫です。

悩むのは、16MBか32MBか64MBか128MBかそれ以上の容量でしょう。

EOS RPが2600万画素、EOS Kiss Mが2400万画素なので大差はなく、ラージJPEG撮影ならば1枚7MB~12MBぐらいで、RAW+ラージJPEGならば1枚22MB~35MBほどになっていますので、表にするとおおよその撮影枚数はこんな感じです。

項目16GB32GB64GB128GB
JPEG1300枚2600枚5200枚10400枚
RAW+JPEG450枚900枚1800枚3600枚
※1枚容量12MBと35MBから算出

最初はカメラを持ち出して1,300枚も撮影するなんて思っていなかったので、1,000円ほどで買える16GBを購入してRAW撮影なんて知らなかったので、EOS Kiss MのラージJPEGで出かける時に持ち出して撮影しても1,300枚も撮らなかったので問題なく使用していました。

ただ、カメラを使ううちに高速連射や数秒程度の動画も使ったりするようになると、日帰り旅行なら問題ないのですが1泊2日でギリギリになってくるので、もう少し大きい容量をおススメします。

波乗りアヒル

2022年、EOS RPをメインカメラにして64GBで2泊3日の旅行に出かけていてRAW+ラージJPEG撮影で問題なく使用しています。

今後将来にEOS RPの買い替えで高速連射が5コマではなく、10コマのカメラならば2倍の枚数が撮影できてしまうので、その時は128GBが最低ラインですし、画素数が増えればさらに1枚当たりの容量も増えるので256GBあれば、安心できそうですね。

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読み書きスピードの違い

カメラで撮影したらSDカードに記録するので、このスピードが遅いと使い物になりませんので、SDカード選びではここが一番重要で、分かりずらく悩みどころです。

なぜならば、SDカードに書かれているスピード表記が複数あるからなのです。

スピードクラス

②や④や⑥や⑩で表記されて、データの書き込み最低速度2MB/秒~10MB/秒の最低保証速度を表していますが、ミレーレスカメラで写真撮影で使うならば、正直気にする必要がありません

なぜならば、⑩が当たり前だからです。

UHSスピードクラス

「UHSスピードクラス1」や「UHSスピードクラス3」があり、本体とカードのデータやり取りのスピードが10MB/秒か30MB/秒かを表していますが、スピードクラス同様にミラーレスカメラで写真撮影で使うならば、正直気にする必要がありません

なぜならば、UHSスピードクラス3が当たり前だからです。

その代わりに「UHS-I」か「UHS-Ⅱ」かが重要で、ミラーレスカメラの連射記録速度に関わっていて、UHS-Iだと最高書き込み速度が104MB/秒なのに対し、UHS-Ⅱでは3倍の312MB/秒の高速書き込みになります。

最初にお話しした通り、連射が止まってしまう理由がここにありますのでここだけ見て購入すれば大丈夫です。

EOS RPEOS Kiss M
UHS-Ⅱ連射30秒以上連射2秒
UHS-I連射10秒連射2秒
※RAW+ラージJPEG撮影時

ビデオスピードクラス

名前の通り動画撮影時のスピード比較表記でフルHD動画ならばV10、4K動画撮影ならばV30、8K動画撮影ならばV60やV90となります。

SDカード表記の○○MB/S速度表記に注意!

SDカードを選ぶ時に高速転送できて安いものが欲しいと思うのは当たり前で、SDカード販売側も早さを売りにしたいのは当然です。

その為にSDカードによっては転送速度150MB/Sなど速さをアピールしている商品が多くありますが、多くの場合読み込み速度(転送速度)の場合が多いです。

転送速度とは、データのやり取りをする速度なので当然ながらウソや誤った表記ではないのですが、パソコンにデータを送る時やカメラでプレビューをする時に表示する速度なので、高速連射をした時に瞬時にSDカードに記録する(書き込み速度)ではありません。

ミラーレスカメラで高速連射をした時にデータ書き込みが遅くて止まってしまう現象を避けるには、書き込み速度が重要です。

SDカード
どっちが本当は速い?

左のSDカードには速度表記がなく、右のSDカードには130MB/Sと速度表記がされているので速そうですが、実はこんな感じなのです。

スピードクラス
UHSスピードクラス3
UHS-Ⅱ
1
UHS-I
ビデオスピードクラスV90V10
最大転送速度285MB/S130MB/S
最大書込速度180MB/S非公表 ※1
※1 上位機種V30タイプで80MB/S

まとめ

メモリーカードなので当たりハズレも当然あると思いますが、2022年12月現在約6か月使用しただけですがEOS RPの1秒5コマしかないミラーレスカメラですが、連射30秒間全く止まることなく使用でき、トラブルなど無く使用できているSDカードです。

また、64GBのUHS-Ⅱが約7,000円前後で購入できるので手ごろだと思いますし、真冬の札幌でマイナス10℃でも全く問題なく使用できた耐寒SDカードをおススメします!

もちろんカメラ本体もEOS Kiss Mは寒さに耐えられずにフリーズしてしまい使えなくなってしまいましたが、EOS RPは耐寒して問題なく使用できたので、こちらも初心者向けにおススメのフルサイズミラーレスカメラです。

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