デジタルカメラを購入した時、遠くの被写体が撮影できるように望遠機能が優れているのを表していたのが、光学10倍とかデジタルズーム30倍ってお店の店頭に書いてあったので、デジタルカメラを購入する時の参考にしませんでしたか?
ところがミラーレスカメラや一眼レフカメラには光学何倍なんて表記無いのでどのくらいのズーム機能があるのか悩みませんでしたか?
EOS Kiss Mの標準レンズは15㎜~45㎜までの焦点距離なので、単純に45÷15=3なので3倍と思えば目安になります
EOS Kiss Mの標準レンズズーム
EOS Kiss Mの標準レンズで撮影した15㎜の写真で、画面中央に吊り橋と滝がありますが、言われないと分からない遠さですよね。
もっと大きく撮りたいとレンズを回してズームしてもEOS Kiss Mの標準レンズでは45㎜が最大なので、ここまでは大きくなり、吊橋と滝が分かるようになりました。
確かに吊橋の長さが15㎜よりも3倍長くなっている気がするので、初心者のド素人にも分かりやすいし理解できました。
ただ、これ以上大きく撮りたいと思ってたら、吊橋に近づいて撮影すれば可能なのですが、目の前はガードレールがあって崖下になるので無理!
ならば方法は望遠レンズに交換して撮影するしか方法は無いのです。
この瞬間を写真に撮ること自体を諦めますか?
それとも望遠レンズを手にして撮りたい写真を撮りますか?
答えは望遠レンズに交換して、二度と訪れないかもしれないこの瞬間を撮影することですよね。
EOS KISS MのズームレンズEF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM
ミラーレスカメラのEOS KISS Mには、本体に合わせたズームレンズ「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」が発売されています。
私自身が購入した2019年5月頃は税込40,000円でお釣りがくる価格だったのですが、2021年9月現在はだいぶ値段が下がってきて、30,000円以内で購入できるようになったので、絶対必要だ初心者の私でも思うぐらいです。
では、いったい光学何倍に相当するのか計算してみましょう。
標準レンズが15㎜で望遠レンズが200㎜なので、200÷15=13.3倍って考えることができるので、先ほどのようにかなり大きく吊橋と滝が見えるようになったんですね。
EOS Kiss M用の望遠レンズとして発売されているので、購入すればそのまま標準レンズと交換してすぐに使えました。
EOS Kiss M用のレンズを並べてみたのですが、左が望遠レンズで右が標準レンズで、見た目の通り太さは一緒で長さ(大きさ)が約2倍あります。
持った感じの重さも大体2倍ぐらいになったと思うし、EOS Kiss M本体に装着してみると、標準レンズの時よりはずっしり感じますが、重いなあ~って感じはしませんよ。