グーグルマップを何気なく見ていて、伊豆半島に突き出た岬に丸い池?っていったいどんなところなんだろうと気になったので行ってみました。
行ってみたらビックリ、正月なのにほとんど人がいなくて自由気ままに写真を撮れて、ゆっくりできましたので、富士山も見られて最高の場所ですよ。
岬の先端に丸い不思議な池がある大瀬崎へ
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】JR東海道本線・沼津駅
東京駅から東海道本線で沼津駅まで約3時間・2,310円で沼津駅に到着します。
早朝・夜間の一部列車は沼津駅まで直通運転していますが、基本的には熱海駅で乗り換えとなります。
また、東海道新幹線を利用すれば三島駅で下車して東海道本線に乗り換えて沼津駅まで約75分・約4,000円です。
【路線バス】東海バス・江梨バス停
沼津駅からは南口バスロータリー3番のりばから、江梨経由大瀬岬行きの東海バスオレンジシャトルが運行されていますが、平日3往復・休日2往復(約80分・1,350円)しか運行されていません。
その為に、沼津駅10:25発で11:42大瀬岬着で行くことができますが、戻るバスが18:15なので相当時間が余ると思います。
そこで、毎時1本運行している途中の「江梨」バス停まで歩くとすると、約4キロあるので徒歩1時間ぐらいかかると思います。
道も狭く、歩道やガードレールが整備されているわけではないので徒歩はおススメできません。
首都圏から大瀬崎までのお得なフリーパスはありませんので、青春18きっぷなどで沼津駅へ行きレンタカー利用する方法もありますよ。
アクセス(マイカー・レンタカー)
東京から東名自動車道・沼津IC下車して国道246号線を約36㎞で大瀬岬へ行くことができ、東京から約160㎞・2時間30分程、料金は4,000円程です。
また、年間通して販売されているわけではないのですが、NEXCOではETC専用の高速道路版フリーパスを期間限定で販売していますので、お出かけ前には要チェックです。
駐車場
大瀬駐車場は東海バスの大瀬岬バス停に隣接してあり、道路自体も行き止まりになっているところにあるので、迷う事はないと思います。
料金は1時間300円で、延長は1時間200円でした。(2020年1月2日現在)
住所 | 静岡県沼津市西浦江梨 |
営業時間 | いつでもは入れそうな感じでした |
料金 | 拝観料100円 |
公式サイト | 大瀬海浜商業組合 |
駅からバス | 沼津駅からバス利用可 |
大瀬崎滞在時間
訪れたのは2020年1月2日で青春18きっぷを利用して沼津駅へ行き、駅前の日産レンタカーで車を借りて大瀬崎を訪れましたが、お正月だというのに穴場スポットなのか人がまばらでのんびり気ままに散策することができたので、大瀬崎滞在時間は2時間でした。
レンタカーは9時~17時までP1クラス乗用車を借りて5,000円程でした。
レンタカーを利用した理由は、正月なので高速道路は大渋滞することが確実なのでマイカーでは移動したくなかったのと、沼津駅からバスを利用したら本数が少ないので時間が余ってしまうのでレンタカーを選択しました。
レンタカーを利用したことにより、沼津駅から大瀬崎までバスで80分かかる所が全く渋滞がなくて50分で到着できました。
駿河湾と富士山の絶景スポット大瀬崎
沼津駅から街中を車を走らせてしばらくすると右側に駿河湾を見ながら進む道になり、富士山もところどころで見られるようになりました。
東京から青春18きっぷで沼津までの途中では、雲ひとつない綺麗な富士山を見られましたがいつものように9:30頃になると海沿いに綺麗に見えていた富士山の右側に少しづつ雲が湧き始めていました。
大瀬駐車場に9:50頃に到着して目の前の砂浜へ降りると、最初に気づくのがスキューバダイビングのお店が多い事っていうか、ほぼそれしかない。
それもそのはずで、ここ大瀬崎はダイビングで有名な場所だったのですが、そんなことも知らずに訪れてしまったのです。
そしてダイビング関連のお店が並んでいるところを通り過ぎて砂浜を歩いて行くと、遊歩道へつながり大瀬崎と反対側の左方向へ進むと目の前に駿河湾と富士山が飛び込んできました。
誰もいないのでこの景色を独り占めできているなんて、なんていい正月なんだと思いながら波の音しか聞こえない状態で富士山を眺めていました。
15分ぐらいのんびりとしていてから戻り、大瀬神社へ入りますが拝観料100円が必要になります。
ビャクシン樹林
大瀬神社境内に入ると木々に覆われた遊歩道を歩きますが、盆栽を大きくしたような古めかしい木々ばかり並んでいます。
子の木々は天然記念物である大瀬崎のビャクシン樹林というもので、日本最北端の自然群生地がここ大瀬崎なのでした。
このような古めかしい木々に覆われた大瀬岬、ビャクシン樹林の中を歩いているとグーグルマップで見た岬の先端の池「神池」にたどり着きました。
海の中の岬なのに淡水という不思議な「神池」
大瀬岬の先端なのに丸い池があること自体が不思議な光景に思えたので、大瀬岬を訪れてみようと思ったので、見られたことだけでも満足だったのですが、もう一つ不思議に思えたことが。
この神池には鯉がいて100円でエサが買える販売機がありましたが、エサ売り切れ!
でもよくよく考えると、周りは海なのに鯉がこの池にいるって不思議じゃないですか?
鯉は淡水魚なのでここにいるという事は神池は淡水池って事になるので、周りの海の塩水の影響をどうして受けないのでしょうかね、そういった意味でも神池ですよね。
この神池を抜けると再び駿河湾と富士山に出会え、伊豆大瀬埼灯台にたどり着きます。
ここで撮影しなさいって事かな?丸太が横たわっていたので駿河湾と富士山をバックにパシャリ📷
再び遊歩道に戻るとすぐにここ大瀬崎の大瀬神社の御神木にご対面できます。
大瀬神社の御神木を通りすぎビャクシン樹林の中を歩くとまた海にたどり着き、大瀬崎の終着点でもある岬の先端にたどり着きました。
だいぶ富士山に雲がかかってきてしまいましたが、11:00じゃしょうがないですよね。
EOS Kiss Mのレンズを望遠レンズに取り換えて200㎜で富士山を📷
やっぱり雲が邪魔者、でも雪を被った富士山は綺麗で大瀬崎来てよかったと思いながら、しばらくのんびりして、大瀬岬先端から再びビャクシン樹林の中を歩きながら戻りました。
時刻は11:40やっと大瀬崎海水浴場まで戻ってきて人が少し増えてきた海岸ですが、お正月とは思えない静けさでした。
そろそろお腹が空いてくる時刻なので、沼津港で海鮮丼を食べに行きたいところなのですが、伊豆のスイーツ「いちご大福」をスルーするわけにはいかないですよね。
朝採れいちごで作るいちご大福
伊豆中央道の江間IC付近にあるドライブイン「いちごプラザ」にある大福やのいちご大福は、テレビなどでも紹介されていたので近くに行ったら必ず食べたいと思っていたので、今回混雑覚悟で訪れてみました。
なんと言っても朝とれたばかりの大粒のいちごをまるごと1個使って大福を作るという、贅沢ないちご大福を買えるまで予想通り時間がかかりました。
大瀬崎から江間ICのひとつ手前の長岡北ICまでは、渋滞無しでスイスイ進んだのですが、正月なので、ここから大渋滞でなかなか進まない。
わずか数100m進むのに10分ぐらいかかって、ようやくドライブイン「いちごプラザ」に着いたと思ったら、今度は駐車場渋滞でさらに10分程空くのを待って念願の大福やへ。
既に時刻は12:40、チョット並んで4個入り1,400円を購入することができましたが、大瀬崎出発してから50分も経過していました。
念願のいちご大福もゲットしたので、お腹がグーグーなっているので大混雑覚悟で沼津港の飲食店街「港八十三番地」を目指しました。
沼津港「港八十三番地」
沼津で美味しい海鮮を食べることができる飲食店街があり、沼津港から水揚げされた新鮮な寿司や海鮮丼が数多く集まった有名な場所です。
ドライブイン「いちごプラザ」を出発してから沼津市内の道路は混雑していて、さらに沼津港の駐車場に入るのにも渋滞で、たどり着いた時刻はすでに13:45で移動だけで1時間もかかってしまいました。
ちなみに駐車場は指定された店舗で食事をすると無料になりましたので、まぐろ丼がおいしそうだったので佐政を選びました。
受付を済ませてから順番待ちをして席について料理が運ばれるまでなんと50分、もう時刻は14:40になってました。
マグロは厚めに切ってあり、寿司のネタになりそうなぐらい大きくて、甘く感じましたので、お腹が空いているせいもあり、あっという間に食べ終わってしまいました。
久しぶりに美味しいマグロ丼を食べたような気がしましたのでまた食べたいと思いました。
これで計画していた大瀬岬、いちご大福、沼津港のまぐろ丼と全て達成できたので楽しい青春18きっぷの鉄道旅でした。
お正月ちう事もあり、沼津港みたいな有名観光スポットは人が多すぎて待ち時間が想定以上にかかてしまうので、計画を立てる時は余裕を持った時間を取っておいた方がいいですよ。
ただ、大瀬崎みたいにちょっとした穴場スポットならば、人がいないのでゆったりできたのでおススメですが、沼津からのバス移動は現実的には厳しいと思いますし、4キロ離れた江梨バス停まで歩くには海沿いの細い道が多いので危険だと思いましたので、レンタカーかマイカーで訪れる事をおススメしますよ。
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