青森県龍飛崎は車もバイクも通れない日本唯一の階段国道を歩ける場所

津軽海峡冬景色歌謡碑引き
フリーパス青森・弘前八戸・下北

青森県弘前市から国道7号線と共用部分を含めて、五所川原を経由して津軽半島最北端まで車も通れる一般的な国道339号線なのですが、急に道路が狭くなったところで国道が階段になってしまい、車はもちろんバイクや自転車も通れなくなる基本唯一の「国道」をご存じですか?

国道339号線の青森県外ヶ浜町の「龍飛崎」付近では、階段国道という愛称も付いていて日本唯一ということもあり珍しさと、演歌歌手の石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」の記念碑も設置されている場所で、晴れている日には対岸の北海道も見ることができる青森県の人気観光スポットです。

また、車が無くても電車とバスで行くことができるので、日本唯一の階段国道がある「龍飛崎」を訪れてみてはいかがですか?

目次

龍飛崎と階段国道たっぴさきとかいだんこくどう

青森方面から津軽半島を北上して国道339号線の海沿いの道を進み、立ち寄った青函トンネル記念館からさらに北上すると左側に観光バスも多数止まれるほどの大きな駐車場に到着します。

津軽海峡冬景色歌謡碑

津軽海峡冬景色歌謡碑と風の岬
津軽海峡冬景色歌謡碑と風の岬

駐車場から国道339号線を横断すると人だかりでみなさん順番に記念写真を撮っている石碑が見えますが、テレビでもおなじみの有名な「津軽海峡冬景色歌謡碑」がここ龍飛崎にあります。

津軽海峡冬景色歌謡碑
津軽海峡冬景色歌謡碑

石碑には2番の歌詞が刻まれていて、赤いボタンを押すと大音量で津軽海峡冬景色の歌が流れるので、歌を聴きながら歌詞にある龍飛崎の景色を眺められます。

津軽海峡冬景色歌謡碑からの景色
津軽海峡冬景色歌謡碑からの景色

すぐ真下には龍飛漁港、左の建物は階段国道の途中にあり今は使われなくなった龍飛中学校跡地、そして津軽海峡の奥には北海道を見ることができます。

6月中旬で青森県も梅雨入り宣言されていましたが、運良く晴れていて湿気の少ないさわやかな風がとても心地よく気温25度ぐらいのわりには、少しだけ肌寒く感じました。

ちなみに、津軽海峡冬景色歌謡碑の横には立派な案内標識が建っているのですが、歌謡碑だけに音符のデザインなんてセンスありますよね。

津軽海峡冬景色歌謡碑案内標識音符
津軽海峡冬景色歌謡碑案内標識音符

そして観光バスから降りてきた団体の方々が次に記念写真を撮っていたのが、津軽海峡冬景色歌謡碑から100mほど先にある日本唯一の階段国道でした。

なぜ国道なのに階段?「階段国道」

階段国道上部案内板
階段国道上部案内板

津軽半島最北端を通る国道339号線の龍飛崎の一部は、車もバイクも自転車も通ることができず徒歩のみとなる日本唯一の階段となる国道です。

国道と言えば国が管理する道路なので、車が通ることができるように整備するのが当たり前という感覚がありますので、当然ながら国道339号線も全区間車が通ることができる一般的な国道になるはずでした。

もともとは、龍飛漁港から中腹の竜飛中学校を経由して龍飛崎灯台まで狭い坂道で繋がっていて、通学路として使われていたことから整備され階段になり、村道だった狭い坂道は県道に昇格し、さらに龍飛崎の交通網整備の観点から車が通ることができるように改良工事が行われる計画の下、暫定的に階段部分も国道339号線に指定されました。

その後、階段部分の近くに車が通ることができる迂回路完成を機に国道指定を変更しようとしましたが、日本唯一の階段国道が有名になり観光客も多く訪れるようになったことから、変更中止して現在に至っているので私のように有名な観光スポットならば訪れたいと思っちゃうのですね。

階段国道上段入口
階段国道上段入口

階段国道は全部で362段の階段は標高差70m・全長約400mもあり、往復すると最低でも30分はかかりそうとのことなのですが、せっかく来たので階段を下り始めたら、登ってきた人が息を切らして汗だくで疲れ切っていたので今回は歩くのをやめました。

階段国道あじさい名所
階段国道あじさい名所

また、訪れた時は何も咲いていませんでしたが、あじさいが綺麗に咲く場所のようなので7月~9月の咲いている時期に訪れることができたら、今度は歩いてみようと思います。

龍飛崎階段村道
龍飛崎階段村道

ちなみにこちらは、階段国道の右斜め先にある「階段村道」で旧・三厩村(現・外ヶ浜町)の階段で、龍飛埼灯台まで繋がっていますが、先ほどの階段国道とは明らかに人が歩いていないのがわかりますよね。

龍飛埼灯台と渡海三角点

龍飛埼灯台駐車場
龍飛埼灯台駐車場

100mほど登ると広い駐車場「龍飛埼灯台駐車場」に到着し、ここにJR東日本のデマンドバス「わんタク定期便」の停留所が設置されていますので、車が無くても電車とバスで来ることが可能です。

龍飛埼灯台わんタク停留所
龍飛埼灯台わんタク停留所

さらに、お店が1件営業していて店の前にはマグロのモニュメントがありました。

龍飛埼灯台マグロモニュメント
龍飛埼灯台マグロモニュメント

階段村道から龍飛埼灯台駐車場を横断して反対側へ行くと下へ続く遊歩道がありましたが、なぜか通行止めになっていて行くことができませんでしたが、方角的には日本海を望むことができます。

龍飛埼灯台駐車場から日本海
龍飛埼灯台駐車場から日本海

龍飛埼灯台駐車場を少し戻り、この駐車場の名前でもある龍飛埼灯台へ歩いて少し坂を上ると、車を止めている駐車場と津軽海峡冬景色歌謡碑が眼下に見下ろすことができます。

龍飛埼灯台から階段国道など
龍飛埼灯台から階段国道など

階段国道は目で見ることはかろうじてできたのですが、写真だとわかりません。

また、おそらく遠くにうっすらと見えるのは下北半島で、その手前のはっきりしているのが津軽半島の今別付近と思われます。

龍飛埼灯台
龍飛埼灯台

そして龍飛埼灯台についてひと回りしたのですが、なんかイマイチですぐにその先にある広場みたいなところへ進むと景色のいいところへ到着。

龍飛崎灯台渡海三角点(旧竜飛)という場所で青函トンネルを作る際に、正確な位置を調べるために設置された測量地点で左側のベンチの奥にある石柱がその地点です。

龍飛崎灯台渡海三角点(旧竜飛)
龍飛崎灯台渡海三角点(旧竜飛)

石柱を覗いてみると、日本地図と測量している作業員がデザインされています。

龍飛埼灯台渡海三角点
龍飛埼灯台渡海三角点

そして龍飛埼灯台渡海三角点の先にあるちょっとしたお立ち台みたいなところからは、津軽半島の先端にいるので津軽海峡と北海道が一望できますが、ちょっと自衛隊の施設が映り込むのが残念ですね。

龍飛埼灯台渡海三角点お立ち台
龍飛埼灯台渡海三角点お立ち台

もう少し数mほど先へ行けるのでそこからカメラをのぞき込むと、津軽海峡と北海道がアップで見ることができましたが、肉眼ではやっぱり自衛隊の施設が主張しています。

龍飛埼灯台渡海三角点先端から北海道
龍飛埼灯台渡海三角点先端から北海道

そして津軽半島龍飛崎と書いた柱と龍飛埼灯台と記念撮影。

津軽半島龍飛崎の柱と龍飛埼灯台
津軽半島龍飛崎の柱と龍飛埼灯台

来た道を戻り、階段村道を通り過ぎて龍飛埼の「碑の丘」と言われる場所へ移動します。

龍飛崎「碑の丘」

龍飛埼灯台の反対側にある「碑の丘」へは、階段村道を通過して坂道を少し登った先にあり、龍飛崎を訪れた文学人の石碑がいくつか建てられている場所になります。

龍飛崎吉田松陰先生詩碑
龍飛崎吉田松陰先生詩碑

最初に見ることができるのが吉田松陰先生詩碑で、詩碑後ろには津軽海峡と北海道を見ることができます。

龍飛崎龍見橋
龍飛崎龍見橋

さらにその先へ行く途中には龍であしらわれた橋「龍見橋」が架かっていて、龍飛という地名から龍なのでしょうね。

龍飛崎の龍見橋の龍
龍飛崎の龍見橋の龍

近くに寄って龍を見てみると、こう言っては失礼かもしれませんが意外としっかりと作っていて龍押しですね。

龍見橋を渡ると碑の丘に到着し、いくつかの石碑を見ることができひと通り歩いて見て回って駐車場へ戻りました。

龍飛崎碑の丘トンネルじん肺根絶の碑
龍飛崎碑の丘トンネルじん肺根絶の碑
龍飛崎碑の丘佐藤佐太郎歌碑
龍飛崎碑の丘佐藤佐太郎歌碑

新青森駅に10:50に到着してから、奥津軽いまべつ駅・青函トンネル入口広場・青函トンネル記念館と訪れて時刻は15:45、車で新青森駅まで約1時間30分なので極端なことを言えば、最終の東北新幹線には十分間に合うのでどこかにビューーン!ならば無料で往復新幹線に乗車できるので、贅沢なのか貧乏なのかわかりませんが日帰りで龍飛崎観光もできちゃいますので、訪れてみてはいかがですか?

龍飛崎滞在時間

2023年6月14日に新青森駅からレンタカーで訪れて、写真を撮りながら景色を堪能してひとまわり歩いただけでしたが、龍飛崎滞在時間は40分でした。

今回は階段国道を歩いて登り降りしませんでしたが、体力に差はありますが平均往復30分ぐらいかかるそうです。

おススメ度
残念
1
2
3
4
5
満足
波乗りアヒル

実際に訪れた満足度は、天気も良く対岸の北海道も見ることができ観光バスも来ていて混雑していましたが、タイミングよく写真を撮ることができ大満足でした。

アクセス(電車・バス)

【最寄り駅】JR津軽線・三厩駅

JR青森駅からJR津軽線に乗り約1時間30分・990円でJR津軽浜名駅へ行くことができますが、2022年8月の豪雨により線路などの甚大な被害を受けて運休となり、蟹田駅からは代行バスによる運行となっています。

所要時間と料金は鉄道も代行バスも変わりませんが、運行本数が1日3往復になっています。

三厩駅からは「わんタク」や「外ヶ浜町営バス」で龍飛崎まで行くことができます。

【最寄り駅】北海道新幹線・奥津軽いまべつ駅

東京駅から東北・北海道新幹線に乗り約3時間40分・19,310円で奥津軽いまべつ駅へ行くことができ、わんタクやわんタク定期便や外ヶ浜町営バスで龍飛崎まで行くことができます。

【路線バス】わんタク・フリー乗降区間

わんタク
わんタク

JR東日本盛岡支社が地元自治体と協力して運行開始した「デマンド型バス・タクシー」で2024年3月まで実証実験として運行されて、代行バスが3往復しかないので、その隙間に3往復運行しています。

JR蟹田駅~奥津軽いまべつ駅~龍飛崎まで運行され、予約して利用する「わんタク」と予約なしで利用できる「わんタク定時便」どちらも利用できます。

観光客も利用できるわんタクやわんタク定期便を事前予約するとフリー乗降区間内なので、龍飛崎まで直接行くことができます。

1回乗車500円で利用でき、「大人の休日俱楽部パス」や「青春18きっぷ」の有効日ならば、300円で利用できます。

また、龍飛崎と三厩駅を結ぶ「外ヶ浜町営バス」も運行されていて、約30分・100円で、龍飛崎まで行くことができます。

時刻表

アクセス(マイカー・レンタカー)

新青森駅から国道280号線で約1時間20分・65㎞ほど、青森空港からならば約1時間50分・約85㎞で、龍飛崎に到着します。

駐車場

龍飛崎の駐車場が無料で利用できます。

お得なフリーきっぷ

2022年の台風被害でバスによる代行運転になっている蟹田駅~三厩駅も利用可能で、青森県内のJR線と青い森鉄道が乗り放題なる「あおもりホリデーパス」が便利でお得です。

また、ETC限定ですが東北エリアの高速道路が首都圏発着で乗り放題になる「東北観光フリーパス」を利用すれば車でもお得になります。

竜飛埼・階段国道基本情報

住所青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜
営業時間いつでも可
料金無料
公式サイト青森県観光情報サイト
駅からバス蟹田駅からバス利用可

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