2024年2月1日~2月29日に「第34回河津桜まつり」が開催されますが、高齢化して枯れた桜を植え替えると法律違反になるので、歯抜け状態になりつつ危機的な状況になっている場所をご存知ですか?
車が無くても電車で行くことができ、もしかしたら綺麗な河津桜が見られなくなる恐れのある「河津桜まつり」をご紹介しますので、訪れてみてはいかがですか?
河津桜まつり
河津桜の存続危機問題
一番の原因は50年を超えた桜の高齢化なので、植え替えを行えば解決するのですが、法律の壁が立ちはだかっています。
河津桜の見どころと言えば、早咲きなので一足早く桜を楽しめるのはもちろん、河津川沿いの堤防上に植えられている桜並木。
この桜並木の足元は菜の花が咲いていて、正面は河津桜のトンネル、横を向けば河津川、足元を見れば菜の花になっているので観光客も多く桜の名所になっています。
これらは全て堤防上に植えられていることが、堤防の強度を弱めてしまうので実は法律違反なので、高齢化の桜を伐採して新たに桜を植え替えができないという事が存続危機と言われています。
その為に、徐々に寿命が尽きた河津桜の木は伐採されるので桜並木の歯抜け状態が増え始めています。
河津桜並木道
おおよそ線路沿いに5分弱で河津川に到着できるはずなのに10分、土手の上を河津桜を見ながら歩くことができますが人が多すぎてノロノロ歩きでした。
河津駅を出ると線路沿いに真っすぐ菜の花ロードまでお土産屋と菜の花と桜を楽しみながら歩き、200メートルぐらい進むと河津川にたどり着きます。
桜の名所・観光スポットとして早咲きで有名な静岡県河津町の河津桜。
存続危機の原因になっている堤防上にある河津桜と菜の花は見ればやっぱり綺麗ですよね。
河津桜名物の桜のトンネルも人が多くて写真を撮るのが大変で、このようになってしまうのが普通ですが・・・
朝の7時ぐらいに頑張ってマイカーで訪れてみれば、ほぼ誰もいない貸切状態のになります。
これが存続危機とはとても残念ですよね。
目いっぱい手を伸ばして桜のトンネル!
海沿いの国道135号線から見た河津桜・菜の花・河津川・山!
こんなに綺麗な場所はなかなか無いので何とか河津桜を残すことはできないのでしょうかね。
年々本数が減っているそうなので、まだ河津桜を見に行った事がない方は、早くいかないとスカスカになっちゃいますよので、春の訪れを感じたいので可能な限り訪れたいものですね。
河津桜並木道滞在時間
訪れたのは2013年の3月7日14:00頃に河津駅に到着したのですが、開花が遅くちょうど見頃になっていたので大混雑していました。
その為にゆっくり桜を見たというよりも写真を撮るタイミングを待ったり、桜並木が人で渋滞して歩くスピードが超低速の為に河津桜滞在時間は約90分でした。
実際に訪れた満足度としては、津川沿いに咲いている桜並木と菜の花ロードは見ごたえのある景色なのでおススメです。
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】伊豆急行線・河津駅
東京から東海道本線で熱海駅まで行き、伊豆急行線に乗り換えて河津駅まで約3時間15分・3,700円で行くことができ、河津桜並木菜の花ロードへ駅から100m続く桜並木を歩いて行くことができます。
ちなみにJR伊東線と伊豆急行線はほとんどの電車が相互直通運転しているので、接続駅のJR伊東駅での乗り換えをする必要がありません。
または特急「踊り子号」利用で直通約2時間半・5,800円、熱海駅まで東海道新幹線「こだま」利用(自由席5,460円)で約2時間10分で行くことができます。
また、3月1日以降ならば、青春18きっぷが利用できるので東京~伊東間はJR線なので利用可能、伊豆急行線内は片道1,390円別途で鉄道旅が楽しめますよ。
【路線バス】東海バス・河津駅バス停
河津駅からは徒歩圏内なのでバスは使いません。
伊豆箱根鉄道・修善寺駅から河津駅まで東海バス(C50系統・C51系統)が運行されていて、約1時間30分・1,730円で行くことができ、1時間に1本運行されています。
また、15:00頃~16:00頃の河津駅は帰路に就く人が非常に多く、改札も入場規制されていましたが、帰りの特急指定席券を持っていれば優先して改札を通してくれますので、特急指定席券を入手するのはえきねっとで事前予約をおススメします。
アクセス(マイカー・レンタカー)
- 新東名高速・御殿場JCTで伊豆縦貫道へ入り、有料道路を通りながら国道414号線経由で約180㎞3時間弱のルート
- 東名高速・海老名JCTで小田原厚木道路へ入り、西湘バイパス・熱海ビーチラインを経由して国道135号線で約160㎞約3時間のルート
駐車場
近隣の有料駐車場やコインパーキングを利用しますが、河津桜まつり期間中は付近の道路は大渋滞していましたので駐車場も探すのに苦労しそうですね。
お得なフリーきっぷ
伊豆急行線が乗り放題になる「伊豆満喫フリーきっぷ」は期間限定なので、河津桜まつり期間中は期間対象外なので、「伊豆ドリームパス」か「東海バスフリーきっぷ」が選択肢になります。
河津桜まつり基本情報
住所 | 静岡県賀茂郡河津町笹原91-23 |
営業時間 | いつでも可 |
料金 | 無料 |
公式サイト | 河津桜まつり実行委員会 |
駅からバス | 河津駅から徒歩圏内 |
コインロッカー | 河津駅 |
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