角館の武家屋敷と桜並木を一望できる高台の角館城跡の古城山公園へ

角館城跡古城山公園
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角館の武家屋敷通りは秋田県の観光スポットとして有名で訪れる観光客も多いですが、この武家屋敷通りや桜並木で有名な桧木内川堤公園も一緒に見渡せる「古城山城跡」をご存知ですか?

角館駅から武家屋敷通りと通った北側にそびえる古城山からは、高台になっているので武家屋敷通りなどが見下ろせるビュースポットになっていているのですが、歩いて行くことができるのですが地元の人以外はあまり知られていないようで、武家屋敷通りにはたくさんの人がいても貸し切り状態でしたので訪れてみてはいかがですか?

目次

角館城跡の古城山公園かくのだてじょうせきのふるしろやまこうえん

角館駅から武家屋敷通りを歩き左に「石黒家」が見えたらその先にある国道341号線とぶつかる交差点が武家屋敷通りの北側入口になり、広い駐車場と仙北市の公民館があります。

角館武家屋敷通り石黒家
角館武家屋敷通り石黒家

この交差点を右に曲がって緩やかな坂を200mほど歩くと「角館城跡の古城山公園」入口があり、標高168mの古城山が隠れた角館眺望の絶景スポットとなっています。

初めて訪れた2022年秋には「角館城跡の古城山公園」入口には歩いてきたので関係ないのですが、車止めがありましたので車の心配もせずに舗装された道路を汗をかきながら歩いて行くことができましたが、2023年の秋は熊が出たことで車止めにロープが張られていて立ち入り禁止になっていました。

角館城跡古城山公園入口
角館城跡古城山公園入口

舗装された道路なのですがかなりの急坂で10月中旬で寒かったのですが、すぐに汗をかき始めていましたが10分ほど歩くと茂みの切れ間から角館武家屋敷通りと角館の町並みが目に飛び込んできました。

角館城跡古城山公園中腹から武家屋敷通り
角館城跡古城山公園中腹から武家屋敷通り

そして少し右側を見ると、春になると桜並木で有名な角館の桧木内川堤公園も川の曲線美と共に見ることができるのでまたあるに訪れたくなる秋田の観光スポットですよね。

角館城跡古城山公園中腹から桧木内川堤公園
角館城跡古城山公園中腹から桧木内川堤公園

そしてさらに10分歩いてやっと急坂も終わり「古城山山頂」という案内板が見えました。

古城山山頂案内板
古城山山頂案内板

が、角館城跡という名前もありますが城跡などは無く石碑だけ。

角館城跡石碑
角館城跡石碑

何か角館城の痕跡などないかと探してみましたが、あったのは仙北市指定の天然記念物になっている杉の木「姥杉」を見つけることができましたが、あとは平地が広がっているだけでした。

仙北市指定天然記念物「姥杉」
仙北市指定天然記念物「姥杉」

この古城山にはなんと室町時代の1423年に城が作られて、江戸時代初期までの約200年間角館城がありましたが全国各地の大名が住む以外のお城は取り壊す命令「一国一城令」により無くなってしまいましたので、本丸跡でもある古城山には展望台として残されています。

古城山展望台
古城山展望台

古城山山頂から角館方面を見ることができ、すぐ下には登山道から続く休憩所らしき小屋も見えますが、遠くには角館の桧木内川堤公園も見え、さっき見た途中の高さよりもより景色が良く見えますね。

古城山展望台への登山道
古城山展望台への登山道

小屋みたいな展望台まで降りて角館武家屋敷通りなどの町並みを見ようとすると、先ほどまでの舗装されて道路ではなく登山道の一部なので、足元も悪く一段ごとの段差も大きいので気を付けて歩くことになりますが、真下にほど長い市街地の武家屋敷通りが見えます。

古城山展望台から武家屋敷通り
古城山展望台から武家屋敷通り

そして正面には角館の桧木内川堤公園

古城山展望台から桧木内川堤
古城山展望台から桧木内川堤

古城山展望台から全体的にはこのような感じで角館市街が一望できる絶景スポットになっていますので、ちょっと足を延ばして訪れてみてはいかがですか?

角館桧木内川堤公園かくのだてひのきないがわつつみこうえん

角館の春と言えば桜並木で有名な角館桧木内川堤公園で、桜の名所にも選ばれライトアップもされえるので数多くの観光客が訪れる秋田の観光名所でもあります。

角館桧木内川堤公園桜並木道
角館桧木内川堤公園桜並木道

今回は10月に訪れたので当然ながら桜並木を見ることができませんが、想像するだけでも絶景を楽しむことができるのがわかりますね。

角館桧木内川堤
角館桧木内川堤

川岸にも近づくことができ土手を見ても桜の木が密集しているのがよくわかります。

角館桧木内川
角館桧木内川

ただ秋なので人が少ないので写真を撮りやすかったのですが、春はやっぱり朝一番で訪れないと厳しそうですね。

角館城跡の古城山公園滞在時間

角館を一望できる穴場スポットで景色を眺めて写真を撮っただけでしたので、角館城跡の古城山公園滞在時間は10分でした。

ただ、入口から標高差約110mを600mほどで一気に坂を上るので、行きは20分で帰りは10分歩いたので合わせた角館城跡の古城山公園にかかった時間は40分でした。

おススメ度
残念
1
2
3
4
5
満足
波乗りアヒル

実際に訪れた満足度は、武家屋敷北側入口からわずか850mなのですが、かなりの登坂になっていて汗だくになりましたが、景色が最高で疲れも吹っ飛びました。

アクセス(電車・バス)

【最寄り駅】JR田沢湖線・角館駅

東京駅から角館駅まで秋田新幹線で約3時間・17,020円、田沢湖駅から秋田新幹線で1駅・13分・1,620円で行くことができます。

田沢湖線の普通列車は1日6本しかないので利用する際は時刻表を調べてくださいね。

角館駅から武家屋敷通り南側まで約1㎞・徒歩13分ほどで、武家屋敷通り自体が800mほどありますので、古城山公園まで合わせて約2.5㎞・徒歩40分程かかります。

【路線バス】仙北市民バス・川原町バス停

角館武家屋敷周辺を運行するバスはありませんが、近くを通る市民バスの中川線が運行されています。

しかしながら、古城山公園まで付近は運行されていないので最寄りのバス停は「川原町」ですが、1㎞程離れています。

さらにデマンドバスの「よぶのる」ならば、古城山公園の入り口まで行くことができるので、あとは坂を登だけですが700mはあります。

市民バスは1乗車につき200円、よぶのるは1乗車400円・1日フリーパスならば800円です。

アクセス(マイカー・レンタカー)

角館駅から古城山公園まで約5分・約2.5㎞、田沢湖駅から約30分・20㎞で行くことができます。

駐車場

古城山公園には駐車場はありませんが、車を止められるスペースがあります。

お得なフリーきっぷ

毎年11月~2月の期間限定で、秋田県内の鉄道が乗り放題になる「あきたホリデーパス」が発売され、年末年始も利用できるのでお得ですよ。

古城山公園基本情報

住所秋田県仙北市角館町古城山
営業時間いつでも可
料金無料
公式サイト仙北市
駅からバスJR角館駅から徒歩圏内
コインロッカー角館駅

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