JRE POINTステージを日常生活でJREポイントを貯める方法

JRE POINT STAGE

ついに2023年10月1日よりJR東日本のSuicaやビューカードで貯めたポイント「JRE POINT」が、6か月間の獲得ポイント数に応じてランクが変わる「JRE POINTステージ」が開始されました。

この「JRE POINTステージ」により、JALやANAなどの航空会社での獲得マイルに応じて会員ステータスが変わるのと同じように、獲得した「JRE POINT」に応じて4つのステージが判定されるようになりました。

「JRE POINTステージ」は、毎年3月~8月と9月~翌年2月までのそれぞれ6か月間の「獲得JREポイント数」と「JREポイント利用数」、さらにJRE POINT WEBサイトに「Suica」と「ビューカード」の登録状況により、ステージ判定されて4月と10月にそれぞれステージランクが更新されます。

日常生活で貯めたJRE POINTを6,000ポイント貯めれば、往復新幹線が無料で交換できる鉄道旅を楽しみませんか?

目次

JRE POINT4つのステージ

JRE POINTステージは全部で4つのランクから構成されているので、この点においても航空会社のマイレージと似ています。

ステージ1

JRE POINTに登録を済ませていれば、獲得ポイントや利用ポイントに関係なく獲得できるランクです。

その為に、ステージ1に対する特典は無く、登録済みメールアドレスにキャンペーンやお得な情報を受信できるだけです。

ステージ2

6か月間の獲得JRE POINT数が、300ポイント以上で獲得できるランクです。

スマホで利用できるJR東日本のモバイルSuica定期券ならば、50円で1ポイント貯まるので6か月定期15,000円以上の区間で達成できるステージです。

ステージ2の特典も大したことはなく、NewDaysアプリクーポン・ベックスコーヒーサイズアップなどのJRグループ店舗での割引券やクーポンのみです。

ステージ3

6か月間の獲得JRE POINT数が、3,000ポイント以上で獲得できるランクです。

獲得した3,000ポイントのうち「鉄道カテゴリ」300ポイント以上「買い物カテゴリ」300ポイント以上のそれぞれをクリアする必要がありますので、ステージ2と同様にモバイルSuica定期券6か月間定期15,000円以上の区間を購入していれば「鉄道カテゴリ」は簡単にクリアできます。

問題は「買い物カテゴリ」で、NewDaysやJRの駅ビルでSuicaで支払えば基本200円で1ポイント付与なので、60,000円分の買い物が必要になります。

昼食など価格がほぼ同じなので大手コンビニで購入するのではなく、NewDaysやJRの駅ビルで購入すれば仕事の日に昼食を1日600円購入すれば6か月あれば、さほど難しくなく達成できます。

「買い物カテゴリ」はJRE MALLやイトーヨーカドー系列などでもSuica利用でJRE POINTが貯まるので、私自身はこちらの買い物で貯めていますので簡単に貯まっています。

また、JRE POINT WEBサイトへのSuicaとビューカードの登録が必要なので、私自身は年会費実質無料の「ビックカメラSuica」と鉄道カテゴリの還元率が良いモバイルSuicaも登録しています。

ステージ3の特典として発表されているのはJREポイントアップキャンペーンの実施と、JR東日本びゅうダイナミックレールパックの割引クーポン券なので、旅行ツアーパックなどがお得になる模様ですが詳細は発表されていません。

プレミアム

6か月間の獲得JRE POINT数が、10,000ポイント以上で獲得できるランクです。

獲得した3,000ポイントのうち「鉄道カテゴリ」1,000ポイント以上「買い物カテゴリ」1.000ポイント以上のそれぞれをクリアする必要があります。

一気に条件クリアのハードルが高くなりますが、6,000ポイントで新幹線往復無料券と引き換えができる「どこかにビューーン!」が4,000ポイントで交換できる特典が得られるので、半年に1回は最低旅行できることになりますから「プレミアム」を目指しましょう。

まず「鉄道カテゴリ」は、モバイルSuica定期券6か月間定期50,000円以上の区間が、首都圏のJR定期券ならば「鉄道カテゴリ」は簡単にクリアできます。

問題は「買い物カテゴリ」で200円で1ポイントだと20万円以上になってしまいSuicaやJREポイント対象店舗だけでの買い物では困難なので、ビューカード利用してJRE MALLを利用すれば40,000円ほどの買い物でクリアできます。

また、JRE POINT WEBサイトへのSuicaとビューカードの登録がステージ3同様に必要です。

特典は先ほどお話しした「どこかにビューーン」4,000ポイントで交換可能になる点と、JR東日本系列のレストラン利用でのサービス、JREポイントアップキャンペーンの実施です。

波乗りアヒル

プレミアムは継続して維持するべき理由!!

6か月ごとにステージ更新が行われるJRE POINTステージでは、プレミアム会員を2期以上連続クリアしていると「どこかにビューーン!」1名分の6,000ポイントでなんと2名利用できる特典が用意されています。

ということは、プレミアム会員獲得する為に6か月で10,000ポイント貯めて、そのうち6,000ポイントで2人で旅行ができるということなので、目的地はJRが選んでくれるワクワク感も得られて楽しみが増えますので超お得!

絶対にプレミアム会員は維持すべきです!

もうひとつの大きな特典が「TRAIN SUITE四季島」を優先的に申し込める特典があるのですが、個人的に豪華な列車に乗れるだけの金銭的余裕がないので、どこかにビューーンだけでも大満足です。

波乗りアヒル

ここまでJRE POINT各ステージの条件と特典をご紹介しましたが、目指せ!プレミアム会員への日常生活でのJRE POINT貯め方をご紹介します。

鉄道カテゴリでのJRE POINT獲得

プレミアム会員になる為には「鉄道カテゴリ」1,000ポイント以上獲得することが必要になり、モバイルSuicaとカードタイプでは付与ポイントが異なります。

JREポイントを貯めるならば絶対にモバイルSuicaが必要になります!

モバイルSuicaSuicaカード
50円=1p200円=1p
4倍の差があります

定期券あり(6か月50,000円以上でクリア)

難易度「低」

Suicaカードタイプの定期券は対象外です

JR東日本の路線で片道21㎞以上の区間のモバイルSuica定期券をお持ちならば、6か月通常通勤定期券で59,120円、オフピーク定期券でも52,630円なのでクリアできます。

ちなみにモバイルSuica定期券購入でのJRE POINT付与は、利用開始日から最短8日後~17日後になりますのでステージ更新日(8月末・2月末)に間に合うように余裕をもって購入をしましょう。

モバイルSuica定期券は50円で1ポイント付与されますが、駅券売機やみどりの窓口で購入したSuica定期券ではJREポイントは貯まりませんので、私自身は1枚にまとめていた定期券を2つに分けて、私鉄は従来型のカード型定期券でJRはモバイルSuica定期券にしています。

定期券なし

難易度「高」

モバイルSuica定期券が無いと一気に難しくなりますので、Suica利用を意識した以下のような鉄道利用が必要になる上、モバイルSuicaが必需品となります。

  • 在来線乗車ポイント
  • リピートポイントサービス
  • Suicaグリーン券
  • タッチでGo!新幹線
  • 東海道新幹線・特急・観光列車指定席券の購入
  • 列車付き旅行ツアーの購入
  • えきねっとでの駅レンタカーの利用

個人的にも2023年3月から始まったJRE POINTステージにおいて、先ほども記載した通りにモバイルSuica定期券に切り替えたことにより6か月定期代が約61,000円程なので1,230ポイント獲得でき条件クリアできました。

2023年3月~8月までJR線をSuicaとして利用することもなく、特急列車も新幹線も料金を支払って利用することもなかったので、本当に定期券代だけで「鉄道カテゴリ」1,000ポイントをクリアできたということです。

波乗りアヒル

それでは、モバイルSuica定期券が無い場合に「鉄道カテゴリ」1,000ポイントクリアする為に、どうすればいいのか考えていきましょう。

ここでは、JREポイントが多く付与されるモバイルSuica利用(50円=1p)を前提にお話ししますので、Suicaカード利用ならば4倍の金額または乗車回数が必要です。

在来線乗車ポイント

例えば、30㎞弱の距離でもある東京駅~横浜駅間を往復すると、片道490円なので9ポイント×2回で18ポイント貯まります。

週1回利用とすれば、6か月ならば26週あるので468ポイント貯まることになりますが、鉄道カテゴリ1,000ポイントには全く届きませんので、ご利用される区間の料金や回数を調べてみてください。

リピートポイントサービス

数年前まで磁気紙きっぷで回数券があり11枚で10回分の料金で販売されていたものをデジタル化したようなサービスです。

「在来線乗車ポイント」に加えて、1か月あたりの乗車回数が10回目以降に毎回10%のポイントが付与されるので、定期券との兼ね合いになります。

先ほどの東京駅~横浜駅間の1か月定期券代が14,640円なので、15日以上出勤しない場合は定期券を購入しない方がお得になるので、週3日利用ならば月12回なので獲得できるJREポイントは以下の通りです。

在来線乗車ポイント 9p×24回216p
リピートポイント 49p×3回147p
合計363p

このように1か月だけでは「鉄道カテゴリ」1,000ポイントには届きませんが、3か月で達成できる数値となっていますし、こちらご自身の利用区間・回数によって調べてみてくださいね。

Suicaグリーン券

利用できる人は限られると思いますが、首都圏の一部の列車にはグリーン車が併設されていて乗車券とは別にグリーン券を購入すると50円で1p付与されます。

東京駅~横浜駅間を平日利用ならば780円なので15p付与されますので、在来線乗車ポイントと合わせると24p貯まりますので「鉄道カテゴリ」が1,000ポイントにもう少しという場合に、利用する方法だと思います。

タッチでGo!新幹線

東北・秋田・山形・上越・北陸の各新幹線を登録したモバイルSuicaで利用すると、乗車券・特急券合わせた料金が50円で1p付与されますが、日常生活で利用するにはちょっとハードルが個人的には高いです。

東海道新幹線・特急・観光列車指定席券の購入

JR東日本のネット予約「えきねっと」を利用して全国の新幹線・特急列車・観光列車を利用する場合、指定席券を購入すると、JREポイントが付与されます。

買い物カテゴリでのJRE POINT獲得

波乗りアヒル

2023年6月末時点でJRE POINT獲得状況と貯まるお店などです。

プレミアム会員になる為には「買い物カテゴリ」1,000ポイント以上獲得することが必要になります。

難易度「低」

JR東日本のネットショッピングモール「JRE MALL」での買い物をビューカード決済で購入すると、比較的簡単にJRE POINTが貯まります。

通常税抜き100円につき1ポイント付与なのでおおよそ11万円分の買い物が必要なのですが、ビューカード(私の場合はビックカメラSuicaカード)決済ならば、税抜き100円につき3ポイント付与なので4万円分の買い物で1,000ポイント貯まりました。

難易度「高」

そもそもビューカードを持っていないとプレミアム会員になる資格がないので、買い物カテゴリでJRE MALLを利用すれば比較的楽にクリアできますが、4万円分の買い物ってない場合もありますので日常生活でSuicaで支払いをするだけでJRE POINTを貯められる場所をご紹介します。

  • JRE POINTカード加盟店
  • Suica払いで貯まるJR東日本グループのお店
  • イトーヨーカドーなど提携店舗
  • レンタカーの利用

JRE加盟店で100円(税抜)=1P

JRE加盟店と言われてもどのお店?と思いますよね。

JR東日本公式サイトには「JRE POINT加盟店マップ」が掲載されているので詳しくは参照していただいたほうがいいと思います。

波乗りアヒル

簡単に言うとJR東日本の駅ビル内の店舗です。

私だけかもしれませんが、お土産やちょっとワンランク上のプチ贅沢なスイーツなどを買う時ぐらいしか利用しないので、日常生活として日々利用とはいかないですね。

その代わりに、100円(税抜)で1ポイント貯まるようになっています。

Suica登録店で200円(税込)=1P

Suicaが利用できる店舗が全てJRE POINTが貯まるわけではなく、旧・Suicaポイントクラブの登録店でJRのコンビニ「New Days」「キヨスク」と駅設置の自動販売機「acure」、そしてJR東日本の駅ビルの店舗の一部です。

acureとGALA湯沢とスポーツジムの「JEXER」のみ100円(税込)1ポイントで、それ以外は200円(税込)1ポイント貯まります。

「New Days」と「acure」は日常使いしやすいので利用していますが、1日1P~3Pぐらいしか貯まっていないので、先ほどお話しした通り、3か月経過時点で173ポイントなので日常生活では340ポイントしか貯まりませんね。

そこでより日常生活で貯められる街ナカでJRE POINTを貯めましょう。

イトーヨーカドーなど提携店舗で200円(税込)=1P

買い物ポイント1,000ポイント達成させるには、JR東日本グループの店舗を日常生活で利用することだけでは難しいので、JRグループ以外の提携店舗での買い物で貯めます。

日常生活で利用できそうなのは「イトーヨーカドーグループ」の店舗での買い物なので、普段JALマイルを貯めるためにイオンを利用していましたが6月より急遽変更して1か月試してみました。

JRE POINTを貯める方法は簡単で、いつも使っている登録済みモバイルSuicaで支払いをするだけなのでとても簡単で、1か月間で115ポイント貯まりましたので家族の協力も必要ですが、NewDaysでの買い物と合わせると、無理にJRE MALLでの買い物をしなくてもギリギリ1,000ポイントを6か月間で貯めることはできそうですね。

Arioなどは注意!

イトーヨーカドーグループのショッピングモール「Ario」でもJRE POINTを貯めることができるのですが、利用する店舗によって対象外のお店もありました。

ホームページにも店頭にも詳しい掲載がないので、店舗によっても異なるかもしれませんね。

  • イトーヨーカドー
  • フードコート
  • マツモトキヨシ
  • ミスタードーナッツ

駅レンタカーで200円(税込)=1Pまたは10%還元

えきねっとから駅レンタカーを予約・利用すると200円(税込)で1ポイント貯まりますし、新幹線や特急のチケットレスサービスと一緒に予約・利用するとチケットレス代金の10%が貯まり、どこかにビューーンでもポイント利用分の10%還元されます。

どこかにビューーンを6月14日に利用して新青森へ行きレンタカーも予約・利用して、ポイント反映されるのが翌月10日なので7月10日頃にJREポイントが付与されるとのことでした。

翌月10日頃付与

レンタカー利用で0.5%獲得し、ビューカード決済なのでさらに1.5%分の105pも獲得

付与項目付与率獲得
駅レンタカー金額7,180円200円(税込)=1P359
7月11日付与

翌々月末付与

マイナポイント登録クーポン利用の為4000ポイント使用したので獲得も10%の400Pでした。

付与項目付与率獲得
どこかにビューーン10%400
8月25日付与

このように、どこかにビューーン!利用時に駅レンタカーを予約してビューカード決済をしただけで、864ポイントが獲得できました。

ビューカード決済分以外は、買い物カテゴリとしてカウントもされているようです。

波乗りアヒル

もちろん私が利用しているビックカメラSuicaでも獲得できます。

JRE MALL利用

どうしてもJREポイントが足りなそうな時に活用できるのがJRE MALLで、ビューカード決済ならば税抜き100円で3ポイント付与されます(還元率3%)

さらにビューカード請求時に税抜き1,000円につき5ポイントも付与されます(還元率0.5%)

ということで税抜き10,000円の商品ならば、「買い物カテゴリ」として350ポイント貯まるのですが、JRE MALLではポイント10倍キャンペーンや5倍キャンペーンなど開催するので、「買い物カテゴリ」達成に活用してみてはいかがですか?

ビックカメラカードでSuicaチャージで達成

鉄道カテゴリ・買い物カテゴリともに普段の生活で1,000ポイントづつ貯めるのはギリギリで、プレミアムステージ達成には残り8,000ポイントも必要ですが、実はとても簡単でした。

もともとSuicaへのチャージはビックカメラカードSuicaで行っていたので、10,000円チャージすると150ポイント獲得できます。

その為にSuicaへの毎月のチャージ金額は50,000円~100,000円でしたので、このままのペースならば10,000ポイントクリアは特に問題ありませんでした。

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