エクセルVBAで指定した範囲の複数セルの値を一括クリアする方法

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入力済みセルの値を消去することがあり、1個1個手作業で空白にするのが面倒だと思ったことはありませんか?

Excel-VBAのコマンドボタンを押すことにより、指定した複数セルの値が一瞬で一括消去されて空白にするClearContentsを使った方法をご紹介します。

ClearContents

ClearContentsを使うには、データ消去したいセル番号を書いてからClearContentsで挟んであげます。

表示中のシート上でセル1か所のデータ消去

VBAコード

Private Sub CommandButton1_Click()
Range(“A1”).ClearContents
End Sub

解説
  1. コマンドボタン1がクリックされたら
  2. セルA1の値を消去する
  3. マクロ記録終了

この場合シート名が指示されていないので、開いているシート上でないと、全く違うシートのセルAP3の値が消去されてしまうのでご注意を!

シート名を指定してセル1か所のデータ消去

VBAコード

Private Sub CommandButton1_Click()
Sheets(“HOME”).Range(“A1”).ClearContents
End Sub

解説
  1. コマンドボタン1がクリックされたら
  2. シート名「HOME」のセルA1の値を消去する
  3. マクロ記録終了

どのシートを表示中でも、シート名を指定しているので確実に消去することができるので、トラブルを防ぐためにもシート名を加えておく方が大事ですよ。

2か所のセルのデータ消去

VBAコード

Private Sub CommandButton1_Click()
Sheets(“HOME”).Range(“A1,B1”).ClearContents
End Sub

解説
  1. コマンドボタン1がクリックされたら
  2. シート名「HOME」のセルA1とB1の値を消去する
  3. マクロ記録終了

セル番号の間に「,」を付けるだけで、複数セルをまとめて消去することができます。

セルの範囲を指定してデータ消去

VBAコード

Private Sub CommandButton1_Click()
Sheets(“HOME”).Range(“A1:B2”).ClearContents
End Sub

解説
  1. コマンドボタン1がクリックされたら
  2. シート名「HOME」のセルA1~B2の範囲のセルの値を消去する
  3. マクロ記録終了

セル番号の間に「:」を付けるだけで、セルの範囲をまとめて消去することができます。

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.ClearContentsを使ってデータを一度クリアしてから、作業をするほうが間違えやエラーが無くなるので、必須のVBAコードですね。

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