初めての函館旅行または、何度か訪れた事のある函館観光。
絶対に外せない、何度も見たくなる絶景スポットが函館にはあり、長崎の稲佐山・神戸の摩耶山と函館の函館山からの夜景を日本三大夜景と言われています。
そこで、今回はこの夜景を見る為に函館を訪れる旅行プランを中心に計画を立てる人も多いと思いますので、函館空港からや新函館北斗から電車とバスを利用した、函館山夜景プランをご紹介します。
時間を忘れてしまうほどの絶景「函館山」
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】 函館市電・十字街電停
函館市電・十字街電停で下車して徒歩700m・10分ほどで函館山ロープウェイ山麓に到着します。
函館駅前から約5分・210円ですが、函館駅から歩いても1.3㎞程なので、函館駅から町並みを見ながら歩いても30分程で函館ロープウェイ乗り場まで行くこともできます。
路線バス
函館駅から西部地区循環バスや元町ベイエリア周遊号で210円・10分程で函館山ロープウェイ山麓駅へ到着します。
または、函館山登山バスで函館駅から函館山山頂まで400円・30分ほどで行くことができますが、冬季運休となりますのでロープウェイで行くことになります。
函館山ロープウェイ
函館山ロープウェイ山麓駅より山頂まではロープウェイを利用して、往復1,500円(子供700円)・片道1,000円(子供500円)で3分ほどで行くことができます。
函館山ロープウェイ乗車券は現金またはSuicaなどの交通系ICカードが自動券売機で利用でき、クレジットカード利用は窓口で購入可能です。
函館山ロープウェイ山麓駅からロープウェイに乗車して景色を見ながら山頂へ向かう方法もおススメです。
ただ1,500円は安くは無いので、「カンパス」や「共通乗車券」を利用すれば、函館空港からも函館駅や五稜郭からも函館バスと函館山登山バスが追加費用無しで、函館山山頂へ行けるフリーきっぷがありますよ。
アクセス(マイカー・レンタカー)
函館空港から国道278号線を通り約15㎞・30分程で函館山の山頂駐車場へ行くことができます。
また、年間通して販売されているわけではないのですが、NEXCO東日本ではETC専用の高速道路版フリーパスを期間限定で販売していますので、お出かけ前には要チェックです。
駐車場
山頂駐車場が無料で利用できますが止められる台数に限りがあるので、駐車場待ちの渋滞が発生する事が多いのでご注意ください。
住所 | 北海道函館市函館山 |
営業時間 | 10:00~22:00 |
料金 | 往復1,500円 |
公式サイト | 函館山ロープウェイ |
駅からバス | JR函館駅からバス利用可 |
宿泊にはJR函館駅直結でトレインビューの部屋がある「JRイン函館 」や函館イーストエリアの観光拠点でもある恵山にある「ホテル恵風 」ならば無料送迎もあるのでおススメです。
函館山山頂滞在時間
季節により日没時間が異なりますので、訪れる時期により夜景が見える時間も変わってきますが、夜景だけではもったえないので、夕焼け頃から夜景が見え始めるころまで滞在したので、函館山夜景滞在時間は1時間30分でした。
混雑する前に函館夜景を見る方法
函館山からの夜景は定番中の定番で、訪れるたびに必ずロープウェイやバスに乗って函館山からの夜景を楽しみにしています。
そして夜景が見られる時間になると、函館山ロープウェイ山麓駅では建物の外まで並ばなくてはならない経験もしましたが、時間を少し早く行けば、並ぶどころかガラガラのロープウェイやバスに乗ることができます。
日の入り時間頃に帰るつもりで夕暮れ時に山頂へ着いておく事
宿泊したホテルでもフロントで日の入り時刻を教えてくれて、夜景が綺麗に見える時間帯を教えてくれますので、その時間に向かって市内観光を終えて函館山へ夜景を見に行く旅行プランを立てるのが普通です。
その為に一斉に函館山へ観光客が向かうので大混雑してしまい、初めて訪れた時は大混雑に巻き込まれてしまいました。
そうすると、ロープウェイも函館山山頂の展望台も人をかき分けて撮影するのも困難を極めてしまいますので、夕陽を見に行くつもりで訪れて日が暮れて人が増え始める頃に夜景を撮影・絶景を楽しみましょう。
函館山屋上展望台
函館市電の十字街電停から歩き最後の坂が急すぎて大変ですが、10分程で函館山ロープウェイ山麓駅にたどり着きます。
訪れたのは11月17日でしたので、日の入り時刻は16:45頃と函館ロープウェイ山麓駅に表示され、時刻は15:20なので夜景が見られるまで1時間30分とたっぷり時間があります。
そしてパラパラとしか人がいない状況でしたので、すぐに往復チケットを購入できて、ほぼ待ち時間なしでロープウェイで山頂駅にたどり着きました。
山頂広場も屋上展望台も人はまだまばらで、屋上展望台もまだ人がそんなにいない状態なので寒さに耐えながら誰にも邪魔されたり、撮影場所待ちの人もいないので自由にこの場にいることができました。
そして、日没予定時刻の16:45の5分前16:40には函館市内の街灯も目立つようになっていましたが、函館山の屋上展望台にもだいぶ人が増えてきましたが、まだ先頭の手すりの部分に人だかりは無いので、自由に移動しながら撮影できました。
そして、わずか6分後の16:46になり日没予定時刻も過ぎたので、あっという間に夜景が綺麗に見えるようになりました。
そしてあっという間に暗くなり、夜景がよりはっきり綺麗に、そして月が海に反射して夜景と一緒に見ることができました。
ふと気づくと周りは人だらけになっていて、手すりので記念撮影をして場所を空けなければならないほどになってきましたので、ここで終了。
時刻は17:00、日没からわずか15分ですが登ってくるロープウェイはほぼ満員状態でしたので、ロープウェイに乗って帰る事にしました。
函館山・山頂広場
函館夜景が見られる展望台以外に北西方面に山頂広場があり、売店のある山頂ショップのガラス戸をから外に出たところにあります。
そして函館山の山頂広場には有名な函館山モニュメントがあり記念撮影などで順番待ちが当たりまえのフォトスポットです。
山頂広場から北側を見れば函館駅や五稜郭タワーを見るとができます。
函館駅から少し左にカメラを向けると、夕陽にあたって赤っぽくなった駒ケ岳と大きくカーブをした北海道新幹線の高架橋が新函館北斗方面に向かって行くのが見えます。
さらに左には何やら海に突き出た真っすぐな橋が見えますが、これは上磯地区にある太平洋セメント工場の石灰石を船に積み込むために作られた、ベルトコンベアの桟橋で全長6㎞もあり函館湾の海上部分だけでも2㎞もあります。
そして陸地には真横に延びる北海道新幹線の高架橋も見ることができます。
そして夜になれば安全の為にライトが点灯するので、暗くなってもすぐに分かり、工場夜景スポットとして人気があります。
さらに西側は夕日が沈むところを見ることができますよ!
函館山山頂広場も展望台同様に日没になったらすぐに人でいっぱいになってしまうので、早めに行くことで自由に動き回れ、たっぷり1時間30分楽しむことができました。
函館山ハイキングコース
標高334mの函館山にはいくつかのハイキングコースが整備されていて、1時間程で山頂まで登ることができますので、片道だけロープウェイを節約して500円安くして、途中の展望台などで絶景を楽しむこともできます。
なお、冬季期間は閉鎖されますので訪れる際は事前に確認が必要です。
函館山の日本三大夜景に行くならば、函館駅中心に10㎞圏内に観光スポットが集まっているので、函館市内観光スポットへ訪れてみませんか?