東京から日帰りで黒部ダム周辺の湖畔遊歩道を歩き、吊橋を渡りロッジくろよんまで森林浴を楽しみながら散策してみると、長野駅から黒部ダムを2時間ちょっと楽しんで再び長野駅まで戻るのに約7時間かかりますが、猛暑を避けてゆったりしてみませんか?
黒部ダム観光放水
訪れたのは真夏で夏休みでしたので混雑がひどく、電気バスも臨時便の運行しなくては乗客があふれてしまうぐらいでした。
もっと早い時間に訪れれば混雑も少ないのかもしれませんが、北陸新幹線始発かがやきだと長野駅8:15発のバスがいちばん早く乗れるのが限界ですね。
絶景には220段の階段の試練
扇沢駅から10:30発の電気バスに乗り、黒部ダム駅に10:46に到着し最初に黒部ダムを上から見ることができる展望スペースへは、右に曲がって220段の階段を昇ります。
一気に階段を昇ると5分で登りきることができますが、息が切れてしまいました。
青空とダムと放水の虹を期待して黒部ダム展望台へたどり着きましたが、天気予報通り曇り空でしたが徐々に雲が取れてきて青空も見えてきました。
展望台から黒部ダムを見下ろすと、遊歩道をあるいている人がコメ粒のように小さく見え、ダムの放水も始まっていました。
そして黒部ダムの観光放水の近くまで行くことができる「新展望広場」へ行く為に、10分程かけて階段を降りるとどんどん放水が近づいてきて、更に太陽まで現れるほど雲が取れてきました。
目の前に迫ったダムの放水が見られる新展望広場では、水しぶきと風圧、そして轟音とものすごい迫力を感じることができ、とても涼しく感じられます。
15分ほど新展望広場で太陽が放水にあたり虹の写真が撮れるのを待っていたら、微かですが虹をおさめることができたので、ダムえん堤に移動しました。
黒部ダムえん堤
ダムえん堤に行くと普段はいないはずの黒猫マスコットキャラクター「くろにょん」がお出迎えしてくれました。
時刻は11:30、お腹もすいてきたので黒部ダム名物の「黒部ダムカレー」を食べようと、黒部ダムレストハウス2階に行こうとしたら階段からすでに行列。
どうみても30分は並びそうなので「黒部散策コース」という、黒部湖畔に作られた遊歩道を森林浴しながら歩くことができる散策コースをへ行くことにし、黒部ダムレストハウスから黒部ダムの上を歩いて湖畔散策コースへ出発します。
黒部散策コース
黒部ダムの上をしばらく歩くと、最初に行った展望台があんなに高い位置にある事に驚きます。
さらに黒部ダムの上を歩いて行くと、ダムの中心点にたどり着き記念撮影をしている人がたくさんいましたので、順番を待って黒部ダムの中心点で撮影。
そして恐る恐るみんなのマネをして上からカメラを落とさないようにダムの放水を見ると足がすくむほど高い!
しばらく歩くとトンネルに入り、黒部ダムからさらに立山黒部アルペンルートを進むことができるケーブルカー乗り場を通り過ぎ、散策コースを進むことができます。
森林の中を歩いて行けるので涼しく、風も冷たくて夏という事を忘れてしまうぐらい涼しい場所なので、ぜひ散策してみてはいかがですか?
黒部ダム散策コースから黒部ダム駅まで戻て来たら時刻は12:30過ぎで、レストハウスはもっと混んでいたので13:05発の電気バスで扇沢駅へ戻りました。
長野駅に着いたのは15:25と約7時間の黒部ダム散策で、日帰りでもたっぷり楽しむことができますので涼しさを体感しに訪れてみてはいかがですか?
黒部ダム滞在時間
黒部ダムから黒部湖畔遊歩道散策コースが約4.1㎞で50分の所要時間となっていて、黒部ダム駅から黒部ダムを渡り、吊橋を通ってロッジくろよんまで行き戻ってくるコースとなっています。
訪れた2016年7月28日は平日でしたが夏休みという事もあり、お昼時の食堂は混雑していましたので売店のおやきしか食べることができませんでしたが、そのぶんのんびりと黒部ダムで1時間、散策と合わせて黒部ダム滞在時間は約2時間でした。
そして長野駅に戻れたのが15:25でしたので、長野駅➡黒部ダム➡長野駅の所要時間は約7時間となりますので、電車で黒部ダム散策を予定しているならば、最低7時間は必要だと思います。
また、遊覧船利用するならばもう1時間必要です。
個人的なおススメ度は、結構通りですが日陰やトンネル内は寒いぐらいです。
湿度も少なくカラっとしているので、避暑地としては最高です!
アクセス(電車・バス)
【最寄り駅】 JR信越本線・長野駅
東京駅から上野東京ライン・高崎線で高崎駅へ行き、JR信越線に乗り換えて横川駅でJRバスに乗り換えて軽井沢駅からしなの鉄道で長野駅まで約5時間・4,500円で行くことができます。
長野駅まで北陸新幹線利用すれば約1時間20分で行くことができ、料金は特急券込みで8,140円となります。
【路線バス】 長野駅からアルピコ交通特急バス
長野駅東口25番のりばよりアルピコ交通の扇沢駅行バスが発着し、扇沢駅まで2,600円・1時間45分です。
訪れた2016年当時は往復乗車券が4,200円で販売されていたので、往復1,000円お得になっていたのですが2021年4月に販売終了してしまいましたので、現在は正規運賃のみとなります。
黒部ダム自体は富山県なのですが黒部ダムへのアクセスは長野駅が便利なので、長野県内の観光に便利でお得なフリーパスが数多く発売されていますので、長野観光へ行く前にちょっくしておきましょう。
アクセス(マイカー・レンタカー)
東京から関越自動車道を経由して長野道・長野ICまで約3時間30分(約300㎞・約7,000円)で行くことができ、長野IC下車してから国道18号線を通るルートで約50分・40㎞ほどで扇沢駅に到着します。
また、年間通して販売されているわけではないのですが、NEXCO東日本ではETC専用の高速道路版フリーパスを期間限定で販売していますので、お出かけ前には要チェックです。
駐車場
駐車場は3つあり、扇沢駅の向かいにある第1・第2駐車場は12時間1,000円、徒歩5分の第3駐車場は24時間1,000円です。
市営の無料駐車場もあり徒歩10分かかりますが、50台分しかありません。
扇沢駅からマイカー禁止
扇沢駅から黒部ダムまでは関電トンネル電気バスでしか行くことができません。片道約16分・往復2,610円です。
住所 | 富山県中新川郡立山町 |
営業時間 | 4月15日~11月30 8:40~17:30 |
料金 | ダム散策無料 |
公式サイト | 黒部ダム |
駅からバス | 長野駅からバス利用可 |
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