通称名が穴地獄という草津名所のチャツボミゴケ公園へ涼を求めて

チャツボミゴケ公園

東京と比べると5℃以上涼しく湿度も低いので過ごしやすい夏の避暑地へお出かけしたいと思いませんか?

おススメなのが、ラムサール条約認定で天然記念物指定の公園なのに名前が穴地獄という、草津温泉から少し山奥へ進んだ場所「チャツボミゴケ公園」が過ごしやすいですよ!

もちろん日帰り温泉も楽しめるので、猛暑を避けて涼みに訪れてみてはいかがですか?

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チャツボミゴケ公園(穴地獄)

チャツボミゴケ公園があまり知られていなく、草津観光の穴場スポットと言われる理由は、草津温泉からのアクセスがほぼ無しという事でしょうね。

草津温泉周辺のホテルから無料送迎バスが一部あるようですが、宿泊者向けらしいので一般の人はマイカーしか交通手段がないからです。

その為でしょう湯畑周辺は人だらけなのですが、ここチャツボミゴケ公園は人もまばらでゆったりと自然を感じることができます。

また、草津の山奥という事もあり、東京と比べて5℃ほど低くカラッとしてとても過ごしやすかったです。

このチャツボミゴケ公園は、元々鉄鉱石の採掘がおこなわれていた場所だったところだったようです。

資料にはこのように書いてあり、ホームページにも掲載されています。

かつてこの地には鉄鉱石の鉱床があり、昭和41年(1966年)まで露天掘りによる採鉱が行われました。

その露天掘りの窪み、「穴地獄」に自生しているのがチャツボミゴケです。穴地獄では随所から酸性泉が湧出、強酸性の水を好むチャツボミゴケに絶好の生育環境を与え、日本最大級のコロニーが形成されています。

チャツボミゴケ公園ホームページより引用

管理事務所から散策

入園料600円を支払い、右に曲がって坂道を登って行きますが、川沿いの道は舗装されている道路なのでとても歩きやすいです。

しばらく歩くと、右側に滝が現れ水しぶきと共に一層涼しさを味わえます。

チャツボミゴケ公園滝2
チャツボミゴケ公園の滝

管理事務所から送迎バス利用ならば、ここを素通りしてしまうのはもったえないですよね。

チャツボミゴケ公園滝

そして15分程歩くとチャツボミゴケ公園入口に到着して案内看板を左手に見ながら先へ進みます。

森林浴しながら遊歩道を歩く

チャツボミゴケ公園遊歩道
砂利道なので運動靴がおススメです

チャツボミゴケ公園入口からは舗装された道ではなく、砂利道になり湧水のせいか、ところどころ水たまりや濡れたところが多いので、滑りにくい運動靴で行くことをおススメします。

また、川沿いを歩くのですが夏は涼しく紅葉の季節に訪れれば、木々が色づいてまた違った景色が楽しめそうですね。

チャツボミゴケ公園遊歩道2

途中、川岸に近づくことができるところがあり、チャツボミゴケに最初に見られるポイントになります。

チャツボミゴケ

しばらく歩くと左側に小さな川が現れて、エメラルドグリーン輝くチャツボミゴケに出会えます。

チャツボミゴケと川

写真では分かりずらいのですが日差しがあれば、鮮やかにひかり輝くエメラルドグリーンのチャツボミゴケ!

いよいよチャツボミゴケ群生地に近づくと、砂利の遊歩道から木道になります。

チャツボミゴケ群生地の穴地獄をぐるっと一周できる遊歩道を歩けば、自然の造形物を見ることができます。

チャツボミゴケ公園遊歩道階段
すれ違い困難ですが歩くだけならば十分な幅があります

このような木道がチャツボミゴケ群生地をぐるっと囲むように整備されていますが、見ての通り基本登りです!

チャツボミゴケ公園遊歩道階段2

チャツボミゴケ群生(穴地獄)は見る角度や太陽の光の当たり具合で色が全く異なって不思議ですよね。

穴地獄

人もまばらなのでゆっくり撮影をすることもできますよね。

穴地獄2

日差しの当たり具合で色が変わって見える

穴地獄3

風向きの関係か、硫黄の匂いもしていましたが、チャツボミゴケとは関係ないようです。

草津バスターミナルから車で約20分・11㎞ですが、かなり細い山道なので運転には十分に気をつけて運転して訪れてくださいね。

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