JR東日本が選んでくれた目的地までJRE POINT 6,000ポイントで新幹線普通車指定席が1往復できる「どこかにビューーン!」って、どこかで聞いたことあるサービスじゃないの?って思いませんでしたか?
そうです!2016年に日本航空の「どこかにマイル」と同じ仕組みなので”パクリ”!!ではなく、「どこかにマイル」の運営会社の野村総研と関連会社が新たにJR東日本と始めたので、名前も似ている「どこかにビューーン!」なので実績もあるので、実際に利用した感想や使い方などについてご紹介いたします。
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表示された新幹線駅へ指定席で往復できる「どこかにビューーン!」
先ほどご紹介した通り2016年スタートの日本航空の「どこかにマイル」と同じ仕組みの2022年スタートした、JR東日本の「どこかにビューーン!」は、JR東日本が4つの新幹線駅をランダムに選んで目的地として表示してくれます。
申し込み期間と同伴人数
「どこかにビューーン!」を申し込むには出発日の最短6日前~最長21日前に申し込みができ、同一行程での旅行ならば1名~最大6名まで同時申し込みができます。
ただし、行先確定後は一部人数の取り消しは可能ですが、使用したポイントは払い戻し手数料となり戻ってきません。
また、利用するポイントは1名で全員分負担することも、各人のポイントをそれぞれ利用することもできます。
SuicaなどIC乗車券が必要
どこかにビューーン!は「新幹線eチケットサービス」の利用となるので、必ず座席とSuicaなどのICカードとの紐づけが必要になります。
Siucaカード以外にもモバイルSuicaやPASMO・モバイルPASMO・Apple Payなども利用できます。
出発駅と目的地駅(途中乗車と途中下車)
2022年サービス開始当初の出発駅は「東京駅・上野駅・大宮駅」から選び、表示される目的地は東京駅から約150㎞以遠の下記全47駅の中から選ばれるようになっています。
那須塩原駅から新青森駅までの18駅
2023年3月現在、「東京駅・上野駅・大宮駅」以外の出発地はありませんので、首都圏発のサービスとなっていて、「行き」も「帰り」も同じ駅を利用する必要がありますが、異なる駅を利用した場合は下記のようになります。
仙台駅・盛岡駅・新潟駅・長野駅を出発駅追加
2023年12月1日申し込みにより12月7日出発分から「仙台駅・盛岡駅・新潟駅・長野駅」を出発駅にしたどこかでビューーン!申し込みが開始され、5,000ポイントで申し込みができます。
1000ポイント少ない理由を特に発表はされていませんが、おそらく東京駅・上野駅・大宮駅発着ならば、東北新幹線・秋田新幹線・山形新幹線・上越新幹線・北陸新幹線が選択範囲になっているのに対して、同じ系統の新幹線しか選択できない点です。
仙台駅出発 | 盛岡駅出発 |
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東京駅~郡山駅間 水沢江刺駅~新青森駅間 雫石駅~秋田駅間メリット | 東京駅~くりこま高原駅間 七戸十和田駅・新青森駅 秋田駅 |
新潟駅出発 | 長野駅出発 |
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東京駅~浦佐駅間 安中榛名駅~上越妙高駅間 | 上越新幹線全駅 |
新潟駅出発で北陸新幹線系統が目的地の場合と長野駅出発は、直通新幹線は無いので高崎駅での乗り換えとなりますが、ホームでそのまま乗り換えができずに一旦新幹線自動改札機を出てから、再度入場する必要があります。
途中駅から乗車や途中下車
「どこかにビューーン!」の出発駅が東京駅でも途中の上野駅や大宮駅からも乗車できますが、利用しなかった区間(東京-上野または東京-大宮)のみ無効となります。
また、「どこかにビューーン!」の目的駅が仮に東北新幹線の「くりこま高原駅」とした場合に、2駅手前の仙台駅で途中下車できますが、利用しなかった区間(仙台-くりこま高原)のみ無効となります。
今回「出発駅・東京」「目的駅・燕三条」でしたが、実際の乗車駅「上野」にして「長岡駅」下車、「燕三条」乗車して「大宮」下車でなんの問題もありませんでした。
目的駅を乗り越して利用
「どこかにビューーン!」の目的駅が仮に北陸新幹線の「安中榛名駅」の場合、下車しないで1駅先の「軽井沢駅」まで乗車することもできますが、乗り越しした「安中榛名駅」から「軽井沢駅」までの乗車券420円と、自由席特急券880円の合計1,300円を別途支払えば利用できますし、全車指定席列車の場合は乗車券と指定席特急券が必要になります。
往復利用できる新幹線と座席・変更・乗り遅れ
往復ともJR東日本が指定する新幹線の普通車指定席が利用でき、乗り換えの必要がない列車が選ばれるようになっていて、行先確定後の新幹線の時間変更などはできません。
万が一、当日指定された新幹線に乗り遅れた場合は、別途特急券を購入すれば後続列車に乗車することができます。
- グリーン車やグランクラスへの乗車変更などはできません
座席の変更
「どこかにビューーン!」で行先確定すると、同行者の席は並び席で自動的に指定されていますが、通常の新幹線指定席券同様に「えきねっと」で座席の変更が可能になっています。
ただし、申込者が同伴者分のJREポイントを含めて全ポイント負担した場合は、座席をまとめて変更できましたが、JREポイントを別々に負担した場合は、座席は自動的に隣になっていますが変更する際は、別々に変更する必要があるのでとても不便でした。
申し込みから行先決定
申し込み
JR東日本サイトやえきねっとでどこかにビューーン!のページへ行き、「どこかにビューーン!」の申し込みはこちらをクリックし、下記項目を選択したら「この条件で検索する」をクリックします。
- 発着駅・出発日・出発時間帯
- 到着日・到着時間帯
- 人数
すると、4つの目的地が表示されるので良ければ、申し込みをします。
- 目的地が気に入らなければ「再検索」して何度でも組み合わせを変えられる
- 1日の再表示上限回数があるので、上限になったらまた翌日リセットされるので再挑戦可能
まだJALのどこかにマイルのように2,000マイル加算して目的地を3つに絞る機能はないので、絶対に選ばれて欲しくない新幹線駅が無かったら、申し込みましょう!
行先決定
申し込みをすると3日後までに「行き先決定のご案内」メールが届き、リンクをクリックするとカウントダウンが始まり、目的地が表示されます。
今回、申し込んだ時は翌日の夕方にはメールが届きました。
今回初めて申し込んだ「どこかにビューーン」で表示された【飯山駅】【一ノ関駅】【燕三条駅】【秋田駅】で、選ばれたのが「燕三条駅」でした。
ICカードを紐付ける(Suicaなど全国交通系ICカード)
行き先決定後、申し込み完了画面に「ICカードを紐付ける」という項目が追加されていますので、SuicaやPASMOなどの全国交通系ICカードを紐付ける作業が必要になり、画面上にも目立つように表示されています。
全国交通系ICカードとは、SuicaやPASMOはもちろん、自動改札を利用できる全国交通系ICカードが利用できます。
さらにSuica機能を持つ地域連携ICカードも登録可能となっています。
ICカードを紐付けることにより、自宅からの最寄駅より在来線に乗る時に登録済みSuicaなどのICカードで入場し、新幹線自動改札機にタッチするだけで乗車駅から新幹線駅までの乗車券代金が自動精算され、同時にどこかにビューーン!での新幹線乗車記録も完了しますので、昔みたいにわざわざ窓口や自動精算機に立ち寄る手間はありません!
行きは完全に自動改札にタッチするだけの新幹線チケットレスで利用できましたが、帰りは出発駅が東京駅の為に自宅最寄り駅での自動改札はそのまま通れず、自動精算機で東京駅から在来線下車駅までの運賃の精算が必要です。
ICカード登録注意事項
先ほどお話しした通り、ICカードはSuicaにかかわらず全国交通系ICカードが利用できるのですが、実際の登録作業はどこかにビューーン!申込時にJREポイントを使用した人により異なります。
申し込み代表者が全ポイント使用
どこかにビューーン!申し込み完了画面上では「あなたさま分」が同伴者分(ポイント利用者分)のJREポイントも負担した場合は、ICカード登録は申込者がログインして同伴者全員のICカード番号をまとめて登録でき、次回以降すぐに登録できるようにICカード情報に好きな名前を付けられるようになっています。
ところが、JREポイント利用をそれぞれ別々に使用した場合は、申込者がまとめて登録することができません。
ポイント利用が別々の場合
家族みんなでどこかにビューーン!で行くならば、それぞれ貯まっているJREポイントを利用する場合があると思います。
その場合どういう訳かわかりませんが、まとめてICカード登録ができなくなっていますので、それぞれが届いたどこかにビューーンのメールから個々にICカード登録をする必要があります。
若い方ならばすぐに登録作業ができると思いますが、年配の方やお子様などと一緒の場合もあり作業が困難な場合もあるので、申し込み者がまとめてJREポイントを利用してどこかにビューーン!を申し込む方法を強くおススメします。
JREポイントは家族間譲渡できるので、申し込み代表者に集めてどこかにビューーン!に申し込みしましょう!
乗車当日
個人的には確認メールが多すぎる気がしましたが、利用前日にどこかにビューーン!から乗車確認のメールが届き、さらに当日「まもなく~」というメールが届きました。
そして、どこかにビューーン!出発当日は、登録したICカードを忘れずに持って行けば楽しい鉄道旅の始まりなので、自宅から最寄りのJR東日本の駅で自動改札にタッチするだけで途中の乗り越し精算など不要でした。
新幹線改札をタッチして通過すると、ご丁寧にまたどこかにビューーンから確認のメールが届いたので、やはりちょっと多く感じちゃいましたが、座席番号も記載されているので安心できる人も多いのかな?って感じです。
初めての「どこかにビューーン!」を利用しての新幹線鉄道旅でしたが、特に難しいと思うことはなくて「簡単!」って感じることができましたので、JREポイントを貯めて鉄道旅を始めてみませんか?
それでは、実際にどのようにJREポイントを貯めてプレミアムステージ達成できたかの実践方法を次のページでご紹介します。
どこかにビューーン!での鉄道旅
いつも利用しているモバイルSuicaを自動改札にかざすだけで、在来線も新幹線改札も通過できるのできっぷの手間なども無く快適な鉄道旅を楽しむことができました。
新幹線料金を実際に支払って旅行に行くならば個人的には絶対にやらない遠方の日帰り旅行も、どこかにビューーン!だから贅沢に行けちゃうし、1泊旅行も気軽に楽しめますよ。
「新青森駅」新幹線代往復35,000円が無料!
JR東日本管内で東京駅からの新幹線代が秋田駅に次いで2番目に高額な「新青森駅」へは、約3時間~3時間20分の鉄道旅です。
どこかにビューーン!の新青森駅から楽しめる観光スポットとして「青森」「弘前」「五所川原」「津軽半島」「下北半島」「浅虫温泉」「十和田湖」などが表示されます。
もちろんすべて行くには何日もかかりますので、ポイントを絞って日帰りや1泊2日で気軽に訪れることができますよ。
「燕三条駅」新幹線代往復18,000円が無料!
正直在来線の乗り換えに不便な駅なので、1駅手前の長岡駅で乗降した方が乗り換えもスムーズで、新潟駅へ早く到着できますよ。
JRE POINTステージは6か月集計のサイクルなので、プレミアムステージになれば4,000ポイントで1往復できるので日常生活でポイントを簡単に貯めて半年に1回どこかにビューーン!での鉄道旅が楽しんでみませんか?
「大曲駅」新幹線代往復35,000円が無料!
大曲駅周辺観光で探すと角館・田沢湖・秋田まで足を延ばさないと無さそうでしたので、駅レンタカーを利用するとJREポイントも貯まりました。
足を延ばして男鹿半島や横手市の古い街並みも訪れることができ、のんびり観光には最適ですのでおススメですよ!
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