やはりJALカードSuica選ぶと新プログラムに不利な原因と理由

JALマイルで帯広

2024年1月から「JAL Life Status プログラム」が開始され、JAL便に年間50回以上搭乗することができない人の為にもJALグローバル会員(JGC会員)になることができる新プログラムが発表され、ネット上では改悪だという意見と好意的に見る意見が見られます。

今回のステータス判定の改定で従来通りJAL便に乗る回数を増やすことで、空港ラウンジの利用や預けた荷物が優先的に返却されるサービスなどが受けられるのですが、そんなに乗る機会ってありますか?また増やせますか?

波乗りアヒル

私の答えは無理です!

そこで、2004年に初めてJAL便に搭乗した時に「JALカードSuica」を申し込んだのですが、マイルが貯まりにくいブランドだと気づいたので、4年後の2008年に「JAL Mastercard」にブランド変更して、あとで失敗したなあと思った理由と共にご紹介します。

あくまでも今回のお話は「JAL Life Status プログラム」でJGC会員を将来目指す場合には「JALカードSuica」は向いていないだけであって、入会した当時はJGC会員なんて知らなかったのでとても便利に満足していたことだけは真実です。

目次

JALカードSuicaは1枚だけど2枚?

良かった点

2004年に初めてJALカードを作る時にたくさんあるJALカードのブランドの中から「JALカードSuica」を選んだかというと、答えは簡単です。

波乗りアヒル

飛行機チェックインも電車の改札もカード1枚でタッチするだけで乗れる!

え?何言っているの?と思うかもしれませんが、2004年当時にはスマホはまだありません。

そこで当時はパソコンで「事前ウェブチェックイン登録」を済ませておくと、「JALカードSuica」に搭載されたICチップで飛行機もSuicaで電車もタッチして乗れるなんて言うのは画期的でした。

さらに、貯まったJALマイルとビューポイント(現:JREポイント)が相互に交換できたので、JALマイルからSuicaへチャージなど他のJALカードではできないメリットです。

参考までに

実用的に同じカードが東急電鉄系「TOKYU POINT ClubQ」と、小田急電鉄系「JALカード OPクレジット」が選択肢としてありましたが、私自身がこれら私鉄系とは縁が無いエリアなので自動的に「JALカードSuica」を選びますし、3種類共に20年経った今でもJALカードとして選ぶことができます。

不満な点

まず、請求が2か所から別々に来るという点で「JALカードSuica」を普段利用すると、JALカードからの請求が届くのは分かるのですが、JR東日本での利用や関連施設での場合は「ビューカード」としての利用となってしまいます。

波乗りアヒル

当然請求が別々なので支払日も別々になるのはあたり前ですよね。

また、先ほどJALマイルとビューポイントが交換できるとお話ししましたが、察しがついているとは思いますが「JALカードSuica」を利用すると利用金額全てJALマイルが貯まらずに、ビューポイントと分散してしまう点です。

それでも、4年間使い続けた理由は請求や分散されるマイルやポイントよりも、タッチ決済がとても便利という点に尽きます。

JAL Life Statusプログラムに不利

通常はJALカード利用分はマイル換算されるのですが、お話しした通りJALカードSuicaはJR東日本関連で利用時にはビューカード利用分として扱われるので、マイル加算対象外になります。

その為に同じ金額を利用したとしてもJALカードSuicaの方が、貯まるマイルがどうしても少なくなってしまいますので、「JAL Life Statusプログラム」に不利になる原因です。

私の場合、JALカードSuicaからJALカードマスターカードに変更したおかげか、20年JALカードを利用していたので、もし当時から「JAL Life Status プログラム」あったら1,500ポイントの基準に達しているので、飛行機にほぼ乗らずにJGC入会基準に届いていましたので、もし迷っていたら決断できる材料だと思いますよ。

2024年1月開始の「JAL Life Statusプログラム」でのJALカード活用経験の詳細につきましては、「JALプログラム変更で修行なしでJGC会員になれる年数とメリット」ページをご覧くださいませ。

波乗りアヒル

もちろん「JAL Life Status プログラム」に興味が無ければ、1枚のカードで両方使えて便利なのでJALカードSuicaもおススメします。

なぜ?JALカードSuicaは対象外

2004年から利便性の良かったのでJALカードSuicaを使い続けていましたが、JALカードSuicaは対象外という新たなサービスが2008年に始まりました。

JMB WAON開始

それはJMB WAONやモバイルJMB WAONで、JALカードでチャージしたWAONで支払う事ができるようになったのですが、JALカードSuicaは対象外という残念な事態でした。

JALカードSuica以外からはJMB WAONチャージする事でJALマイルが1%還元され、さらにJMB WAONを使うとJALマイルが0.5%さらに還元されるだけでなく、ボーナスマイルも付く商品があるので、すごく損した気分になりませんか?

波乗りアヒル

このJALカードからJMB WAONチャージの1%マイル還元も2024年3月31日で終了になることが発表されていますので、もしかしたらJALPay推進へ舵を切るのかもしれませんね。

2023年11月7日にリニューアルしたJALPayのキャンペーンやマイルの貯め方などは「JALPay大化け!auPayチャージ利用でJREもポイント6重取り」ページに記載していますので、参考にしてくださいね。

こんなJALカードSuicaは対象外という仲間外れ的な側面もあったので、JALカードマスターカードに切り替えたという経験があり、今ではとてもよかったと思っています。

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