江戸時代にタイムスリップしたような、時代劇の中に紛れ込んでしまい夢のような気分を体験してみたくなりませんか?
昔懐かしの江戸時代の町並みが今も保存されて見ることができる宿場町が長野県東御市にあり、軽井沢駅から電車で35分ぐらいの田中駅・大屋駅から歩いて20分程で行くことができますので、ノスタルジックな世界へ訪れてみてはいかがですか?
江戸時代の町並み旧北国街道海野宿
アクセス
電車・バス
最寄り駅
しなの鉄道・大屋駅または田中駅で下車します。
軽井沢駅から約35分・720円、東京駅からだと快速や普通列車利用で約4時間・3,550円で行くことができます。
北陸新幹線利用ならば上田駅下車して、しなの鉄道に乗り換えて約1時間40分・7,220円です。
大屋駅からも田中駅からも海野宿までは約2㎞弱なので、歩いても20分程で行くことができました。
路線バス
上田駅から千曲バスの佐久上田線が平日のみ5往復運行されていて、最寄りバス停の「本海野」まで約18分・450円です。
また、佐久上田線は大屋駅・田中駅付近も通過するので、大屋駅から500m離れた国道18号線にある「和入口」バス停からならば本海野まで約2分・150円、田中駅から500m離れた国道18号線にある「東御市役所前」バス停からならば本海野まで約3分・150円で行くこともできます。
マイカー・レンタカー利用
東京から関越自動車道・上信越自動車道を通り、東部湯の丸IC下車して約200㎞・2時間程、料金は7,000円程で江戸時代の町並み旧北国街道海野宿へ行くことができます。
また、年間通して販売されているわけではないのですが、NEXCO東日本ではETC専用の高速道路版フリーパスを期間限定で販売していますので、お出かけ前には要チェックです。
駐車場
海野宿の駐車場が無料で利用できますが、朝8時~夕方5時までになっていて時間外は施錠されますので出庫不能となりますのでご注意ください。
住所 | 長野県東御市本海野 |
営業時間 | 駐車場 8:00~17:00 海野宿町並みはいつでも可 |
料金 | 無料 |
公式サイト | 東御市観光協会 |
駅からバス | 上田駅からバス利用可 |
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旧北国街道海野宿滞在時間
訪れたのは2021年7月の平日夕方頃で、海野宿の入口にある白鳥神社から石碑が立っていたところまで往復しただけなので、海野宿滞在時間は40分でした。
勝手なイメージですが、飛騨高山の「飛騨高山古い町並 三町伝統的建造物群保存地区」のように、地元の名産を食べ歩きしながら海野宿を散策できると思っていましたが、曜日・時間帯が悪かったのか?
さらにお目当てだった信州そばを古民家で古い町並みを見ながら食べたかったのですが、お店が空いていなかったので、江戸時代の古い町並みを見ながらぐるっと一往復しただけとなりました。
それでも、しなの鉄道はおおよそ1時間に1本の運行なので、駅からのんびり歩いて江戸時代の古い町並みを見て駅まで戻ったら、ちょうどいい時間になりますよ。
海野宿・真田家の守護神白鳥神社
しなの鉄道田中駅から徒歩20分程で海野宿の入口に到着し、海野氏・真田氏の氏神として祀られた歴史のある神社の白鳥神社が構えています。
この白鳥神社は平安時代に作られたそうで、すでに800年以上もこの地を見守り、本殿横には大きな御神木がありますが樹齢は記載されていませんでしたが、白鳥神社設立と同じと考えると樹齢は800年ぐらいになる大きな御神木です。
江戸の町並み海野宿
白鳥神社を過ぎると海野宿の常夜燈があり、江戸情緒を感じさせてくれますが、何よりも海野宿ですれ違う観光客の姿がほとんどなく、海野宿に40分滞在していて観光客とすれ違ったのはたったの5組。
平日の夕方で蕎麦やなどの飲食店も店じまいしている時間帯では、仕方が無いのでしょうね。
誰もいないので好きなように撮影できるのですが、誰もいないのもなんか味気ない気もしますが江戸の町並みを独り占めしているような優越感を感じることができました。
柳の木や電柱のない格子状の窓など古い町並みにピッタリのイメージです。
灯篭の街灯と白壁ですが重厚感のある建物も見ることができます。
白鳥神社から真っすぐ600mほど続く旧北国街道海野宿もこの石碑が終わりを告げているようで、ここから先を見る限りは普通の民家が見られるようになってきました。
石碑を振り返れば、このような江戸時代の町並みが真っすぐ続いているところを25分かけて歩いていました。
来た道を戻るのはあっという間で、あまり写真を撮らずに町並みを見ながら歩いたら15分程で白鳥神社へ戻れたので、海野宿には40分程で帰路につきました。
信州そばを食べることができなかったのが心残りでしたが、江戸時代の古い町並みを独占して見ることができたのはとてもラッキーでした。